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クロームブックっていう新しく市場に出てきたパソコン
クロームブックっていう新しく市場に出てきたパソコン、 簡単に言うとなにが売りのパソコンなんですか?
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- vaidurya
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ChromeOSの本質は、米国での普及を牽引した機能 端末に保存せず、端末の設定破壊が起きにくく 大量の端末を、一括管理できる機能などにあると言えます。 コンピューター業界は、ごくごく最初の段階で 専用の空調の聞いた建物が必要なほどだった時代に それにつながった、端末を多くの人が交代しながら利用するものでした。 それが、複数の端末を使うようになり その後、パソコンの市場が成立し さらに時代が進んで、パソコンがサーバーコンピューターを利用するようになったり リモートアクセス技術の革新が、応用性を広げたり サーバークライアント方式のシステムと ローカルで完結する方式のシステムが、交互に生まれ育ってきたと言われています。 そのサーバークライアント方式の仕組みは クラウドコンピューティングとして広くPCからも利用されていますし クラウドコンピューティング専用の端末として生まれたのがChromeOSです。 そのため、クラウド側のアカウント管理によって 同じ人が、同じID(アカウント)で利用するなら どの端末でも、同じ環境で自分の仕事を再開できるといった仕組みがあります。 言い換えれば、Chromebookが壊れたら、代わりを借りて 普段通りの作業ができてしまう。こういった柔軟な運用が実現したことで 大規模な事業所や、教育機関において、大きな合理化が期待され採用されたわけです。 そういう流れで、知名度が高くなり 米国では、300ドル以下のカテゴリーのPC販売のうち 2割以上を占めると報道されています。 こういった新興の勢力に対抗するために MicrosoftはWindows8.1 with Bingのような超低価格での供給をはじめ PCの低価格化は、急激に進み、Chromebookとの価格は大差無くなりました。 ただ、東芝が米国ではフルHDのChromebookを販売していますが http://www.amazon.com/dp/B015806LSQ/ 12%引きの$379.99という価格が出ています。 13.3インチフルHD液晶(1920x1080),Core i3-5015U,4GBメモリーでこの価格です。 日本国内では、たとえば東芝のkakaku.com限定モデルの例で http://kakaku.com/item/K0000810009/spec/#tab 15.6インチHD液晶(1366x768),Core i3-5015U,4GBメモリーで64200円です。 5,6万円でフルHD搭載のノートPCは、日本市場では ほとんど無いものですから、Chromebookの上級モデルは 今も、Windows搭載PCとの価格競争力が強いように思えます。 実際、StatCounterで米国のシェア推移を見ると この数カ月の間でも、ChromeOSのシェアは、より加速を増しています。 といっても、全体のシェアから見ると、非常に小さいシェアで 地に落ちたXPを圧倒するのにも、もう1,2年かかりそうです。 ちなみに米国の場合は、Linux系OSのシェアがもっとも上がった月が3.12% XPのシェアが最も下がった月が3.61% ChromeOSのシェアは、先月までの最高が先々月の1.66%です。 ChromeOSの技術的な背景は、OSSの集合体として成立した Linux系OSと、Google自社製のChromeを組み合わせにあります。 Linux系OSは、部品として、パソコン用OSだけでなく NAS製品,ルーター装置,HDDレコーダー,その他デジタル家電など 組み込みOSとして世界を覆っているLinux系OSを基礎部分に採用しています。 AndroidもLinux系OSを基礎部分に使っていますが もともとLinuxが模倣したUnix系OSで使われていたGUIの技術を Androidは採用せず、ChromeOSは採用しています。 ですから、GUIとしての系統はAndroidとChromeOSでは根本的に違います。 Linux系OSでは、OSSの性質を活かして、使えるデバイスドライバーがあるなら 積極的に、取り込み、標準搭載するという文化が成立しています。 現在では、たいていのPCに、Linux系OSを入れてみると グラフィック,サウンド,LANといった機能が自動認識で普通に使えることが多く XPのクリーンインストールに比べると、非常に手軽になっています。 そういった技術を、ChromeOSは基礎部分に取り入れ 低コストで、安定したGUI基盤を得て、その上でChromeを動かし Chromeの上で、ChromeOSの、そしてChromebookの管理ができるように 管理用のUIを組み込んで、ChromeOSを実現しています。 ですから、ある意味Linux系OSに、Chromeを入れた環境に、近いものではあります。 