下写真のような縦の光の筋のことでしょうか?
そうなのであれば、これは Progressive 型と呼ばれる CCD (Charge Coupled Device) 特有の現象で、もっと昔からある Interace 型 CCD では起きなかったものですが、CMOS Image Sensor でも Progressive CCD と同じ Data 伝送法をしているものであれば起こりえるものです。
Progressive 型では画素 Data を 1 列ずつ順番に送り出すのですが、強い光源があると飽和信号が次の画素信号にまで漏れだして、1 列全ての Data 伝送が終了するまで漏れた Data の残滓、つまり、光の帯ができることがあります。
どんな色の筋ができるのかは RGB 型か CMY 型かなどの Image Sensor の構造によっても異なります。
Interace 型伝送では画素を 1 つおきに飛ばして奇数番号の画素 Data を送り出した後に偶数番号の Data を送り出すという方式になっていて画素ごとに伝送動作の On/Off が入るので、このようなことは起きないのですが、その代わり伝送に時間がかかって高速連写や高速 Shutter の Camera を作りにくいという不利な面もありました。
でも、極端に強い光源が映り込まないように背面液晶 Monitor で確認しながら撮れば良いだけのことであり、下写真のように敢えて光筋ができるようにして写真の雰囲気作りに利用するという手もあります。
下写真は RGB Progressive CCD の OLYMPUS E100RS を愛用していた 2000 年頃に撮ったものですが、手振れ防止機構内蔵 Wide Zoom で当時としては様々なことができる機種であったことから Filter Lens に凝ってみたり、光筋を敢えて入れてみたりと、写真の面白みを満喫できる Camera でした。
素敵な Camera Life を(^_^)/
お礼
ありがとうございます。 購入したカメラが不良品でないことがわかっただけで 一安心です。