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ディジーガレスピーに詳しい人いらっしゃいますか?
1971~72年ごろに聴いた、亡くなったジャズトランペッター、ディジーガレスピーの曲の曲名を知りたいのです。ビッグバンド(だと思うのですが・・)をバックに非常にエモーショナルなプレイを聴かせてくれる演奏時間8分~15分くらいはあったような少し長い曲でした。FMのエアチェックでテープに録音し繰り返し聴きましたが曲名が確認できませんでした。その後何枚か彼のCDを買って聴きましたが、その曲は入っていませんでした。1972年ごろに聴いたのですから当然それ以前の曲ということになりますが、1950年代のバップの時代のものではないような気がします(1960年代から1971年頃の曲のような気が・・)。確か、エアチェックをしたときFM番組で解説していた故油井正一さんが、ガレスピーが恋人のために作曲したものだとか言うお話をされていたような覚えがあります。長い間探しています。よろしくお願いします。
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追加のご情報ありがとうございます。 >オークションはいつも見て探してますが、それらしきものは出品されていない様な・・。 代表的なディスコグラフィに載っていませんので、むべなるかな、かと思われますですね。 演奏時間の長さから考えても、放送局のテープの可能性が高そうですね。但しCD時代になってから海賊版で色々出ているかもしれません。 前回うっかり書き忘れてしまったのですが、私もロレイン収録のアルバムは持っていないので、ロレインがどんな曲か大変おはずかしながら知らない状態です。 ビッグバンドでは、前回書いた69年ソリッドステート録音、 コンボでは、1959年2月17日ヴァーヴMGV8328が初録音のようです。 pジュニアマンス gレススパン bサムジョーンズ dsレックスハンフリーズ cgaポテトバルデス その外に、「ママブルース」(別名Mrs.Dizz)というのが1952年4月6日パリでブルースターレーベルに録音されているのがあります。 12小節の曲だったらこちらかもしれないですね? しかし、油井先生が「ヨメさん」と言わず「カノジョ」とはっきり解説で言明されたのであれば、表向きはロレイン夫人一筋で行ったガレスピーですので、結婚前の遊んでいた時代の作曲か、もしくはこっそりとタイトル名だけでは容易に見抜けない浮気タイトルだったのでしょうか(笑)謎は深まるばかりですね。
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- martin1955
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ご質問がまだクローズされていなければ、幸いです。私(52歳男性)もガレスピーの同じような曲をずーと探していましたが、本日、さきほどやっとNET上で下記のサイトを探し出すことができました。3枚の最後にある「JAZZ FOR A SUNDAY AFTERNOON]というアルバムがそれです。昔、レコードで持っていたのですが、CDの時代になり、手放してしまいました。CDで存在するかどうか不明ですが、これから探してみます。 http://www.alonetogether.jp/newpage10-jazz.htm 1967年10月、ヴィレッジバンガードでのジャムセッションの記録です。 ジャムセッションで乗りに乗って演奏しています。レイ・ナンスのバイオリンもさえています。[LOVER COME BACK TO ME ]という曲がお探しの曲ではないかと睨んでいますが、いががでしょう。 エモーショナルに加え、非常にエキサイティングなアドリブが聴けます。もし違っていたらごめんなさい。ご参考まで。(YUKIO SUGANUMA様に敬意を表します。)
お礼
ありがとうございました。 やっと曲名がわかりました。 「LORRAINE」という曲でした。 この曲にも、さまざまなバージョンがあるようで、数枚注文致しました。 ありがとうございました。
- altosax
