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【前置き】 作例は「PsE10(Win7)」を使用しましたので「PsCS/CC」とコマンド名が異なる場合があります。 PsE10で作成できる画像なのでPsCS/CCを使用すれば間違いなく同等以上のものを作成できます。 「カフェ・マキアートのハート形」は縦じまの模様から作成し実写のカップに合成して完成としました。 コマンドを実行する作業が主でブラシ機能は殆ど使いません。作成時間が比較的短く難易度は高くありません。 解り易く説明したつもりですが、ハート形の作成手順の部分だけは解り難いかもしれないので画像を添付しました。 【カフェ・マキアート模様の作成手順】 1)任意のサイズで「白紙ファイル」を開きます。カラーモード:RGB (作例は1500X1000px 300ppi) 400X300pxくらいのサイズでも模様の作成はできますが合成には不向きです。 2)「描画色」に黒、「背景色」に白を指定して、「メニュー>フィルター>描画>雲模様1」 ↲ 3)ドキュメントウインドウの任意の高さに選択範囲をつくります。 「ツールボックス>長方形選択ツール」で 横:ファイルの横幅と同じ、 縦:1~10px。 「メニュー>イメージ>変形>自由な形に」 選択範囲のバウンディングボックス中央のコントロールポイントを天地いっぱいにドラッグして 絵柄全体を「縦じま模様」に変えます。(添付画像:左上、ドラッグ中の状態) 右クリック>「選択を解除」 ↲ 4)ハート形の左半分をつくります。 「メニュー>フィルター>変形>渦巻き」 ↲ グルグル巻きの渦巻きではなくて巻き始めの形状を使いたいので設定角度は「130」前後。 (添付画像の右上:中央下にハート形の左半分) 5)「ツールボックス>長方形選択ツール」 で ドキュメントウインドウの中心から左半分を選択。 ドキュメント上で右クリック>選択範囲をコピーしたレイヤー>自由変形>レイヤーを左右に反転 (添付画像の左下:左半分が左右反転した部分) 7)「ツールボックス>移動ツール」でレイヤーを右へドラッグするとハート形になります。 (別法:「Ctrl」キーを押すと「移動ツール」使えます) (添付画像の右下:中央下にハート形) 「レイヤーパレット>画像を統合」 ↲ 8)ハート形がドキュメントウインドウの中央に表示されるようにします。 「背景」の状態のままでは移動ツールが使えないので「レイヤー」へ変換します。 レイヤーパレットの背景上で右クリック>「背景からレイヤーへ」 ↲ 「ツールボックス>移動ツール」 で レイヤーを移動します。 9)「ツールボックス>楕円形選択ツール」 カフェ・マキアート模様を正円に切り出す準備をします。 ハート形を中心にして正円の選択範囲で囲みます。 この正円は俯瞰したときのカップ内側の形に相当します。 正円の選択範囲の作成は「Shift」キーを押しながらドラッグします。 「スペースバー」も同時に押すと選択範囲の形を維持して移動できます。 「レイヤーパレット>レイヤーマスクを追加」 ↲ 不用部分がマスクされて見えなくなります。 レイヤーパレット>レイヤー>「レイヤーサムネール」と「レイヤーマスクサムネール」の 間にある「リンク」(鎖形のアイコン)をクリックしてリンクを解除します。 10)実際のカフェ・マキアートの模様はカップ内側に沿って同心円状になります。 コーヒーがカップに接する部分は濃色の閉じた円形状になるのですが、 「9)」の項では上下が開いています。 (添付画像の右下:ハート形の外側の黒い帯状の部分) これは不自然に見えるのでこの辺りをカップの円形(俯瞰した時)に沿うように修正します。 カフェ・マキアート模様の画像がアクティブか確認します。 (「レイヤーサムネール」をクリックするとアクティブになります) ここでどんな機能をどう使うかは作成中の模様を見ないと判らないので 操作の定型を示すことはできません。 とにかく、「メニュー>フィルター>変形>ゆがみ」 ↲、 「ツールボックス>指先ツール」、 「ツールボックス>スタンプツール」 などの使えるものを総動員して同心円状に閉じてください。 また必要であれば 「メニュー>イメージ>変形>自由な形に」 でカフェ・マキアート模様の 画像の縦に対する横の比率を変更して円形に近づけます。 11)ミルクを流し込んだ時にできる線状の表現を追加します。 「ツールボックス>指先ツール」 で オプションバー::ソフトメカニカルのブラシ(ぼかしブラシ) サイズ:25px、強さ:65%。 ハートの縦中心を上から下までフリーハンドで線引きしますが外周の黒い部分の内側までに。 tips)マスクの位置を微妙に移動したい場合があるかもしれません。その場合は次のように操作。 レイヤーとレイヤーマスクのリンクアイコンが消えている(アンリンク状態)ことを確認します。 「レイヤーマスクアイコン」をクリックしてレイヤーマスクをアクティブにします。 「ツールボックス>移動ツール」 で ドキュメントウインドウをドラッグすると 模様は動かずにレイヤーマスクだけを移動することができます。 12)「Ctrl」キーを押しながらレイヤーマスクの上でクリックして選択範囲を読み込みます。 「メニュー>選択範囲>選択範囲を調整」 ↲ (PsCS/CCでは設定方法が異なるようです) 滑らかに:50 あたりを試してください。他の設定は 0 のままで良いでしょう。 この操作はカフェ・マキアート模様を自然な感じで実写に合成できるように 選択範囲の境界にぼかしを付けます。 13)カフェ・マキアート模様を正円で取り出し不用な部分を透明化します。 「メニュー>選択範囲>選択範囲を反転」 ↲ 続けて 「Delete」キー ↲ 14)コーヒーに色をつけます。 「レイヤーパレット>グラデーションマップ調整レイヤー>グラデーションエディター」 ↲ グラデーションサンプルをクリックしてグラデーションエディターを開き、 サンプルを編集して新規にグラデーションを作成します。 編集したグラデーションは保存しておいた方がよいでしょう。 以下は簡易なグラデーションの一例です。 作例ではもう少し複雑な設定のマップを使用しました。 カラー分岐点 コーヒー色 :HSB=20,90,45 、位置:0 コーヒーとミルク混合色: 26,90,70 :50 前後 ミルク色 : 43,20,98 :100 「レイヤーパレット>画像を統合」 ↲ カフェ・マキアートの模様は完成。 15)実写のコーヒーカップとカフェ・マキアート模様を合成します。 カフェ・マキアート模様をコーヒーカップのパースペクティブに揃うように変形させます。 違和感なく自然に見えるようにするためには「遠近法」の変形を併用します。 作例の模様は左右対称ですが、対称を僅か崩してやるとさらにリアルになります。 「メニュー>フィルター>変形>渦巻き」 ↲ を軽く適用すると感じがでます。
- gldfish
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そのような絵であれば、ペンタブレットを用意してペンツールで手描きするのが最も手っ取り早く、また一般的だと思います。 ・・・としか言えませんね。この意味もわからなければ補足してください。