国産のものはひととおり使ったことがあるのですが、三菱鉛筆のナノダイヤ、ぺんてるのAin STEIN、PILOTのネオックス・グラファイトはどれも黒さと硬さを両立しており、ほぼ同等の性能ですので、この三種から好きな銘柄を使えば、たいがいは間に合うと思います。
黒さは グラファイト>ナノダイヤ>Ain STEIN(筆跡がちょっと金属的に光る)
折れにくさは Ain STEIN>ナノダイヤ>グラファイト
書き味のなめらかさは ナノダイヤ>グラファイト>Ain STEIN
といった感じですが、まあ、よほど特定のメーカーに思い入れがない限り、違いは分からないでしょう。
この三種よりも折れにくい芯を求めるなら、三菱鉛筆のハイユニかぺんてるのハイポリマーフォープロです。
ハイユニは、ナノダイヤと同等の黒さ、なめらかさで、より折れにくいです。硬さと黒さのバランスはこれが最高。ただし値段が高いので、ナノダイヤの硬さで充分なら使う必要はないですけどね。
フォープロはおそらく最強の折れにくさを誇りますが、Ain STEIN以上に硬質な書き味で、好みがはっきり分かれます。私は主にフォープロを使っているので、むしろこれくらい硬くないと安心できないですが。
ただし、フォープロはメーカーで生産を終了しているようで、文房具屋の在庫限りとなります。代わりにAin STEIN 0.5mm HBにHARDタイプが存在していて、これがまあまあフォープロの代わりとして使えます(フォープロより書き味は柔らかめなので、一般にはこちらの方が使い勝手がいいかもしれない)。
なお、ハイユニとフォープロは製図用品としての位置付けらしく、ナノダイヤやAin STEINとは別のコーナーで売られていることがあります。
お礼
エクセレント!!! ありがとうございます。