Windows8の使用者が少ないので、詳しい情報は得られにくいのが実情です。
言い換えれば、Windows8の人気が低い原因は、ストアに魅力的なソフトが少ないためかもしれません。
Windowsストアアプリは、WinRT APIによるモダンUI専用のアプリが用意されています。
これは、Windows8のモダンUIで動くだけでなく、CPU規格がまったく違うWindowsRTでも
同様に使えることが特徴と言えます。
言い換えれば、iPadやAndroidタブレットと同等の省電力を実現すべく
"それらと同系統のARMプロセッサーをCPUとしたWindowsRT"が成功するために
Windows8にも、同じWinRTとモダンUIをゴリ押ししたという見方もできます。
結果的には、SurfaceRTがWindows8と同時発売(ただし日本などを除く)したにも関わらず
あまり話題とはなっておらず、WindowsRT搭載製品の国内発売への期待感も感じられません。
あ、そういえば昨日はニコ動のニコ生で
[Windows8アプリをつくってみよう!"8nights"東京]と題した生放送があったんですが
15000くらいのコメントが残っているようで、盛況といえば盛況だったようです。
ただ、私がそうであるように、プログラマーだけでもなく、開発の意志がある人だけが見ているわけではありません。
(今思い出してタイムシフト視聴はじめたとこで、内容は未だ知りません。野次が多いことは予想できます)
そういった企画があるように、Windows8で動くWindowsストアアプリは、新しい開発手法が求められます。
それは、iOS用でもAndroid用でも同様だったと言えます。
現状で見てみると、大ヒットしたiOS搭載製品用と、自由度の高さからそれ以上のシェアを獲得した
Android搭載製品用で…一方にしか無いアプリは非常に多いと言えます。
MacOSX用市販アプリがWindows用より少ないように、シェアが少なければ
それだけ開発者の対応は悪くなります。開発コストに対しての効果が小さいし…
一部の資金力のある企業や、器用な個人開発者以外は、一方への対応で精一杯だったりします。
iOSは新天地として大きな魅力を感じさせましたし
iOS用としての審査の厳しさから、Android用は自由度の高さが魅力的でした。
ところが、Windowsの新しいAPIと開発手法としても
第三のモバイルガジェット用の開発環境としても
それぞれWindowsストアアプリは、あまり魅力的では無いようです。
Windowsストアアプリの開発では、ウェブサイト用に作ったコンテンツを
簡単にアプリ化できる仕組みがあるそうですが…その結果なのか
人気のあるWindowsストアアプリは、ビジネスアプリでもゲームでもなく
ウェブブラウザーでできることをアプリでやるというアプリばかりなのだそうです orz
また、ストアへの登録が無償では無いため、無償ソフトが少なく
「この程度のアプリで有償!?」みたいな声もよく聞かれます。
これはiOSやAndroid用のアプリを作っている人も
あまりWindowsストアアプリとしての移植に積極的ではないという実情を示すのだと思います。
#MacやWindowsを常用しない人が書きました :-p