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描画ソフトを使うためのPCのスペックは?
高1の娘がいるのですがデザイン系の学科なのでイラストソフトを使ってアニメなどを書いてみたいと言ってきたので、古いノートパソコン(東芝ダイナブックのCeleron1.4Gで画面は15インチくらいです。)にbambooというペンタブを買ってきて使ってみました。ソフトはAzPainter2を入れてみました。使い方がよくわからないのすが線が粗いのでいろいろ調べた所Inkscapeが線が綺麗そうなので入れてみました。 使い方は徐々にならっていこうかと思うのですが、ふと思ったのがこのハード構成でどのくらいのものが書けるのかわかりません。全くの素人なのでどなたか教えてください。
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私も最近になって、 趣味で3Dモデルのデザインなどやってみようと思い、少し調べました。 コンピュータ自体は30年くらい前からやってます。 高校時代にゲームソフト開発のアルバイトからはじめ、今はIT企業で管理者です。 絵は父親の影響もあって、高校までは水彩・油絵、コンピュータをはじめてからは、 CGですね。 当時はグラフィック・ソフトを自作しておりました。 仕事で3D系の業務用ツールをPJ内で必要となり、購入したことがあります。 ということで、かなり古い基礎知識をもとに、現代の流行とかに追いつこうと調査中ですw 現在の環境については、No.1さんのお答えのとおり、 Windowsとしての動作が不安(OSが古くセキュリティ上危険かも)なので、 今売られている6万円台くらいのデスクトップマシンに入れ替えて、Windows7以降にする としばらくは大丈夫に思えます。 (そのままでも、フリーソフトを使って遊ぶくらいならOK。ただし、結構感染します) ご質問のお答えとしては、No.2さんの答えが充足しているかと思います。 もうご存知なのかもしれませんが、 PC上でCGイラストを描く場合に、 「自分が何に取り組むことになるのか?」 という基本的なイメージをつかむと良いかと思います。 そこでそれに類した記事を書きます。ご参考にしてください。 参考動画も探しましたので、これである程度雰囲気が伝わると思います。 PCでイラストを描く場合、大別して2種類の方向性があり、 4種類くらいの手段にわけられるようです。 それ毎に、適したソフトがあると考えてください。 そのため、機材とかの値段が変わっていくと言う事です。 1.手書きが得意なので、手書きで殆ど描いてしまって、これを取り込んで仕上げをするタイプ → 漫画家に近い人。手書きで一通り売れるイラストを描ける人がデジタル化に使用 2.下絵(鉛筆による線画)だけ手書きで描き、これを取り込んで線画になおし、 レイヤという機能をつかって塗り分けるタイプ → 流行り始めは、皆こうしていた。同人漫画家で多かった。 3.下絵からペンタブで描き始め、2番目の方法と同様に仕上げるタイプ → 昨今の3Dイラストレータで登場し始めた、4とさほど差が無い 4.下絵も殆ど必要なく、ガリガリと油絵(水彩画)のように塗っていくタイプ → 海外のイラストレータに多いと思われるタイプ ⇒ イラストの彩色技法を知っている人に有利。仕上げがリアルで美麗 下絵は、仕上げ前の参考画でして、どのくらい書き込んでも下絵として扱います。 適当にあたり(紙面上での大きさの配置)を取る人もいれば、 色まで塗る人もいます。 手が早い人は、塗りながら下絵に相当する部分を部分的に描き、 全体を移動しながら、絵全体を頭の中で区分けし、 何枚かの絵を合成するように考えて描いていきます。 このあたりは、参考動画を見るときにチェックしてください。 そのため、 ちょくちょく描いている場所を移動しながら、少しずつ具体化していきます。 1.2は紙媒体を取り込むための機材が必要。 3.4はペンタブが命。ここの機材投資が必要。下絵を描きながら変更していく。 ソフトの性質としては、1.2はレイヤによる塗りわけ機能に拘ります。 元の線を大事にするからです。 3.4では、ペンタッチ、ソフトのペン先のカスタマイズに拘ります。 直接手で縫っていく感覚が大事だからです。 