Digital 機器の中には Data をその機器だけでしか扱えない File で記録し、PC などの汎用機で Data を Copy する際には「その機種でしか扱えないようにしている Header Data などを無視して実 Data だけを Copy する」場合があります。
例えば Camera の JPEG 画像は世界標準となっている JEIDA (日本電子工業振興協会) の EXIF (Exchangeable Image File Format) と呼ばれる型式となっているためにこの Header Data を読み取ることによって撮影日や画像 Size、Lens の f 値や F 値、Shutter 速度といった情報を得られるようになっているのですが、この情報を削除しても PC は他の JPEG 画像と同様に Data を映し出すことができます。
しかし EXIF Header Data などを削除した JPEG Data はもはや Camera の写真 Data ではありませんので JPEG Data だけを Camera に戻しても Camera では認識できなくなる場合があります。
EXIF Header Data などは数 kB もありませんので何 MB もある画像 Data と較べれば微々たるものでしかなく、1 Byte 単位まで性格に Size を較べないことには EXIF Data を削除されたのかどうかまで判りませんが、一般的には PC から Camera に Data を送り込むことなどできませんので、PC の中で HDD (Hard Disk Drive) から SD Card に Data を Copy し直した際に Camera 用ではない別の Software で改めて保存し直した Data を Copy するなどといった PC に EXIF Data を無視させるような Copy の仕方を行ったのではないでしょうか?
或いは、動画ということですので、PC 側にその動画 Data の Header Data を維持させる機能が備わっておらず「CIPA (カメラ映像機器工業会) の MPEG4 Data だよ」という Header Data 部分から「CIPA の」を無視して「MPEG4 Data だよ」という Header だけにしてしまったのではないでしょうか?
動画では何十 MB にもなるでしょうから削除された Header Data 部分など一般的な Size 表示には出てこないほど微々たるものになります。
ちなみに防犯映像監視 Camera の Data などは見かけは JPEG や MPEG といった PC で扱える Data 型式であるものの Header 部分に細工をして Data の改竄を行わせないようにしているもので、画像 Data 内部に見ただけでは判らないよう暗号化した Data を忍ばせている場合もあります・・・見た目に判る Copy/改竄防止用としては Water Mark と呼ばれるものがよく使われますね。・・・ここまで神経質に Data 管理している Camera なのであれば PC に接続して Data を Copy した SD Card 内の Data を消去して改めて PC から Copy Data を返すなどということをしただけでも「この Data は僕の方式じゃないっ!」と拒絶するようになるでしょうね。
制止画 Data は EXIF 型式が世界標準となっているので殆ど問題ない筈ですが、動画では CIPA の規格 (PictBridge/PTP やMultiPictureFormat/MPO) も未だ世界標準と言えるほどまで育っていないことから Maker や機種によっては御質問者さんのような事になるだろうと思います。
補足
回答ありがとうございます。 デジカメの機種は、キャノンのIXY DIGITAL 920ISです。 正確には、 画像と動画をSDカードからPCのフォルダにコピーした ということになります。 画像と動画は同じところに保存されています。