鉄道には愛着がありますが、いわゆる鉄男の領域には達していません。
前の他の回答やあなたの補足的なお礼などを見ていて、素人なりの推測を述べます。多分大きく外れて入るかと思いますがお許しください。
北海道の本線で石北本線。それも臨時貨物便ということなのでしょうが、臨時と言うところが少し引っかかるのですけれど。
石北本線の特に遠軽町生田原駅から北見市留辺蘂町金華駅間の線路は、国道で言えば金華峠。その裾野とはいえ結構な標高のところにある常紋信号所までは確か1000分の25だったか27かの急こう配の坂を客車や貨車が走ります。
このため昔のSL時代は特に貨車が前後にD51を付けて、つまり引く機関車と押す機関車で運転していました。JR廃止直前は三重連などで運行したこともあって、別れを惜しむSL写真撮影のメッカとなっていました。
上川から白滝間の北見峠も結構急なこう配でしたが、それでも金華峠にはかないません。
そんなことで狩勝峠などもきついところはありましたがトンネル化されたりで、特に今もそのままの勾配を残す金華峠のある石北線だけが、プッシュプルトレインと呼ばれているゆえんではないかと素人ながら推察いたします。
自分のちょうど近々この峠のSL時代のことを、写真とともにブログにアップする予定でしたので、つい当て外れながら解凍させていただきました。
お礼
ありがとうございます。少なくとも私の解釈がまちがっていないことがわかって安心いたしました。 『鉄』の連中には鼻持ちならぬものが多く、私の知人もいまだに数多く鉄道に従事しておりますが、(上は課長から下は運転士、車掌まで)異口同音に鉄道マニアに対して良い感情を持っておりません。その理由がいま良くわかりました。正しい知識を求めようとしないで生半可に専門用語を振りまわし自分たちは特別なのだという意識が『鉄』をして世間の鼻つまみ者になっているのでしょう。 「後補機による重連運転」これも正確に言うと間違いで重連とは機関車を二台直接連結することをいい、 編成の前後に機関車をつけて運転するものは運転現場では後部補機付き運転といっております。私の経験では乗務時に示される仕業表には貨○○列車後部補機仕業と記載されておりました。(私もDD51運転した経験者) この手の運転、勾配区間の短区間補機運用を除けば、後部補機に運転士を乗務させての運転はなくなり、前部機関車による総括制御になる可能性があります。無線で互いに離れている機関車を同時に制御できるシステムが開発されれば乗務員合理化のため採用される可能性はあるでしょう。この運転方法になればこの場合はプッシュプルと言っても誤用ではなくなります。