これは、ここ1カ月以内に起きた現象でしょうか。
auは7月22日を持って、3つあった電波のうち1つを終了し2つの電波になりました。
この終了した電波は、auになる前の時代(日本移動通信/セルラー)から使われていた電波です。
(約24年くらい使われていた電波です)
この電波は800Mhz帯の電波ですが、代わりに新しい割り当ての(新)800Mhz帯になりました。
質問者様が今お持ちの携帯が、iPhone4Sや最近の機種ではなく、1年以上前に購入した機種であれば、原因はこれにあります。
この新800Mhz帯の電波の整備が質問者様の住んでいる場所にまで届いていないことが考えられます。
7月22日までにあったauの電波は次の3つです。
(1)auの開業時から使用されいた旧800Mhz帯
(2)7月23日以降も使用可能な(1)の電波に変わる新800Mhz帯
(3)ドコモやソフトバンクと同じ2Ghz帯
7月23日以降は(2)と(3)のみになり、(2)の電波が届きにくい場合、圏外になる可能性もあります。
(3)の電波は人口が多い地域に使われており、(2)のサブ的な電波になります。
auの場合(2)の電波で日本全国の基礎的なエリアになっています。
田舎や人口が少ない地域、山間部などは(2)の電波しかないと思います。
7月22日までは(1)と(2)の電波が同時に出ていました。
(ここ数年にエリア化した地域を除く)
(1)も(2)の電波も基地局から発射される周波数はほとんど同じなので、圏外になりやすくなることは考えにくいです。
※
質問内容を見逃してました。
HTCのスマートフォンを使っているのですね。
この、電波表示が従来の携帯と比べて感度が弱く感じられるのでしょうか。
一般的にスマートフォンのほうが感度は弱いです。
HTCの機種は販売時期に限らず、(2)と(3) の電波しか使えません。
従来型の機種であれば、ここ3,4年前のものであれば、(1),(2),(3)の電波を受信できます。
海外製のものよりも国産のほうが電波感度はいいと思います。
国産のほうがauの仕様に合った電波感度や仕様になっており、海外製の場合、開発された国の基準の感度しかない機種もあります。
特にiPhoneはアメリカの事業者の基準になっている様です。
あとは、どの様な時に圏外になりやすいのでしょうか。
一般的にスマートフォンのアンテナは本体の下の部分にあり、使用時にその部分を手で覆うような持ち方をすると、電波が弱い地域では、圏外になりがちになる場合もあります。
机の上などにおいているときは、割と圏外になりにくく、使用するときだけなりやすいのであれば、持ち方を変えてみてはどうでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 質問文の冒頭に「自宅」ではなく「定宿」と書いたのですが、見落とす方が多かったのは、私の書き方が悪かったなぁと思っています。 さて、 前半の(1)(2)(3)のお話、とても良く分かりました。 さらに「800Mhz帯」で検索して、私なりに少し理解が深まりました。 きっと、将来ここの質問&回答に辿りついた方に有用であろうと思います。 スマートフォンの多くが、下部にアンテナがある事も知りませんでした。 今回は定宿?で実験できませんでしたので、次回試してみたいと思います。
補足
ご回答者と閲覧者の皆様に、謝らないといけない事があります。 質問の内容に私の作文がありました。 その方がご回答を得やすいかと思っての事でした。ごめんなさい。 実はここで質問をした8/22は、私が当該施設に初めて宿泊した数日後です。 つまり、「以前は部屋でも電波が1~2本立っていた」と言うのは、同宿者の感想です。どんな機種で宿泊施設のどこでどうだったのか詳細は不明です。 宿の方に尋ねても、概ね同じ「以前は窓際では繋がったのにねぇ」という返事でした。質問後、その宿に8/25(つまり数日後)にも宿泊しました。 その施設は結構広いのですが、事前にauサイトで調べた通話可能ゾーン地図のギリギリである方位端でHTCスマホとSH001でテストしましたが「圏外」でした。