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絵の練習法、上達法について
- 絵の練習法、上達法について詳しく教えてください。初心者の私には何をすればいいか分かりません。
- 絵が上手くなるためにはどのようなステップを踏めばよいでしょうか。具体的な順序や注意すべき点を教えてください。
- 絵を描くことが初めてで下手な私が上達するための方法を知りたいです。また、立体把握能力を身につける方法も教えてください。
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「絵がうまい」の定義は人によって違っていますので「絵がうまくなりたい」という質問ですと「絵で食べていけるプロになりたい」と解釈する人と「趣味の範囲で描きたいものが描けるようになりたい」と解釈する人がでてきます。 「プロを目指す為のアドバイス」と「趣味としてのアドバイス」ではアドバイスの仕方が違ってきますので、そこがはっきりしないと「どうなりたいか」がわからないとアドバイスしにくい…という面があります。 質問文からは「上手くなりたい」故の真剣さを読み取ることができるので私も最初はプロ志望だと思っていましたが、お礼や補足を拝見しますと「趣味として描きたいものが描けるようになりたい」が目標なのだとわかりました。 それを踏まえて回答してみたいと思います。 >それにうまい人の絵を見ていると幼稚園児でももっとましなものかけるぞっていう絵しか描けない自分に自信が持てなくなって 上手い人も幼稚園児の時は幼稚園児並みの絵を描いていました。他の人より量をこなし、描き続けていたから他人よりうまくなっただけです。あなたはまだ上手くなるための修行中なのですから、うまい人より描けなくてもむしろ当たり前のことなんです。才能がないわけでもすごく下手なわけでもありませんから落ち込む必要なんてありませんよ。 練習を続けてさえいればいつか必ず今よりうまくなります。 >棒人間を何千枚分も描いたって 落書きを何千枚描いても上達速度は恐ろしく遅いでしょう。苦手を克服しないまま、描けるものだけを何千枚描いても、絵の幅は一向に広がりません。その点では「とにかく描かないと話にならない。けれど、ただ描くだけじゃダメな気がする。」というあなたの懸念は正しいと思います。 そして質問の胆である練習法、練習の順序について。 ぶっちゃけてしまうと「順序に正解はありません」となります。 どの順番がその人にとってベストなのか、かなり個人差があるためです。 最初に知識だけを頭に詰め込んでしまったために知識に技術が追いつかず挫折する人もいれば、知識を得ずに描いていたため上達が遅くなったと感じている人もいます。 写真や実物のデッサンを集中してやった結果、漫画チックなデフォルメ絵がうまく描けなくなってそのままの人もいれば、デッサンをおろそかにしたために立体感のない絵しか描けないという人もいます。 どのやり方があなたにあうかは、描いてみないとわからない。つまり「とにかく描いてみなさい」となります。「では何を描けば?」と振り出しに戻ってしまいましたね。 ではここで、あなたがうまくなりたいと思ったきっかけを思い出してみましょう。 >で東方手書き劇場を見ていて自分でもこんものがかけたらいいな ならば東方キャラクターのイラストを自分なりに描いてみましょう。 好きなだけたくさん描きます。描いているうちに自分が何が描けないか、どこが苦手なのかわかってくるはずです。 手が描けないなら自分の手をモデルにデッサンしてみましょう。手の写真集も売ってますが美術本は高いですし身近にモデルがあるならそれを使って練習するのが一番お手軽です。 体が描けないなら鏡を見ながら自分をモデルに…自分をモデルにし辛いポーズなら家族や知人をモデルに…頼みにくいなら写真を模写。写真だけでは骨格や筋肉がわかりにくいことがありますから、ランダムポーズや人描くのサイトで勉強。(サイトなら無料。無料で利用できるものはどんどん利用しましょう。書籍は高い。)それで物足りなくなってきたらルーミスやハムなのど有名書籍を読んで模写。 といった感じですね。 とにかく描いてみればいずれかの手順を踏まざるを得なくなってきます。