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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:阿波踊りで「男踊り」する女性に質問します)
阿波踊りで男踊りする女性についての質問
このQ&Aのポイント
- 徳島の夏と言えば「阿波踊り」といえるものですが、女性が男踊りを踊る理由についての質問です。
- 女性は優雅な「女踊り」がありますが、なぜ若い女性が「男踊り」を踊るのでしょうか?赤い蹴出しと白足袋の間に見える引き締まった足首にはほのかな色気を感じます。
- 私が蜂須賀公なら、「女が男踊りを踊ってはならん!掟を破った者は、今後三年間阿波踊りを禁ずる」と禁令を出すでしょう。なお、越中八尾の「風の盆」では男踊りと女踊りは全く違っています。
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質問者が選んだベストアンサー
阿波踊りに関していうならば、「何故、男が女踊りをしないのか」とすべきではないでしょうか。 阿波踊りは、戦国時代末期の「風流踊り」に端を発するものであり、「傾き者」の踊りでした。すなわち、武士が町人の格好をし、町人が武士の姿を真似、女が男の風体をつくり、男が女装するといった、身分・性別を超えた渾然一体となった踊りであり祭でした。それゆえ、幕藩時代の蜂須賀氏は、たびたび武士が阿波踊りに参加することや、阿波踊りそのものを禁止しています。また、古い写真の中には、白粉と頬紅を塗った中年の男性と見える踊り手が菅笠を持ったものが見られます。(ひょっとしたら女性なのかもしれませんが) 現在、男の女踊りが見受けられないのは、「見る阿呆」が増えすぎたために「見せる踊り」を踊っているからではないでしょうか。「踊る阿呆」のみの踊り場があれば、かつて「阿波の阿呆踊り」と呼ばれたカオティックでエネルギッシュな踊りがあることでしょう。 「阿波踊り」の基本精神である「踊る阿呆」を認めて戴けるのであれば「女の男踊り」も寛容な目でご覧になり、ご自分の踊りを踊られることをおすすめします。
お礼
なるほど!納得です!! 暑い夏の踊りは「庶民が日頃ウップンを晴らす所」また、「武士は 堅苦しい形式からウップンを晴らす所」 さらに、女は厳しい身分制度の中で「自分自身を最大に表現できる所」 四国の茹だるような夏の暑いひととき、身分や貧富に関係なく思い切 り自身を解放して、次の来たるべき厳しさに備える。 >阿波踊りは、戦国時代末期の「風流踊り」に端を発するものであり、 「傾き者」の踊りでした。 傾き者の踊りと言う事は、自分自身の心を身体で表現した出雲阿国の 流れでしょうか。 だとすると阿波踊りの根源は深いですね。 また、「傾き者」の所作が「歌舞伎」に発展し日本の伝統芸能になっ たのですね。 歌舞伎では男性の女形が女よりも女らしい女を演じています。 >「何故、男が女踊りをしないのか」とすべきではないでしょうか。 そうですね、女形が女以上の女を演じられるなら、男が女以上の 「女踊り」を踊れるはずです。 長身で身のこなしの柔らかい小学生を「女踊り」で鍛えれば一流の 踊り手になる事でしょう。 私が日頃感じていた疑問に真摯にお答えいただき、有難うございます。 女性が強い今では「女が男踊りを踊ってなんで悪いノ!大股びらきを 見るなんてセクハラ!ゆるせな~~い!!なんて徳島女性からの‘非 難ゴウゴウ’のレス満載を覚悟していましたが、理論整然としたレスを 頂きありがとうございました。