正誤は、その人によって何を重要とするかが異なりますから、体調が悪くなるなら、別に窓を開けても良いでしょうし、またはエアコンを使わずに、冷却マットやアイスノンのようなものを使う手もありますが・・・。
除湿だけなら、洗面器に凍らしたペットボトルを数本置いて、そこに風を当てれば、ペットボトルのまわりの水蒸気が飽和するため、除湿は可能ですからね。
本題です。
窓を開ければ、当然ですが電気代は上がります。
何故か?冷気が外に逃げるためです。
そのため、基本的には出来る限り断熱を行い外気と内気が交わらないようにするのが、妥当です。
最近のエアコンは、インバータ制御ですから、温度が一定になると運転を抑制します。これで電気代を抑えるのですが、窓を開けておくと、外の熱気が室内に入りますので、部屋の温度が上がります。
結果的に、電力消費の大きくなる運転時間が長くなり、電気代がトータルで増えるのです。
そのため、エアコンが苦手な人は、別の方法も検討された方が良いでしょう。氷枕(基本的に冷たすぎると眠れなくなりますので、タオルなどで撒いて冷たく感じない程度にして下さい。ちなみに、氷枕などは直接冷気を感じる必要はありません。*)のようなものを使ったり、上記に記載した除湿策を取るのも手です。
*一般に快適性というのは、冷たい。暑いといった極端な状況では満たされません。氷枕などはひんやりしたときに、効果があるように思えますが、一般に高熱で暑くうなされているといった場合でなければ、冷たくもなく、熱が籠もりもしない程度にするのが妥当です。深部の氷はあくまで溜まった熱を吸収するために使うため、表面まで冷たさを伝導させる必要はないのです。