大きく分けて2派に分かれると考えてください。 下絵を塗る派閥と下絵を無視し、塗りながら絵を掘り出していくタイプです。 アニメーション製作の現場では、原画を手で描いていると思われますから、 1.2のタイプになるでしょう。 私はマウスで線を引いてやっていますので、投資機材は一切なしです。 これは下絵をマウスで線を引いて描いているのに相当しますから、 1.2の貧乏人バージョンです。 イラストでプロに進む方は、手の感触を武器にしているようです。 ここが勝負になりますから、これの成長度合いで機材を考える。 早いうちに取り組んだほうが良いとしたら、3.4ですね。 これについて今から決めてよいのかと言う話があり、 そのため答え辛いというのが、No.2さんの言いたいことでしょうか。 高い機材は数百万円くらいになります。 こうした機材は、しっかりと手がプロの動きをする人に与えられます。 まずは、雰囲気をつかむのが大事ですから、幾つか動画を探してみました。 (ただし、 ご質問では、イラストソフトを使ってアニメーションと言う解釈にとれますが、 これは手書きアニメーションを作るとなると、大分系統が違います。 アニメーションを作る場合は、イラストソフトだけでは無理だと思います。 まさにアニメ業界が現在工夫している状態だと思っています。 ちまたで一般に取り扱えるようになったのは、1枚絵のイラストに関してですね) ●手書きのプロ 森薫さんの動画です http://natalie.mu/comic/pp/otoyomegatari https://www.youtube.com/watch?v=Vb5YtWxwBic ●ガリガリと塗っていくタイプの人の動画です https://www.youtube.com/watch?v=z5q_5ov6hDU ●ペンタブに投資した例です https://www.youtube.com/watch?v=S3BgjjQJ7rM ●これが本当なら、これでいいじゃんと思える動画です https://www.youtube.com/watch?v=LOO6WfKNc8U (13万円程度、ただしソフトは別売りと思われる?) AzPainterは私も使っていますが、これは確かに基本となるソフトですね。 ただし、3.4の昨今登場し始めたプロの作成方法では、 ペンタブ+ソフトの組み合わせを探し、自分にマッチさせるのに時間がかかります。 これを見つけ出すことが意外と勝負どころになっているようです。 このノウハウは個人毎に違ったり、秘匿されてしまう部分です。 こういう部分を勉強しようとするには、まったく役に立ちません。 歌のほうでも、 マイク選び、その編集ソフトなどが同じ様なノウハウになっていました。 ですので、 人により絵を完成させるまでの手順が違うのを上の動画で確認してください。 特に手の動きとスピード。迷わないところとか。 つまり仕上げまでの段取りが頭の中にないと、機材を選べません。 また、この段取りが手書きのプロにあわせて作られていることに注意してください。 1.線画のプロ 2.水彩画のプロ 3.油絵のプロ 4.イラストレータのプロ これらは仕上げまでの方法論が違います。ツールがどれかに適しています。 最初に紙でイラストを描ける状態にしておけば、 かならず適合するソフトがあるということです。 結論ですが、 お子様が紙で彩色まで充分にこなれているなら、 早めにタブレット環境に投資をしましょう。差がどんどんつくと思われます。 一つのチェック方法です。 絵画をする人の基本的技能なのですが、 鉛筆で紙に線を引くとき、細かい直線を何本も引き曲線を作ります。 これは、そうとう鍛えないとできません。 こうした部分に自信があり、彩色まで出来るかどうかで投資すべきか判断が変わる ということです。 タブレットはさきほどの手の動きを細かく再現し、良く捉えるものが優秀です。 もともと自分の手がそう動くように鍛えられていない場合は、意味がありません。 次に、グラフィックソフトに投資するかどうかの判断です。 絵のジャンルのどれかに専門的に精通している必要があります。 グラフィックソフトの彩色の工程は、 実際に彩色をする人の専門ジャンルの段取りを捉えて機能が作られています。 絵画では、線画、細密描写、水彩画、日本画、油絵、イラストがあり、 これらすべての作成段階と技法が違います。 