どちらもPC3-10600(1333MHz)の240pin DDR3-SDRAM採用で
それが実際には1066MHzで動作するという構成になるようです。
ただし、搭載可能なメモリー量,搭載されたOSの仕様の違いで
すべてを認識できないような状況はおきるかもしれません。
メモリーモジュールは、世代によって、使われるメモリーの仕様が変わっていきます。
DDR3-SDRAMは、SDRAMにDDR技術が導入された後、技術革新で
DDR2,DDR3へと進化してきたもので、仕様としてはDDR5まで存在しています。
一般的にはメモリーコントローラーが、DDR2用DDR3用といったカタチで
特定の世代のメモリーしか対応しません。
それを受けて、メモリーモジュールには、ソケットに識別用スリットが設けられ
スリット位置の違う(世代の違う)メモリーモジュールは物理的に装着できません。
また240pinとは端子数を指し、これはメモリーモジュールの寸法に反映されます。
端子の間隔は、デスクトップ用とノートPC用で約2倍違います。
DDR3の場合はDIMMというソケット仕様ですが、ノートPC用のものは
Smmall Outlineという大きさを示す言葉が付いて、SO-DIMMと呼ばれます。
これにDDR3の中でも、最大速度の違いで、いくつかグレードがありますし
メモリーチップの性能に由来するCLという要素もありますが
動く動かないでいえば、CLはあまり気にする必要はありません。
もっとも、すべての要素において仕様が同じだったとしても
正常に動作しないという現象が、メモリーモジュールでは稀に起きます。
そのため、メモリーモジュールの販売店では
相性保証という保証を用意し
買っていったメモリーが、相性問題で動かなかったという場合に
別製品に交換可能という特別対応を提供することもあります。
お礼
大変参考になりました、有難うございます