ラジコンヘリ初心者向けの回答です
詳しい人ならNo.1が的確でNo.2の回答が詳しいです
シングルローターのヘリでは、メインローターが回ることにより本体が回転する(反トルク)ことを防ぐためにお尻にあるテールローターでそれを打ち消すような向きに風を送ります。
このために必要な力は同じ機体なら主にメインローターの回転数で決まりますが、その他にも外から来る風や、メインローターのピッチに起因する風の抵抗、水平方向(ラダー方向)に回転させたい場合はその速度などでも変える必要があります。
この力を変える手段としてトイヘリなどではテールローター専用のモーターの回転数を変えることを利用します。モーターの回転数の制御がきちんとできれば簡単な構造で出来ます。
実機や少し高級な機種では、メインローターとギヤやベルトを介してテールローターと直結させメインローターの回転数と比例した回転数が得られるようになっています。また風力の調整はテールローターの翼面のピッチを変えることで行います。テールの力を決める一番大きな要素がメインローターの回転数なのでこの方が信頼性を高くしやすいからです。
(テールローターのモーターが独立している場合制御装置が100%信頼できないと墜落の危険を考慮しなければならない)
従ってテールにモーターが付いている機種ではテールローターのピッチを変えられません。
なおテールのピッチ可変式のラジコンヘリなどでは、基準としてピッチ0度を使う場合が多いですが、メインローターが回っていれば反トルクは回転方向と逆に発生し0になることは無いので必ずしも0度が基準として正しいというわけではないと思います。
テールのピッチの可変の構造は少し複雑なので比較的大きな機種からで、安全に飛ばせる屋内用の機種にはまずないでしょう。
メインローターは3個か4個のサーボを使ういわゆる可変ピッチの方がジャイロ効果の特性から回転数が低いとメインローターの軸の方向の制御性がどんどん落ちるので可変ピッチの方が飛ばしやすいですが、テールローターはジャイロ効果は使わないのでモーターの回転巣の制御でもそれほど性能は落ちないでしょう。
テールが可変ピッチの450クラスや250クラスを持っているのならメインローターはブレード=刀という別名の通り手などスパッと切れますから、まずは安全なヘリで練習することをお勧めします。(質問者さんが初心者かどうかは分かりませんが老婆心です)
一緒に飛ばしてくれるちゃんと飛ばせる人がいたり、(親切なちゃんとしたラジコンヘリ屋さんに紹介してもらうのも手)がいる場合は450クラスから始めても良いと思います。このクラスはどうしてもお金もそこそこかかるので一人で飛ばすとわけも分からなく墜落を繰り返して危険なだけでなくお金もかかります。
お礼
メインローターが回っていれば反トルクは回転方向と逆に発生し0になることは無いので必ずしも0度が基準として正しいというわけではないと思います。 ?初心者向けの回答ありがとう。