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このokweb/教えてgooでは、他にもたくさんジャズトランペットに詳しい方々が活躍されているのですが、なかなかこのガレスピーのご質問には食いついてくれないですね・・・。 悔しいですが、やはりこの辺も日本でのガレスピーに対する認知度の表れということでしょうか・・・。 エライヒトだけど、のめりこまないねえ、という意見を伺うことがありました。 大変申し訳ございませんが、私もレコードは3~40枚ぐらいしか買いませんでした。 >あのビッグバンドは、思い返してみると「ドン・セベスキー」のような気もしてきました。 >ウエス・モンゴメリーのバックをやってたバンドですよね。 はい、ドンセベスキーはウエスモンゴメリのイージーリスニングジャズの先駆的なビートルズ作品集などでストリングスも入れた華麗でソフトな編曲で伴奏オーケストラを提供した、あの人です。 ご質問の長時間録音の「ガレスピーのオーケストラ演奏」でも、ストリングス入りでしょうか? もしそうであれば、ソリッドステート盤か、同編成での長時間演奏のラジオ局独自録音音源(公開リハーサルやコンサートライブ等)の可能性が高まりそうですね。 まだジャズに大衆的な人気があって、なおかつ放送用音源に苦心していた初期のFM放送であれば、海外の放送局と業務提携して、海外局が収録したテープなどを放送した可能性もあるかもしれませんですね。(穿ち過ぎかもしれませんが) >死ぬまでには1度でいいから必ず聴きたいのでaltosaxさんの情報を参考にして探し出したいと思ってます。 中古屋さんやネットオークションなどでソリッドステート盤が手に入れば、そこから次の展開はかなり目処が着くのではないでしょうか?(ドンセベスキー指揮のロレインであるか否かがはっきりしますので) >ガレスピーが1969年9月に来日したときは、早朝のテレビの生バラエティ番組に出て演奏していたのを思い出します。 >あの膨らんだほっぺを生(?)で見ることができたのは幸せでした。あのときが私にとってのジャズとの出会いでした。 それは羨ましいですね。 丁度その頃、ジャズ評論家総出の「ジャズの歴史」というコミック小番組をご覧になりましたでしょうか? シカゴジャズ編のアルカポネ役が油井先生、バップ編のガレスピー役がいソノてルヲ氏、というものでした。 私はe-storeさんよりもずっと年少ですので、その頃やっと小学校に入りました。 ガレスピーの生ステージを初めて見たのは78年モンタレージャズフェスティバルinジャパンの時でした。 この時、パーカー生まれ変わりの天才高校生、として一緒に来日ステージに立ってラバーマンを演奏したマットハキングーブが、メイビスリバースの息子だということを10年以上後になって知った時は、何だか得をした気がしました。 >altosaxさんは油井正一氏と懇意にされてたようですが、やはりお人柄のよい方だったのでしょうね。 笑顔がとてもすてきでした。 ジャズメンにはいろいろ公共の電波ではお話しがきない逸話がいっぱいありますので、そういう放送できなかった続きをいろいろ伺えたのは何物にも代え難い私の体験財産だと感謝いたしております。 >ハンドルネームのとおりアルトサックスを演奏されるのでしょうか? >それにしてもほんとによくご存知ですね。 事情があってジャズからはもう足を洗いましたので、専門家、と名乗ったのは詐称になってしまったかもしれません。 どうかお許し下さい。 ガレスピーに関しては、この程度しか知らないのが正直な所です。 早く、他のジャズに詳しい皆さんが助けてくれると嬉しいのですが、これだけ待っても助けてくれないところを考えると、やはり日本ではガレスピーの本当のことを熟知している人は少ないのかもしれませんですね。 ネットでも他にいろいろ掲示板がありますが、それでも埒が開かないようでしたら、「季刊ジャズ批評」の編集部へ手紙を出してみてはいかがでしょうか。(書店でお買い求めいただくと巻末に編集部住所が載っています) 編集長は若くして世界でも指折りのガレスピー研究者として著名です。 大変に多忙な編集長から直接に返事を頂くのは難しいと思いますが、読者を大切にして大変丁寧でおやさしいお人柄で有名な社長(女性の社長です)がお返事を下さるかもしれません。 35年前の感動を頼りに真相を掴みたい、というe-storeさんの熱意にきっと涙を溜めて感動してくれること思います。
お礼
いつもほんとうにありがとうございます。 ガレスピーは、当時ジャズ界にはびこっていた麻薬を撲滅するためのリーダーシップを執っていたような人で、そのまっとうな温かい人柄が音楽にも表れているような気がするのですが、日本のジャズファンにはジャズにそうしたものとは違った価値を求める人が多いのでしょうか。 この曲のバックにストリングスが入っていたかどうかということですが、私にはバイオリンとかの音色が聴こえてこなかったような気がします。ということはバックバンドはセベスキーではないのかも・・。でも、これも定かではありません。 オークションはいつも見て探してますが、それらしきものは出品されていない様な・・。 媒体を片端から買って聴いてみることも考えましたが、そのようなことが出来る経済状態でもないですし。 >丁度その頃、ジャズ評論家総出の「ジャズの歴史」というコミック小番組をご覧になりましたでしょうか? そのような番組が放送されていたとは知りませんでした。いソノ氏も出演されていたとか。さぞ面白い番組だったのでしょうね。 たぶん広島県では放送されていなかったと思います。 なにしろ当時、広島に民放は2局しかありませんでしたから。 altosaxさんはガレスピーの生演奏を聴かれたのですね。 うらやましくもあり、それはもう叶わないこと思うと残念でもあります。 お教え下さった「季刊ジャズ評論」の編集長様ですが、向こう様にはご迷惑でしょうがCDに私の鼻歌か口笛で旋律を録音して(はたちのころジャズピアノやりたくてピアノを数年間習いましたが今はぜんぜん弾けませんので)送らせていただこうかなと思っています。 参考になる情報、ほんとうに感謝しております。
