うちのチームでやっていることなど、ご参考になれば。
■「裏切り者戦」
二チームに分かれ、それぞれが敵チーム内に裏切り者を指名します。決める時は、敵チームを一列に並ばせて目をつぶらせ、チーム全員で列の後ろをガヤガヤ歩きながら、決めた裏切り者の身体を触るなどして、本人だけにわからせます。それを両チームで相互に行います。指名された裏切り者は、ゲーム中に必ず裏切って仲間を撃ちはじめなければなりません。
チーム内に裏切り者がいるが、誰だかわからない。この緊張感は相当なもので、お互いが疑心暗鬼になって敵だけでなく見方の配置も気にしなければなりません。夜戦や見通しの効かないフィールドだったら恐怖感は倍増です。指名された裏切り者のプレッシャーもかなりなもので、裏切る前にバレたら至近距離から蜂の巣ですし、裏切り中に味方(いや敵か)に感知されても、集中攻撃を食らいます。味方を後方から撃つ罪悪感もかなりなものです。上手く行けば、敵(実際には味方)と呼応して、前後から挟み撃ちにするようなことも可能です。
バリエーションとして、裏切り者が戦闘中に仲間をリクルートして増やせるというルールもあります。リクルートされた「仲間」は、その時点から敵側に寝返えらなければなりません。リクルートするシーンを味方に見られたら、まとめて一連射でやられますから、この緊張感もかなりなものです。
ただ、裏切り者が味方を撃つ時には背後や至近距離になりやすいので、ひとつ間違えるとリアルに感情的なトラブルにもなりかねません。ある程度気心の知れた、シャレのわかる「大人」同士でないとヤバいかもしれません。
■「VIP戦」
負傷者役を後方へ護送する「メディック戦」のバリエーションです。VIPを一人決め、護衛チームがVIPを護衛しながら、出発地点から指定された目的地へ到達できればVIPチームの勝ちとなります。VIPは非武装もしくはハンドガン程度の軽武装で、基本的には護送チームの指示に従います。しかし護衛チームが全滅したような場合には、一人で敵中突破をすることもできます。実際には、アンブッシュする攻撃チームに比べて狭い範囲に集まりがちで動きの遅い護衛チームがかなり不利になりますので、人数を増やすなどハンデが必要です。最後の方になると、残り少ない護衛が映画のように「ここは俺に任せて行ってくれ!」と、捨て身で敵を食い止めるような場面も多くなりますので、結構気分出ますよ。
そのまたバリエーションで、人間を護送するのではなく、例えば水を少し入れて重くしたポリタンクなどを「機密物資」として二地点間を輸送するなどもあります。ある程度大きもので、持った兵士は自分で戦えないようにするのがポイントです。ある場所に置かれた「機密物資」を2~4チームが戦いながら奪い合い、戦闘終了まで確保できたら勝ち、というのも面白いですよ。
メンバーを集める方法というのもなかなか難しいのですが、やはりビギナーを引き込むのが一番かと思います。ベテランはそれぞれ好みの場所や流儀がありますし。装備や銃を持っていないビギナーが参加できるような企画を打ち出してみてはいかがでしょうか。興味のある人が一度ゲームをやれば、大抵ハマると思うのですが。それに、私は20年以上やっていますけど、今ほどサバゲが注目されている時代は無かったですから。
カメラは、銃につけると射撃中は敵や弾道が見えて面白いのですが、移動中はブレブレです。一方で頭につけると、移動中はブレが最低になるので良いのですが、射撃中の迫力がいまいちです。銃も見えませんし。そこで、両者を同時に撮って、あとで編集するのが一番かと思います。頭につける方法は、米軍現用ヘルメットの暗視装置の台座を利用して、GOPROなどの小型カメラをつけるのが、角度も調整しやすくてベストだと思います。
手軽なのは、プロテックヘルメットなど穴の開いたヘルメットに、タイラップで固定する方法です。カメラとヘルメットの間に、ゴムや硬質スポンジなどの緩衝材を入れるのが、ブレを小さくするポイントです。
以上、ご参考になりましたら。
お礼
長文ありがとうございます。裏切り者戦ですか・・・。きっとパニックでしょうな。ビギナーを集めてハマらせる作戦は実行中ですけど、なかなか集まりませんね。