高級なソフトは、上記のいずれのタイプにも適応できると言うだけであり、 もともと下地として彩色技法を知らない場合は、全く何も出来ません。 タブレットを使って美麗なイラストにするには、イラスト専門の技法を熟知している 必要が出てくるため、実はその他の絵画分野を得意としている人はできません。 CG作成の段取りが人により違うのはこのためです。 基本となる絵画ジャンルが違うからですね。 これ以外ですと、1.2のやり方が基本です。 下絵を取り込んで塗るというのは、CG製作では基本ですし、潰しがききます。 手書きで彩色まで技能が満ちていない場合は、下絵を取り込んで塗るという方法で、 1.2.のやり方を覚えさえるのが良いでしょう。 いずれも、手で紙にかいてまともなデッサンができない場合は意味がありません。 ここがポイントだと思ってください。 つまり、紙と鉛筆という全くお金がかからない状態の修行が長い。 最後の状態であるならば、今与えた環境で問題ありません。 以上、ご参考に成れば。
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- nnngift
- ベストアンサー率50% (5/10)
ソフトやペンタブを使うのが娘さんなら、娘さんに選ばせた方が良いと思います。 ソフトは使う人の絵柄によって合うものは違うと思いますし…。 一発でこれ、と決めなくても、有料ソフトには1ヶ月無料の体験版(会員登録←無料をすれば完全版を使えたりする)を落として娘さんに使わせてみる、とか。 私は前は慣れるまではBAMBOOとilluststudioを使っていたのですが慣れてくると筆圧の反映などが自分のイメージとズレて来たのでWacomのIntuos pro(二万程度)とCLIP STUDIO PAINT PRO(五千円程度)に変えました。 パソコンはwindows7のデスクトップです。10万円程度でした。 ソフトによってはIntuos proは新しい方なので対応してないのですが(イラストスタジオは非対応だった) 最近のソフトなら対応してます。 私の場合は全部自分で選びましたし、デスクトップPCもペンタブレットもソフトも全部自分の貯金で買いました。中2の頃です。 自分で使うものですから、それなりにこだわりがあります。 また、ペンタブを買わずとも液晶タブレットを買えばアナログと同じ感覚でかけるらしいので、アナログと同じ感覚でかくならそっちの方がいいかもしれません。
お礼
ありがとうございます。参考にさせていただきます。
- neneko_2005
- ベストアンサー率48% (73/152)
アニメタです。 PCは、マイコンの時代から。(苦笑) ドローソフトやペイントソフト まあなんとか・・・は皆さんに同じです。 1枚絵でしょうしレイヤー数もそう多くはないでしょう。 どのみち数年使ったノートは「天寿」が近いです。 まずバックライトとグラボあたりから逝かれると思います。 延命処置的には、学生さんなら基本的にサブ&輸送用ですね。 そして1枚絵ならともかくアニメをやろうとするなら、確定で無理。 アニメソフトはRETASが主流ですしね。(レンダリングはPCに相当な負荷が掛かります) 平たく言うと、こういった作業をストレスなく長時間作業する為には、 モンハンやバイオなどのオンライン3Dゲームが 何のストレスもなくサクサク動くスペックが最低条件です。 廃熱も凄いので、ガタイの良いデスクトップ推奨。 ちなみに、うちのデスクトップは4年前に購入のハイエンドマシンですが、 すでにグラボとディスプレイは2回交換、 HDD追加と交換で都合3台、メモリ全交換1回してます。 文書を扱う仕事と違い、絵や動画・3Dを扱う場合、部品消耗は激しいです。 デザイン科の学生さんなら自分で部品交換できる デスクトップPCを作業用に選択がお勧めです。 部品故障だけで本体丸ごと買い換えたら大変です。 メーカーに修理に出すと、数週間戻ってきません。 部品交換は、自分でするのが一番となります。 当然ですが徐々に、ハード面でのスキルも必要でしょう。 こうなると家電メーカーのサポセンは当てになりません。 ひとつ今も変わらぬ鉄則を。 PCは、「ガタイ」が良いほど「頑丈」で過酷な作業に耐えます。 本体カバーを空けて中がスカスカなほど、廃熱がよく、部品交換も容易い。 ノート<デスクトップミニタワー<デスクトップミドルタワー これは廃熱の関係で、今も昔も変わりません。 買って与えるならGatewayのハイエンドマシン(ミドルタワーの10万程度が目安) かネット直販BTOのゲーミングモデルあたりですね。 同スペックの価格が日本の一流家電メーカーの半分程度で、 しかも、概ね頑丈な作りです。(個体・製品差は多少あります) 「スタイリッシュ」より「質実剛健」なPCを選ぶのがコツです。 参考まで