- altosax
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補足情報をどうもありがとうございました。 「ロレイン」のビッグバンド録音がみつからない、と#2で書いてしまいましたが、 *1969年8月18日~19日にかけて *ニューヨークで録音された、 *ソリッドステートレーベルSS-18061 という番号のレコードで、ドンセベスキーのオーケストラにガレスピーが「お殿さま」として乗ったものがありました。 しかし、これは10曲入りのレコードですので、前提条件としての演奏時間8分~15分という可能性は極めて低い物ですので、どうやらお探しの曲は「レコード化されたロレイン」ではなさそうですね・・・。 当時NHKやFM東京では、来日ジャズメンのステージをよく録音して放送しましたので、その可能性を調べてみましたが、69年の9月と、71年の10月に、いずれもニューポートジャズフェスティバルイントーキョーの一員として来日したものの、どちらもコンボでした。 演奏時間が非常に長い(収録曲数が少ない)レコードでのビッグバンド作品には、ロレインが入っているものはやはりありませんので、(将来お蔵入りテープが発掘されてくる可能性はありますが)これはなかなか探すのが難しそうです。 露骨に女性の名前がつけられたタイトルではないのかもしれないですね。 また場合によっては、ガレスピー自身のリーダー作ではなく、別のオーケストラにfeaturing soloistとして招かれた録音かもしれないですね? 油井先生の元気な時であれば月例会で直接聞くことができたのですが、それもかないません。 そこで、エリントンやパーカーのような派手に浮いた女関係の噂はあまり聞かないガレスピーが恋人のために特別に作曲したというエピソードが手がかりになりそうですので、彼の人となりを垣間見ることの出来る日本語の資料として、 音楽の友社発行 「ジャズマスターズシリーズ第三巻ディジーガレスピー」 という1センチぐらいの読みやすい単行本が昭和60年に刊行されました。 申し訳ありませんが私はガレスピーの巻は買わずにおりましたが、広島市の図書館にはかならずあると思いますので御一読されてはいかがでしょうか。 この本は当時でビューしたばかりの女流評論家中川ヨウさんが翻訳して、油井先生が「監修」したことになっているのですが、誤訳やカタカナ書きの慣例化された人名表記などがあちこち間違っていて、10ページに1度ぐらいずつ笑えます。 誰か、ほかに知っている方に助け舟を出してもらえるとうれしいですね。
お礼
たびたび本当にありがとうございます。 あのビッグバンドは、思い返してみると「ドン・セベスキー」のような気もしてきました。 ウエス・モンゴメリーのバックをやってたバンドですよね。 いろいろ参考になる情報とてもありがたいです。 死ぬまでには1度でいいから必ず聴きたいのでaltosaxさんの情報を参考にして探し出したいと思ってます。 ガレスピーが1969年9月に来日したときは、早朝のテレビの生バラエティ番組に出て演奏していたのを思い出します。あの膨らんだほっぺを生(?)で見ることができたのは幸せでした。あのときが私にとってのジャズとの出会いでした。 altosaxさんは油井正一氏と懇意にされてたようですが、やはりお人柄のよい方だったのでしょうね。ハンドルネームのとおりアルトサックスを演奏されるのでしょうか? それにしてもほんとによくご存知ですね。 これからもよろしくお願い致します。
- altosax
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>コン・アルマは好きな曲ですが、それではありません。 そうでしたか、お役に立てず済みません。 では、おさがしの曲は、 >【1】ビッグバンド(だと思うのですが・・)をバックに非常にエモーショナルなプレイを聴かせてくれる【2】演奏時間8分~15分 【3】コンアルマのような短調ですか?それとも逆に陽気な長調ですか? 【4】また、テンポはどれぐらいの速さでしょうか? スロー/ミディアム/アップテンポ/超アップテンポ、程度のことが判ればうまくいけば何とかなるかもしれません。 >これは【5】レコード化されたものと思います。 >'73年頃にFMでまた聴きましたから。(このときも曲名は聞き逃しました) これは有力な情報ですね。レコードになっていれば、「ディスコグラフィ(discography)」で調べる事ができます。 