大ヒットして尻すぼみの映画、中ヒットでロングラン、こけた映画、それぞれで違います。
以前の興業形態だと、興行側の都合もあって一ヶ月という単位が着られることが多かったのですが、最近のシネコンではキャパシティの小さいスクリーンに変更して興行期間を調整する事も出来ますから一概に言うのは難しいです。
それでも以前の習慣から一ヶ月を単位として考えている傾向はあります。
なお、興行界では、正月(12月最終週)、ゴールデンウィーク(4月最終週)、夏休み(7月最終週)には観客動員期待される大作がいくつか公開されますから、それにあわせてスクリーンを空けます。ですから、この期間をまたげるようだとロングランと言っていいと思います。近年だと「崖の上のポニョ」などですね。
中ヒットロングランの場合、公開館を絞って小スクリーンで長期という形になります。この場合は、大作の影響を受けないのですが、それでも、元々の動員が少ないので、3~6ヶ月くらいが一つの区切りです。
で、記録的大コケの場合は、一週間です(いくつか例がある)。さすがに興行側でもこれ以上短いスパンの興業計画は立てられません。
基本的には、そこそこ観客の入った映画で一ヶ月程度ですが、だんだんスクリーンが小さくなり、上映回数が夜間一回とか、午前中一回になった場合はそろそろ終了です。
お礼
回答ありがとうございました。 とても参考になりました。