WindowsパソコンとAndroid端末は、似たような部分もありながら
内部的には大きな違いがあります。
そのため、Windowsを動かすことはできません。
最も重要な違いとしては、CPUという計算などの処理の中枢となる部品です。
Windowsが動くパソコンにも、携帯電話にもいろんなCPUがあるのですが…
CPUの系統が違うということは…
いわば、サッカーチームの監督が外国人になるようなものです。
CPUになにかをやらせるにも
指示書であるアプリケーションソフトウェアが、違うCPU用のものであれば…
チームオーナーが外国人監督に日本語で指示を出しているようなもので
なにも伝わらないという状況になります。つまりチームも動かないのです。
もちろん、通訳のような仕組みは理論上は可能ですが
実際には、通訳のために遅くなることもあり、実際には利用できません。
逆にパソコンの上でAndroid OSを動かすことはできるのですが
これはパソコンのほうが、はるかに高速なCPUを使っているからです。
蛇足ですが、intel x86系のCPUがWindowsで使われています。
intel,AMDといった会社が、この系統のCPUを開発製造しています。
携帯電話では、現在の主流はARM系CPUで
ほぼすべてのスマートフォンがARM系CPUを搭載しています。
Freescale,Marvell,NVIDIA,Qualcom,TI,etc.多くのメーカーがARM系CPUを開発製造しています。
Macもintel x86シリーズを採用していますし
iPad,iPhoneに使われているApple独自CPUもARM系のものです。
ほかにも、いくつものCPUアーキテクチャーがあるのですが
10年前に比べると、偏りが大きくなってきています。
Windowsは、15年くらい前にはいろんなCPUへの対応を謳い
気勢をあげていたのですが、実際には市場で成功したのはx86系だけでした。
現在、ARM系CPUでパソコンらしい作業ができるOSは
実質的にはLinuxがあるくらいで、LinuxではIEが動きません。
iOSはMacOSXから生まれましたが、MacOSXはAndroidケータイでは動かせません。
(iPhone,iPadでもMacOSXが動くわけではありません)
次世代のWindows8では、遅ればせながら
ARM系CPUへの対応が予定されていますが
しょせんWindowsですから…
現在Androidケータイなどに搭載されている
わずか1GBのメモリーではまともに使えるものでも無いでしょうし…
導入する方法すら提示されないはずです。
Windows8が出るころには、より大容量の携帯電話も作られるのかもしれませんが
今言えることは、10年前と同じで
「IE依存のウェブサイトを作っている奴が悪い」
堂々と、Androidで見れないことを伝えましょう :-)
IEが使えるのが当たり前という発想は、あまりにも頭の悪い考えかたです。
お礼
回答ありがとうございます。 > IE依存のウェブサイトを作っている奴が悪い これはいえているかもしれません。