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「ジュラシック・パークIII」について

「ジュラシック・パーク」シリーズの製作において 古生物学者の意見を取り入れてるなど リアルさを追求していますが 何故、ジョー・ジョンストン監督や スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮は 顎の筋肉が弱いスピノサウルスが ティラノサウルスの首を折ったシーンを 撮ったのですか? 演出>リアルさ という事でしょうか? マンネリから脱却するための演出だと 小6の時から解ってはいたのですが 我慢できずに今回質問しました。 同じファンとして大変失礼な質問だという事は重々承知しています。 それでもお願いします。

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  • madausa
  • ベストアンサー率28% (320/1133)
回答No.1

仰るとおりマンネリ打開策の演出ですね。3作目で飽きられムードのT-REXを凌ぐ新しい恐竜を出したというとこでしょう。 リアリティに欠けるかどうかは映画ですから微妙なところです。普通に考えればスピノサウルスはあんなに巨大ではないですしティラノサウスルより強いとは考えにくいですね。もちろん製作者たちはそれを承知の上です。ですから、映画に登場したあの固体が異常だと考えれば納得できるのではないでしょうか? スティーブン・スピルバーグの生物系パニック映画の元祖といえばなんと言っても「ジョーズ」です。ジョーズには異常に巨大なホホジロザメが登場するのですが、特異固体と考えられています。同じことです。あのスピノサウルスは特別巨大で凶暴な特異固体です。それを証明するために恐竜の王様というイメージが強いティラノサウルスをかみ殺すシーンがあるのです。 身近な動物で例えますと、巨大なネズミが猫をかみ殺すシーンというイメージですね。巨大なネズミが登場すればリアリティに欠けますが、ネズミの天敵である猫を殺すシーンを差し込むことによって視聴者は「ああ。このネズミは特別なんだ」ということを理解します。そういった説明シーンがひとつあるだけでリアリティは補完されるのです。パニック映画に出てくる巨大生物にはよく「突然変異」という説明が差し込まれます。それだけでリアリティの欠如を回避(?)できるのです。 問題は恐竜に詳しい人が少ないってことです。恐竜に詳しい人ならいいですが、詳しくない人はスピノサウルスについて誤った知識を持った人もいるでしょうね。実態はワニに近い生態で平均的なサイズはあんなに巨大ではないのです。私の友人にも映画のせいでスピノサウルスはティラノサウルスより強いと思い込んでしまった者がおりました。

kotokoren
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 大変遅くなりまして申し訳ありません。 そして、詳しい説明をありがとうございます。納得しました。 続編も製作中だそうなので楽しみですね。

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