パワーポイントでは、その一つ一つの「点」のことを「グリッド」と呼びます。
ですので、そのダイアログで「1cm間隔」と指定すると
「点と点の間隔」が広がっている(1cmになっている)のが確認できると思います。
参考:http://allabout.co.jp/gm/gc/313444/
見た目に1cm単位で方眼紙のように直線(細かい点線)を表示するには
「ガイド」と言う機能を使うのが一般的です。
2010の場合、表示タブ→ガイドにチェックを入れると
スライドを突き抜けるように前後左右の中央に細かめの点線が表示されます。
この「ガイド線」はドラッグすることで位置を変えられます。
移動の際に線の上に「中央から●●cm」と表示されますので、目安に使えます。
また、Ctrl+上下左右にドラッグしてやるとガイド線が増えます。
これを利用して1cm間隔の方眼状態にすることは可能です。
とりあえず非常に面倒ですので、
必要なときに必要な位置にガイド線をドラッグして上下左右の目安にする
と言うのが現実的な使い方なんじゃないかなと思います。
参考:http://www.becoolusers.com/powerpoint/drawing-guides-copy.html
ちなみに、グリッドには自動で合わせる機能がありますが
ガイドに自動で合わせる機能はありませんのでご注意下さい。
ガイドはあくまでも目安です。
比較的簡単に済ませる方法の一つとして、
デザインテンプレートを適用する方法があります。
2010の場合は、デザインタブ→テーマ→テーマの参照から
Blueprint.potを選択すると、水色の方眼が表示されます。
ただしこれは0.8cm刻みで、スライドショー・印刷の時も適用されてしまいますので、
スライド製作後は他のデザイン(白紙含む)に変更してやらないといけません。
どうしても1cm単位が良い、と言うのであれば、
このデザインテンプレートを自作するか、どこからか入手する必要があります。
自作するのであれば、1cm間隔で線を引くか
1cm四方の正方形を並べるかのどちらかの手段が早そうです。
VBAを使えるのであればそんなに難しくないですが、
例)白紙の状態で以下を実行(若干、誤差が出るので実用性はあまり無し)
Sub MakeGrid()
With ActivePresentation.PageSetup
For i = 0 To .SlideWidth Step 28.3464566929134
ActiveWindow.Selection.SlideRange.Shapes.AddLine(i, 0, i, .SlideHeight).Select
With ActiveWindow.Selection.ShapeRange.Line
.DashStyle = msoLineRoundDot
.ForeColor.RGB = RGB(0, 255, 255)
End With
Next i
For j = 0 To .SlideHeight Step 28.3464566929134
ActiveWindow.Selection.SlideRange.Shapes.AddLine(0, j, .SlideWidth, j).Select
With ActiveWindow.Selection.ShapeRange.Line
.DashStyle = msoLineRoundDot
.ForeColor.RGB = RGB(0, 255, 255)
End With
Next j
End With
With ActiveWindow.Selection
.SlideRange.Shapes.SelectAll
.ShapeRange.Group.Select
End With
End Sub
手で揃えるとなるとそれなりの時間と根気が必要そうです。
いずれにしても、それなりに手間はかかりますね。
以上、参考までに。
お礼
ありがとうございました。