ダイオード、トランジスター
高校の物理IBの教科書に載っていたダイオードの説明に関して疑問点があります。
半導体ダイオードに逆方向に電圧をかけると、電子とホールがそれぞれ接合面と逆側に移動してしまうので電流が流れないとのことですが、このときダイオードに電位差はないと思うので、キルヒホッフの第2法則が成り立っていないような気がするのですが。無理矢理解釈すると、N形の側は正に、P形の側は負に帯電しているのかと思いましたが、「順方向に電流を流した時にN形から電子が、P形からホールが接合面へ移動し、電流が流れる」ということから、「N形は負に帯電しているから電池から供給された過剰な電子がP形へ移動する」という逆の考察が出来たのですが。
あと、「ほんの少ししか電流が流れない」と書いてあるのですが、そのわずかな電流はどちら向きに流れるのでしょうか?また何故でしょうか?
また、トランジスターに何十倍もの増幅作用があるのは、エミッターとベース間の電圧が、エミッターとコレクター間の電圧に比べてずっと小さいからなのでしょうか?