内部の扱いやすさは、大きいほど扱いやすいですよ。
ただ、狭い所に設置すると、大きいものは触りたくもなくなります。
うちは、ファイルサーバーPCとして大きめのミドルタワーを据えて
これは極力触る必要が無いように、4wayRAID5と2wayRAID2は
5インチベイ用のフロントアクセスのHDDケージにしてあります。
(5インチベイが8つもあるケースです)
ファイルサーバーがあることによって録画機とメインPCは
2.5インチSSDだけで、光学ドライブも無い最小構成のPCになっています。
録画機はスリムタワー,メインマシンはキューブ型で、共にMini-ITX M/Bになっています。
こういうふうに、偏った構成ができることは自作PCの利点の一つです。
そして、用途に合わせたケースを選ぶことが必然となります。
質問に挙げられているケースは、ショップブランドPCなどでもよく使われるような
平凡なケースで、特徴は全長が短いところということになりますね。
全長が短いため、光学ドライブや5インチベイ用の
リムーバブルHDDキットが組み付けにくい場合があります。
(たとえばうちになるRATOCのキットは奥行きが22cmくらいあります)
ATX電源にも奥行きが長いものが多いので
購入時には寸法を気にしたほうがいいでしょう。
高性能志向で自作PCを組むのであれば
大容量電源と、強力なGPUカードの大きさから
こういった小型設計のケースでは無理が出やすいと言えます。
また一方はIOパネルが脱着式じゃないケースなので
M/Bによっては、端子の位置が合わず
ケースを金ノコで切り開くことになる恐れもあります。
IOパネルの中は、標準化されていないか
誰も標準に適合するつもりなどなく(標準化されていないのかどうかすら知りません)
IOパネル交換を前提にした独自仕様が一般的なようです。
手元にある使っていない5枚の写真を添付しますが
どれも前述のケースのパネルとは違いますし
似ているポートも、微妙に位置が違うようなこともあります。SP/2ポートだけが共通です。
USB3.0端子が無いことも注意点ですね。
たとえばUSB3.0のUSBメモリーなどを多用するつもりなら
フロントのUSB3.0端子が無いのは痛いと思います。
背面IOパネルからUSB3.0ハブに引っ張る手がありますし
3.5インチベイ用の、内蔵型カードリーダー兼ハブもあります。
うちのメインマシンは、肝心のUSB3.0フロントパネルが
不良品で、起動しないという事態になったので
USB3.0対応にこだわるのもアホらしいとも思っています。
お礼
TG08は僕も考えてました。かなり評判がいいケースですよね。 「ネジが面倒クセー」って言う意見を多く見かけますけど、これ値段なりの価値ありますかね? ARC Mini R2って格好いいけど、奥行はこれ以上取れないので無理です。 そこまでの大きさが必要なほどの作業はしない(ゲームはするけど、超弩級スペックが必要は物はしない)ですし。