お礼
ありがとうございます。参考にさせていただきます。
- parts
- ベストアンサー率62% (6366/10151)
AzPainterはソフト自体大したものではないので、それでも十分な性能かと思いますよ。 DRAW系のソフトを使うだけなら、性能はさほど必要ありません。ただ、ビジネスにする目的だったり、3DCGなどもデザインの一環で特定のソフトに限定して勉強するなら、相応のグラフィックスカードが実装された製品が必要となることがあります。また、フルカラーでの作業がある場合は、カラーマネジメントモニター(8万~20万ぐらいの範囲です)を必要とします。 そういうレベルの話であり、一概にこの業界だから一律に性能がこれだけ必要と、求められる訳ではないのです。 個人的な意見を言えば、使用する本人が、これが必要などと思うことがまだないなら、まだPCに投資する時期ではないでしょう。高校生にもなれば、道具の準備において、早足で先回りするのは子の将来にとって、あまり良い手段ではありません。 本当に必要だと本人が思えば、そのときに本人が必要に応じて自分で考えて、先生や友人、親と相談して、欲しいものを買うことになるかもしれませんが、世間一般にそれを聞くと、ややこしい話になります。インターネットはプロもいれば、性能だけに拘る人もいますし、質問者様のお子さんのスキルが見えるわけでもありませんから・・・。だから、もし必要性がどの程度が分からない。学校で使っているソフトを家で使いたいなら、学校で先生などに確認して、同等の製品を買うといった方が良いでしょう。 先に必要な最大の性能を与えてしまうと、自分で必要なものを選ぶ力を失いますので、それをビジネスにして働こうと思っているお子さんだと、勝手に買い与えたり、先に親が製品を知るのは、道具選びができないという致命的な欠陥に繋がる場合もあり、不味いのです。本人が自分の道具を自分の力で吟味し揃える必要があるのです。 一応、最後に本気でその業界の平均水準に近い製品を選ぶと仮定した場合、 仕事として本格的な商用CGやアニメーション製作をする場合のコストは、最低でも30万程度は必要になるでしょう。パソコン本体と、ディスプレイ(デジタイザ一体型だとディスプレイだけで、云十万です)、そしてソフトで、30万~40万ぐらい。ソフトだけで、年ライセンスが10万以上するものもありますけど・・・。 ただ、AzPainter程度なら、さほどプロセッサ性能も描画性能も必要はありません。即ち、扱うソフトと、どこにどのように拘るかによって、投資金額が変動するのです。 AzPainterならAtomでも動作はしますので、そのために買い換えるレベルではありません。 これが、一概に言えない理由です。
お礼
ありがとうございます。参考にさせていただきます。子供とよく相談したみます。
- lv4u
- ベストアンサー率27% (1862/6715)
そのPCは、3,4世代も前のCPUを積んでいるものですね。 描画ソフトを使う以前に、OSであるWin7、Win8がまともなスピードで動作しないと思います。 最近のPCに買い換えられたほうがいいと思います。 デザイン系の学科の人だと、毎日、長い時間使うようになると思いますので、PCや描画ソフトが快適に動作することは大切ですからね。 なお、bambooってのは、素人向けのはず。デザイン科であれば、もう1段上のシリーズを使われたほうが線がきれいではないかと思います。 まあ、才能があれば、線がきれいかどうかなんて、あまり関係ないかもしれませんけど・・・
お礼
ありがとうございます。参考にさせていただきます。
お礼
ありがとうございます。本当に丁寧に説明していただいて恐縮です。時間も使っていただき本当に感謝しています。子供とよく相談します。