文学部新聞学科…
マスコミ、メディア、これら全般についての勉学とか研究というククリで考えれば意義もあるでしょうが、今の時代、新聞というメディアは斜陽産業というか構造的に必要性が下がってしまった業種です。この分野で、将来身を立て家庭を支えるには、なにかよほどの優れたものが必要だと思います。なにか優れたもの…、それはご質問者様がお考えになりお決めになることです。でなければ、ただ単に上智を卒業したという経歴が残るだけ。
経済学部経営学科…
普通の大学で普通に勉学している範囲では、一般の企業に就職する際の、上智卒というひとつの経歴にはなります。ですが、社長社主の跡継ぎが約束された御曹司でもないかぎり、経営学科を卒業したからと行って、一般企業で特別の待遇を期待するのは無理です。
よぼと飛びぬけて良い成績を収めて卒業でもすれば、企業コンサルタントなど特殊な仕事も視野に入ってくることでしょう。ですが、いずれにせよ、卒業後にはかなり長い年月実際に社会で経験を積まなくては、いくら名刺をばら撒いても信用は得られないものです。
外国語学部フランス語学科…
普通の大学で普通に勉学してフランス語学科を普通レベルで卒業したぐらいでは通訳が出来るほどにはフランス語に精通するのは難しいでしょう。一般的にはフランス文学を原書で読めれば良い方、あるいは女子学生にとってはお見合いの釣り書き作り。なにかの研究にでも応用するなら別ですが、フランス語に関する知識や能力だけで社会活動に参加するには並大抵のことではないはずです。
出身校や学部にはメリットもデメリットもありません。せいぜい上智というネームバリューを他人がどれだけ評価するか、ただそれだけ。ただ、同じ大学卒といいましても、文学部卒とか経済学部卒といった人は大勢います。そして、真に学部で学んだことを実社会で余すことなく生かしている人はひとつまみも居ないでしょう。
大半は、出身校や学部は就職の際の学歴欄を飾るだけに終始しているのが精一杯ではないでしょうか。そして、就職後は、とりたててフランス文学にも関係なく、経営学にも直接関係ない部署で、ほかの同等の経歴を持つ同僚たちと働く、それが実情ではないでしょうか。
だとすると、どの学部を選ぶかはまさにご質問者様ご自身の将来構想次第、ただの就職用の釣り書きを作るだけにするか、それとも、なにか大きなものを狙って成果を実らせるか、ただそれだけではないでしょうか。とすれば、メリットやデメリットを生み出すのはご質問者様ご自身のはずです。
補足
回答者様の自明に一学科しか残らないというその一学科がわかりません。 教えていただけませんか?