今日午後いまでも懇意にさせていただいている、かつてのバンド仲間から電話をいただき「お前、なんつうことを書くんだ、ああいうことを書くにしても書き方っつうもんがあるだろ」というんでこの質問を読んでみたら、「ほんとに喧嘩売ってる」とあわててPCに向かっています。私の性が卑しいのは紛れもない実態ですので、それが露見するのはしかたがないにしてもベテラン回答者の方にはたいへんご迷惑をおかけしました。ほかの回答者の投稿を読まずに回答をかいたのがミスの原因です。申し訳ありませんでした。
補足ですが、確かにベルカント唱法のファルセットと演歌の裏声は違いますし、ほかにも歌謡曲的な裏声というものも微妙に違います。音域がそこまで達していなくてもわざと声をひっくり返す歌い方にはヨーデルなどあると思うのですが、それぞれの文化やジャンルの中で声をひっくり返すやり方には確立した唱法があると思います。
また、いわゆる表と裏では発声法が違うので裏声で音程を維持するのはある程度の訓練が必要ですし、喉の訓練だけでその技術を身につけるのは難しいと思います。できればボイストレーナーの指導の元、総合的に発声法を身につけないと、個人的なレッスンは喉を傷めるだけという結果に終わる可能性もあります。(学校で習うベルカントやカラオケ唱法、演歌の裏声に限らずです。)
自分が歌うときのキーについてはベテランの回答者がおっしゃるとおり全く自由でよいと思います。それもまた音楽の楽しみであることは全く否定しません。私も若い頃ストリートミュージシャンの猿まねをしていたときに(全く恥というものをしらんのかね、と我ながら思いますが)、Cの曲をカポ3のGで歌ったりしていましたので大きな事は言えないのですが、マーラーの曲でしたかキーを変えて演奏していたのを聞いたときに、こうも印象がちがうのかということを知り前回の回答のようなことを申したわけです。
とにかくご自分でチャレンジするときは、どこからどこまで裏声で出すことができ、音程や声の強弱がきちんとコントロールできるのかどうか、表現手段としてつかえるかどうか、ラジカセなどで録音して自分で聞くなどしてご確認下さい。
低い音域での裏声は、うまい人なら裏声なのかどうかよくわからないこともあります。たぶん訓練で出せるようになるのでしょうが、曲が要求しているとき以外はあまり気にしない方がいいと個人的にはおもいます。技巧よりも表現力ではないでしょうが。
なお、この手の練習は結構筋力トレーニングで解決します。腹式呼吸の基本は腹筋ですし、喉も筋肉によってコントロールされていますし、コントロールといえば所詮運動神経だったりします。私の経験上も走り込んだ後は結構楽にでたりします。また、裏声は最初の音がきれいに音にあたっているかどうかで印象が違いますので、音感のほうもいろんな音楽を聴くとか、車の中などハミングで音を一発で当てる練習をするとかしています。他の人が聞いたらかなり恥ずかしい思いをしますが。
ま、うまい人は何の練習をしなくても、表現力豊かな発声ができますので、所詮凡人の私から見たら腹が立つやら羨ましいやらですが。私はバックコーラスには絶大な自信がありますが、アカペラなどでメインボーカルが1/4音落とすと正確に追随してそれだけ落とすという芸には自信があります(お前がひっぱんてんだろ、とよく言われますが)。もっともメインのメロをとるのはひどいもんですので、(いろんな意味で)この質問には最初から答える資格はなかったですね。
お礼
いえいえ全然喧嘩売ってるなんて思ってないですよ。むしろ関心しながら呼んでましたのでご安心を!参考になりました★ありがとうございます!