私が持っているのは本として出版された「ウォルターブリニンクス」というディスコグラフィで、このModern版のほうにガレスピーが載っているのですが、なにぶんにも人間のすることですので、時々ミスプリントではない完全な間違いや欠落があって自分で直しながら使っています。 上記の 【1】ビッグバンドで、 【2】演奏時間が長くて、 【5】レコード化されていて、 ということまでわかっていますが、これに、 【3】短調・長調の別 【4】演奏テンポの速さ あと、できればステレオだかモノーラルだかがわかりますでしょうか? 【ガレスピーが恋人のために作曲した】というので行けば、本当に結婚したロレイン夫人の名前をそのままに曲名にした[Lorraine]があるのですが、ビッグバンドでの録音がみつからないので別のものかと思うのですが、しょっちゅう色々な女性に捧げ物の曲を作ってレコードに証拠を残してしまう他のジャズメンに比べるとガレスピーの場合奇人で有名でしたが、そういう手当たりしだいな女性に捧げた曲は少ないので絞り込みができるかと思います。 だれか他のジャズに詳しい人にも是非、助け船を入れてもらえるとうれしいですね。
お礼
本当にありがとうございます。 こんなに詳しくお調べいただいて、恐れ入ります。 【3】短調・長調の別でいえば、これは短調だと思うのですが、前にも書いたようにとてもエモーショナルな演奏なので、暗さはみじんも感じられませんでした。 【4】スロー/ミディアム/アップテンポ/超アップテンポ このなかではアップテンポが一番あてはまるのではないかと思います。 録音はステレオだったと思うのですが、定かではありません。 明確な情報が少なくて申し訳ありません。 私はこの曲こそがガレスピーの代表作といえる作品であり演奏だと思っているのですが、なかなか見つけ出せないので不思議に思っています。 パッションとエモーションに満ち溢れた名演です。この一曲で、ガレスピーが私の中でビル・エバンスやコルトレーンを押しのけて最高の存在となっているのですから・・(長く聴いていないことで記憶の中で美化されているとは思えません。今でもそのメロディーを口ずさむことができます) 私は広島の片田舎に在住していますので、 情報をいただければ、とてもありがたいです。 「ロレイン」については探して聴いてみようと思っています。 ところで油井正一氏については、彼の著作も読みましたが、滋味あふれる解説がもう聴けないのは本当に残念ですよね。 長くなりましたが、よろしくお願い致します。
- altosax
- ベストアンサー率56% (473/830)
私も70年代に油井正一先生のおかげでジャズの道に入る こととなりました。 もしかしてそれは、Con Alma(舞姫を侍らせて、という意 味だそうですが)ではないでしょうか。 FM放送のエアチェックですと、レコードなのか、レコー ドにはなっていないライブの放送だったのかわかりにく いですね? レコード化されて一旦発売されたものであれば、ディスコ グラフィで調べることができますので、年月が60-70年代 ということまでわかっていれば、あとは断片的でも共演者 がわかれば、特定できると思いますので、補足のご協力を いただけませんでしょうか?
お礼
お久しぶりです。その節はお世話になりました。様々な貴重な情報をいただきました。 ひょんなことから曲名が判明致しました。 「LORRAINE」でした。 この曲にも、色々な演奏・テイクがあるようで、何枚かCDを発注したところです。 感謝しています。ほんとうに、ありがとうございました。
補足
ありがとうございます。 私「教えて!goo」はじめてでよくわからないのですが、 2度ほど補足とかお礼を投稿しても、表示されないのです。 回答をくださった方に届いているのかどうか、さっぱりわかりません。 操作法に問題は無いと思うのですが・・。 でも、とにかく同じ内容の「補足」を今一度書き込んでみます。 コン・アルマは好きな曲ですが、それではありません。 これはレコード化されたものと思います。 '73年頃にFMでまた聴きましたから。(このときも曲名は聞き逃しました) 共演者は全くわかりません。 よろしくお願いします。
お礼
いつも本当にありがとうございます。 >コンボでは、1959年2月17日ヴァーヴMGV8 328が初録音のようです。 >pジュニアマンス >gレススパン >bサムジョーンズ >dsレックスハンフリーズ >cgaポテトバルデス >その外に、「ママブルース」(別名Mrs.Dizz)というのが1952年4月6日パリでブルースターレーベルに録音されているのがあります。 お教えいただいたこれらの曲も調べてみようと思いますが、私が探しているその曲は、思い起こしてみるとどうもやはりモダンな感じがするのです。1950年代にあのような曲はなかったような・・ いろいろ面白いエピソードも交えてご教授いただき、ありがたく、また参考にもなります。 ガレスピーの真の人物像も知りたくなってきました。 これからもあきらめず探していこうと思います。