じゃんじゃん描いてください。 例え順序があなたに合わなくて、遠回りをしてしまうことになったとしても、自分で積み重ねた知識や技術はあなたのものです。無駄にはなりません。 たくさん描いてください。 参考になるかわかりませんが、各練習法についても私なりに意見を述べてみます。 >1,○や横線、縦線をひたすら描く よく言われる練習法ですが、その目的は「思うとおりに線を引けるようにするため」です。フリーハンドで真円や直線を引くのはかなり難しいのですが、絵がうまい人はきれいに描けます。 ただし単純作業なので高い確率で飽きますし、効果のほどが非常にわかりにくいうえに、デッサンや模写でも当然線を引くわけですから十分補えると思います。したがってこの練習は省略しても差し支えないと思います。 >2,1がある程度できたら好きな絵をトレースする 「トレース」が見本の絵を見ながらそっくりに描き写すことを示しているならおすすめの練習法です。 飽きずに続けられますし、効果も見えやすいと思います。できるだけいろんな絵柄を参考にされることをおすすめします。見本が一種類だけですと見本の癖がついてしまう可能性があるからです。 「トレース」が見本の絵の上からトレーシングペーパーなどを敷き線をなぞることを示しているならおすすめしません。この方法でたくさん描いてもあまり上達しないからです。見ながらそっくりに描き写す練習が難しくてうまくできないときに数枚やるならOKです。 >3,2をやってある程度できたら筋肉や骨の勉強をする 遅かれ早かれ人体を描くならいずれは通らないといけない道です。骨格や筋肉について描かれたサイトもあります。無料で利用できるものはバンバン利用しましょう。書籍ですとJ・シェパード著やさしい美術解剖図がおすすめです。(やさしくはないけど骨格筋肉が詳しく図解されています。)筋肉ならボディービルの雑誌も意外とおすすめ(苦手でなければですが筋肉が大げさなくらいすごくよくわかります。みんなスーパーサイヤ人みたいな体してる。) >4,3ができたらランダムポーズなどのサイトで体の描き方を覚える。人を描くのって楽しいねなどの書籍を参考にする 人描くのサイトは無料ですから最初に一度見てみるのもいいかもしれませんよ。ちらっと見てみて「自分にはまだ早いなぁ」と思ったら後にすればいいのです。他の練習である程度上達したなぁ、と思えるようになってから再度人描くを覗くと以前理解できなかったことが理解できるようになっていたりします。4番目にもってきたところをみると、もうすでに見てきたのかもしれませんがとても参考になるサイトです。ランダムポーズも参考になりますからたくさんポーズを模写してください。 >5,絵が見れるレベルになったらルーミスやハムなどの書籍を読む。模写する。 ルーミスやハムなどの書籍←私はこちらを所有しておりませんのでなんとも言い難いですが、美術書全般に言えることとして「やさしい~」「初心者向け~」の表題に似合わず、全くの初心者にはハードルが高いものが多いです。最初に参考にしてもいいですが、ある程度になってからでも遅くありません。お値段も安くはありませんので購入される前に書店や図書館で中身を確認した方がいいと思います。参考書も合う合わないに個人差がありますので。 最後に「立体把握能力」について。 紙面は2次元(2D)ですが実物は3次元(3D)です。紙は平面ですがそこに描かれている人の顔は凸凹しています。描かれていない裏側は表からつながっています。外からは見えないけど皮膚の下には筋肉があり骨があります。リンゴの中身は空洞ではなく実が詰まっています。見えていない部分は描いていないだけでちゃんと存在しています。それを意識してください。ということです。把握するためには実物をよく見てよく観察してください。このパーツはどこからどのようにつながっているのか、裏側はどうなっているのか、立体としてどうなっているのか、考えながらよく見てよく観察してください。デッサンをする際に見えない部分を意識しながら見たものを見たままに描いてください。おのずとわかってくると思います。 絵を描くのはとても楽しいことです。上達するともっと楽しくなります。絵描き仲間が増えることが嬉しいです。 頑張って是非続けていってくださいね。
