自慢めきますが、けっこうそういうのをやり慣れております。
同級会と一口に言いましても、小学校の場合と中学校、高校、それぞれ挨拶の内容は違うと思いますよ。
大学は「同級生」という概念がないので、今回はそれではないと思いますが、話す内容はまた違います。
大きく違うのは、「先生」が出席されるかどうかですね。
出席されるなら、それなりにあらたまった席と考えて、なにをおいても「先生」がわざわざ来てくださったことへの感謝を述べるべきです。
ついで、先生ならびに同級生の元気な姿を見ることができたことの喜びを表現するのが礼儀でしょうね。
私は、反省しなければ前に進めないという考え方なので、震災に触れ、絆に触れることに抵抗はありません。
問題は、ふれ方ですが、そちらが震災の影響をどの程度受けたかで話の展開は変えなければなりません。
ひどい災害を受けた地域なら、助け合う友達のありがたさを強調したらいいと思いますが、被害がないならそれなりの話でとどめざるをえません。
筆頭世話人とのことですが、世の中、「筆頭」と名がつく人の多くはナニもしないで下の者が動いて段取りをする場合が多いのですが、質問者さんの場合はいかがでしょう?
もしそうなら、実際に動いてくれた人たちへの仕事を紹介し、感謝の気持ちを表し、最後に再会への希望に触れて、締めます。
以下に参考文例を書いてみました。言葉遣いは適当に直せば、使えると思うのですが、いかがでしょうか。
本日は、お世話になった先生にお越し頂き、先生ならびに懐かしい皆さんのお顔を拝見できてとてもうれしく思います。
さきほどお聞きしましたら、先生は○○歳になられたそうですが、とてもそうとは見えません。とてもお若くていらっしゃいます。
51歳というとそろそろ健康に不安が出て来る年代ですので、私は健康法についてぜひお尋ねしたいと思います。皆さんもいかがでしょうか。
さて、話は変わりますが、昨年は東北地方を未曾有の大「震災」が襲いました。
幸い当地はたいした被害もなく、今日の同級会を迎えることができたわけですが、もし当地を大災害が襲ったならば、やはりアテになるのは幼なじみ、同級生の皆さんとの「絆」だろう、という気持ちを新たにした次第です。
いま、こうして皆さんのお顔を拝見し、これなら大丈夫、きっと助け合えるという「希望」を持つことができました。
皆さん、ご出席、本当にありがとうございました。
時間に制限があるのが残念ですが、お酒の類は十分用意させて頂きましたので、一杯やりながら旧交を温めていただけたら、と思います。
最後に、実際に世話人として名簿を作ってくれたり、ハガキをとりまとめてくれたA君、B君に、役立たずの筆頭世話人として一言御礼を述べて、御挨拶とさせて頂きます。
本日は、ありがとうございました。
<礼>
お礼
いろいろご配慮頂き有難うございます。中学の同級会でして、成人式から10年毎に集まっております。四国ですので、震災・台風等の被害も無くこの十年過ごさせていただきました。又、お世話も筆頭ということで、当日の挨拶のみとなっております。参考文例も入れていただき、大変助かります。有難うございます。
補足
いつも三人の恩師をお招きしていたのですが、二十年前から英語担当の女性の先生のみとなっております。