イリエワニは汽水域に生息するワニで、海水の耐性はかなり強いので、流れ着いた可能性はありますが、現状として生息はしていないと思います(オーストラリア北岸でも発見例がある、八丈島で発見されたのは潮に流されてきたのだろうという見解)。
ただ、西表島の浦内川の上流には、巨大なワニが生息していたという伝承があるそうです。
更新世(280万円前だったかな)の地層からはワニの化石がでているので、それが能登のちまで生き残っていた可能性は否めないです(シーラカンスの例もありますし)。
因幡の白ウサギのワニを例に出している回答がありますが、
これはワニなのかサメなのかははっきりしていません。
ちなみにワニはサメの古語です。
また、爬虫類のワニを古代にワニと呼んでいたかどうかも分からないです。
ただ、古事記は各氏族の古い記録をもとに編纂されているので、大陸から渡ってきた人たちの伝説や神話などを取り込んでいる可能性がかなり多く、アジア圏(特に東南アジアや南アジア)に多くある、サルがワニをだます等の話が元になっているのかもしれません。
中国の殷だったか夏だったかに、龍を使役する氏族というのがいたそうで、この龍がワニだったのではという見解もあるようです。
お礼
そうですか。やはり、現状では居ないでしょうね。居たら、もっと話題になってますからね。それと、八丈島に流れ着いたというのは、始めて知りました。そんなことがあったんですね。それにしても、大海を流されているときは、ワニと言えども生きた心地?がしなかったでしょうね。ありがとうございました。