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- tapa
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質問者さんのおっしゃっている『○や横線、縦線をひたすら描く』『好きな絵をトレースする』というのは決して無意味ではないのですが、大きな効果は得られにくいです。 やめろ、とは言いませんが、こればかり続けるのはオススメできません。 さて、ではどのような練習が良いのか、と言いますか……、絵の練習法(?)は下の四つに大別されます。 1:知識を増やす 2:デッサンをする 3:模写をする 4:オリジナルを描く 細かく説明していきましょう。 1:知識を増やす 知識というのは『人体の骨格』『一点透視法などの技法』『配色』『建築物の構造』『構図』などですね。 まあ、いきなり全て覚えろと言っても無理でしょうが、全て大事なことです。 それでは、これら知識はどうやって得るのかと言うと、もちろん書籍にもありますが、応用的な知識となると書籍には書いてありません。 (特に『一週間でマスター』という類の本は、ある程度の画力の人から見れば重要なことが書かれていないことが往々にしてあります。) 例えば、美術解剖学のように、人体の骨格について詳しく書かれた本は確かにありますが、『腕を前に出した人を、右斜め30度上から見た時の腕の形』のような細かいものは、どの本にも載っていません。 このようなことは、自分で実際に描きながら得ていく知識になります。 もちろん、本から知識を得ることは無意味ではなく、むしろ重要なのですが、本ばかりに頼りすぎてはいけません、ということです。 本当の知識は、実際に描かないと身につかないのです。 2:デッサンをする 質問者さんのおっしゃる『立体把握能力』は、このデッサンで鍛えることが出来ます。 デッサンというのは、自分の前にモデル(リンゴ・花・ボール・人など)を置いて、鉛筆などでリアルにモデルを描くことです。 もし、質問者さんが漫画のようなデフォルトされたキャラクターを描きたい場合は、リアルに描けなくても良いと思うかもしれませんが、デッサンは重要なことなのです。 なにせ、立体把握能力が付きますから。 それでは、立体把握能力がないと、どのようになるのか。 例えば、二人以上の人物が奥行きのある前後で話している所を描きたいのに、二人が真横で話している風にしか見えなくなったりします。 つまり、クレヨンしんちゃんなどのようなギャグ漫画タッチになってしまうのです。 まあ、これは極端な話ですが、立体把握能力がないと、『立体感がない』『躍動感がない』『リアルじゃない』と言われます。 そのためにデッサンは必要――なのですが、普通の漫画家さんやイラストレーターの方が、みんなデッサンをしたとは思えません。 なので、立体感(奥行きなど)がある絵を模写していれば、案外、立体把握能力は付くのでは、と思います。 まあ、質問者さんが、どのような絵を描きたいのかが分からないので、どの道をオススメすべきか判断つきかねるのですが……。 3:模写をする 模写こそ誰もが行う練習法です。 自分の好きな絵をひたすらに模写するのです。 そうして、上手い人の癖を知らず知らずの間に、自分の癖にするのです。 言わば、これも知識を身につけることになるのですかね。 ただし、模写をする画家・漫画家などは複数人用意して下さい。 人によっては、『初心者から見れば上手いけれど、上級者から見れば下手な人』もしくは『あえて下手なように、正しくない絵を描く人』というのがいます。 4:オリジナルを描く 先程、知識を増やす、のところでも書きましたが、本当の知識というものは絵を実際に描かなければ身につかないものです。 それは模写であっても、デッサンであっても一緒ですね。 例えば、一年くらい前の私は、『美大の下手な人よりは上手いレベルのデッサン力』『ほぼ正しい模写力』があったと自負しているのですが、いざオリジナルで絵を描こうと思ったら、『あれ? 全然上手く描けない……』という状態になりました。 ネット上で見ていても、似たような状態の人は多いようです。 (上で散々説明してきましたが、どうやら、模写もデッサンも、『知識を増やす』というカテゴリーに含まれるようです。) こんな私の状況を例えるならば、東大で超難しい物理の問題を解く知識もあるけれど、実際の会社での仕事は何も出来ない――というような状態ですね。 知識だけでは、何も出来ないのです。 実際にやってみなければね。 なので、オリジナルは早い段階から描いておいた方が良いです。 さて、一通り説明しましたが、質問者さんは順序を教えて欲しいようですね。 しかし、基本的に、そんなものはありません。 知識を増やしつつ、オリジナルを描くの繰り返しです。 オリジナルを描いている際に、ここはどうやったらもっと上手く描けるのかと、延々と考えながら書き続けると、いずれは上手くなります。 まあ、いきなり考えろ、と言っても無理でしょうから、まずは模写をするべきだと思います。 それに慣れてきたら、デッサンやオリジナルに手を出してみると良いでしょう。 書籍を読むのは、多少遅れても大丈夫です。 質問者さんの考えた練習の順番と真逆のようですが、模写は所詮は猿真似ですから。 時間さえかければ、下手でも出来ます。 また、書籍を読むのが遅れても大丈夫というのは、下手に知識をつけると、『知識が足らないから描けない』ということになりがちになるので、まずは自由に描いて下さいということです。 そうして1000時間くらい描いていれば、最低でも中級者にはなれます。 1000時間という時間が長いと思うかも知れませんが、一日三時間描いていれば一年で終わりです。 そして、その頃には、私の回答より、遥かに良い練習法を見つけられるかもしれません。 上級者になりたいのであれば、さらに数千時間の練習をしてください。 それと、模写の際の注意点を聞きたいのでしたね。 これは模写するものによるのですが…… 人体を模写する場合は、筋肉や骨格を意識すると良いでしょう。 まあ、これは建築物などでも同じですかね。 中身の構造を考えながら、描くと。 そういった構造を理解しておくと、いざオリジナルを描いた時に、リアルさは格段に増えます。 あと、No.1の方がおっしゃっていますが、色もちゃんと塗って下さい。 配色というのも、中々難しいことなので。 もしも、モノクロが好きで、そういった作風にしたいならば、しっかり黒を塗って下さい。 【まとめ】 書籍は無意味ではないが、頼りにしすぎるのは駄目。 まずは模写をする。 慣れたら、オリジナルを描いてみる。 オリジナルでわからない所があったら、書籍(指南書・イラスト集など)を参考にしたり、改めて模写をする。 立体把握能力は、模写を続ければ、いずれは付くだろうと思う。 もし付かなければ、デッサンを。 模写の際は、構造を理解すること。 1000時間もやれば中級者になって、独自の練習法などを見つけられるかも。 【追記のアドバイス】 私も昔はヘタクソでした。 そのために少し描いてみては、上手く描けないと投げだしてしまう始末でした。 しかしながら、それもひたすら続けていると、段々と上手くなっていたのです。 そうすると絵を描くのが楽しくなって、やめられなくなってきました。 そしてひたすらに描き続けて、ここ一年は随分と上達しました。 なので質問者さんも、模写でも、オリジナルでも、デッサンでも、ラクガキでも、トレースでも構わないので、とにかく描き続けていれば、いずれは上手くなると思います。 まあ、1000時間以上……………………。 異様に長くなってしまい、申し訳ありませんでした。以上になります。
ひたすら絵をなぞる。 「見て=かく、見て=かく」を繰り返して想像力と記憶力をつける。 複雑化してくると専門的な事もありますが..普通にかくなら..見て真似る。 ペンの持ち方とかの問題もあるみたいですけど、どんな絵をかくかにもよるんじゃないでしょうか。 リアルな感じなら立体感が求められるから遠近法的な感じのを学ばないといけないだろうし。 俺的には、色合いで大体変わる。 色がなければただの線。 色を塗るのが上手いってのも絵をかくのに絶対必要だと思う。
お礼
ありがとうございます 描いた絵にも色を塗るように心がけます。
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お礼
ご丁寧にありがとうございます 言われたことを参考に頑張ってみます。