やっぱり…
StepManiaの悪い面ですね。
システム上重要な領域を保護するUAC(ユーザーアカウント制御)という機能がVistaで登場し、7にもそのまま引き継がれています。
「仮想化」といって、管理者権限のないプログラムがシステム上重要な領域にあるデータを変更しようとすると、自動で「仮想フォルダ」という場所に変更後のファイルが保存され、以降同じプログラムが同じファイルを参照しようとするとかわりに仮想フォルダのファイルを参照させます。結果、システム上重要な領域には一切変更が加えられなくなります。
デフォルトのインストール先であるC:/Program Filesはこの保護の対象になります。StepManiaのようなインストールフォルダの中身にしょっちゅう変更を加えるプログラムにはこの機能と相性が悪いです。
3.9の場合、インストール先がデフォルトだとユーザー/(ユーザー名)/AppData/Local内に仮想フォルダが作られます。5.0ではこれに加えて、StepMania側で一部の設定ファイルの場所がAppData/Roaming内に変更されています。UACの影響を回避するためだそうですが、正直言ってややこしくなっただけで根本的には何も変わっておらず、なぜこのような仕様変更がされたのかは謎。
質問の例だと、解像度を変更した際にAppData内に作られた設定ファイルが何らかの理由でバグってしまい、これをずっと参照しているものと思われます。AppData内をStepManiaで検索すれば設定ファイル(多分Preferences.ini)が見つかるはずなので、これを消せばとりあえずは直ります。
ただしインストールフォルダとは違う場所にデータがあってヤヤコシイ状況には変わりないので、今後同様のトラブルに見舞われないようにするためにも、最終的には全てのデータがインストールフォルダに収まるようにすべきです。
具体的には一旦StepManiaをアンインストールし、再インストール時にインストール先をUACの影響を受けない場所に変更します。変更先としてはデスクトップやDドライブなどが無難。5.0の場合はこれだけだと相変わらず一部の設定データがAppData/Roaming内に置かれるので、インストールフォルダ内に「Portable.ini」という空ファイルを作成しておきます。
曲データなどを保持したければ、バックアップして再インストール後に再導入することになります。ただし何らかの変更を加えていた場合、旧インストール先にあるのは変更前のデータであり、変更後のデータは仮想フォルダにあるので、変更後のデータを保持したければ仮想フォルダから新インストール先にコピーする必要があります。
完全にまっさらな状態にするなら旧インストール先とAppData内の関連ファイルは全部削除して構いません。害はありませんが、完全なゴミファイルになってしまうので。
お礼
ご丁寧な回答有り難うございました ご指摘通りPreferences.iniを削除したところ起動することが出来ました その後、アンインストールして3.9と共にDドライブにインストールしなおしました youtubeで動画を見てstepmaniaの存在を知り何も知らずに始めたのですが いろいろ調べて学んでいきたいと思います・・