ただし、ChromeOSに不要なものが省略されているため ChromeOSのほうが、より軽快に、より安定して利用できるという見込みがあります。 実際に、同じハードウェアで比較した事例は見たことがありません。 また、技術的背景がそういうものになっているので、Chromeの ソースコードが公開された部分から、外部でビルドされたChromium Browserというものがあり それをGUIとした、ChromiumOSというものも作られています。 こういった他者の開発したソフトウェアを、ライセンスに基づいて 改変し、再編し,配布する自由があるのがOSSの利点で それに支えられLinux系OSが育ち、ChromeOSやAndroidが生まれ、またChromiumOSも生まれました。 そういうわけで、ChromiumOSはLinux系OSの平均に比べて 動作できる機種が限られるという声はあるものの 無償配布されているLinux系OSやChromiumOSは 誰でも、余っているPCや、仮想マシン上で動かす自由があります。 ChromiumOSでできないことが、そのままChromeOSでできないこととは限りませんが どういった概念で、どういったOSが作られたのかは 別にChromebookを買わなくても、それなりに体験できます。 (うまく動かせなくて悩んでいる人もそれなりにいるみたいです) 余談ですが、米国で売られているChromebookは 日本から購入できる場合もありますが 当然英語キーボードですから、日本語環境で使う上では それなりに問題がおきる可能性があります。 そのへんは事前に調査しないとひどい目にあうこともあるかもしれません。 まぁ、慣れれば、日本語キーボードと英語キーボードの両方使うこともできますけどね。 個人的には、Chromebookの、HDD不採用があたりまえの開き直り それによる軽量さや低価格は魅力的なものだと思います。 ただ、持ち歩いてこそのノートPCとしては、モバイルインターネット接続が 通信速度と通信量の問題を抱える現状では、Chromebookは不利なのも事実です。 もし、Dynabook SS3000シリーズのようなChromebookが出たら欲しくなるかもしれませんが 私はそれにKubuntuやXubuntuを入れて動かそうとするかもしれません。 なお、Chromebookには、省電力性に優れるARMプロセッサー搭載のものと 比較的高性能のx86系プロセッサー搭載のものがあります。 後者は、OSの入れ替えに成功すれば、技術的には Windows7などが動く可能性もあるものです。 前者は、KubuntuやXubuntuのようなLinux系OSであれば PC用と同じ構成のOSを導入できる可能性がありますが ARM版の無いWindows7の導入は不可能ですし 8.1や10についても、実質的には無理ということになります。 もっとも、普通は、OSを入れ替える前提でChromebookを購入するよりも ほかに、もっと良い選択肢がいくつかあるんじゃないかと思います。
- bardfish
- ベストアンサー率28% (5029/17766)
ChromeOSを搭載したノートパソコン。 アプリはChromeストアからインストールしたり、クラウドアプリを使用することになります。 AndroidやiOSとは別物です。 ChromeOSはブラウザのGoogle Chromeがベースです。 登場時はバッテリー駆動時間と低価格が売りでしたが、直後に低価格のAndroidタブレットが出てきたので優位性があっという間になくなりました。 今ではWindows8/8.1/10のノートパソコンと同価格帯程度。 3万円前後からですかね。高くても5万円? Googleのサービスを使うのならこれ以上ない親和性が期待できますが、ビジネスで使うには中途半端だし、一般ユーザーが使うにもAndroidがこれだけ普及した今となっては中途半端。 ChromeBookが出たばかりの頃はWindowsノートパソコンは電源が確保できない外出先で使うにはバッテリー駆動時間の短さがネック。その隙間を狙ったいいスペックだと思いますがiPad/Androidタブレットの台頭。 ネットの動画サイトを使うにしても今はFire TV Stickとかスティック型PCがあるので・・・ まぁ、選択肢の1つとしてあってもいいとは思います。 一時期購入を真剣に考えましたからww
- kimamaoyaji
- ベストアンサー率26% (2801/10379)
4年前からあるので別に新しくも無いですが、スマフォやタブレットのアプリが使えると言う点が売りです。 また低スペックのPCスマフォと比較したら普通のスペックなのですが(消費電力を押さえなければいけないスマフォでは電力を食わせてスペックを上げることは出来ない、一方コンセントから電源を取れるクロムブックなどはその辺りの問題が無い。 つまりそこそこの性能が低価格で変える、しかもアプリは豊富で、価格も安い、MicrosoftOfficeなどアンドロイドでは無料です。 他にもアプリの中心は百円台、高価なものでも2,3千円位と非常にリズーなブルなので海外で人気がありますが、日本ではカタログスペックが低いため人気が無く販売されなかっただけです。