ユージュアル・サスペクツ
映画「ユージュアル・サスペクツ」は、よく「常連の容疑者」と訳されますが、実はここに「常連の」という意味はないのではないでしょうか?。
映画は容疑者5人が次第にはめられる話ですが、彼らが「常連」かどうかは本質的には問題ではない内容です。
ユージュアル・サスペクツという言葉は「カサブランカ」のセリフから取られたと言われるのですが「カサブランカ」でも、真犯人のハンフリー・ボガートを匿った刑事が「Round up the usual suspects」と部下たちに命令します。話の流れからは単に「犯人を見つけるんだ」というような事だと思います。殺人事件がおきた直後に「常連の容疑者」という特定化は疑問ですからね。
このことからも「usual」という単語は機能しておりません。
予想では「the suspects」だと、「疑わしい人」程度の可能性を含む意味だがusualをつけて初めて刑事事件としてのいわゆる「容疑者・犯人」の意味に限定されるのではないだろうか?。
解説お願いします。
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ありがとうございました。