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「雑な絵」と「味のある絵」の違い

漫画やイラストで、「人体としては明らかにおかしいのに綺麗に見える絵」ってありますよね? すごいラフな感じで、線とか何重にも重ねてたりするのに雑に見えない(それが「味」に見える)絵とか。 いい例となる漫画家やイラストレーターがぱっと浮かばないんですが…;; そういう絵は、ただの「下手な絵」や「雑な絵」とは何が違うんでしょうか? 例が浮かばないので、なんかざっくりした質問になってしまってすみません;;

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noname#199555
noname#199555
回答No.2

そうゆうのを絵心があるって事なんでしょうね。 バラバラに見えたり、歪でもどこかで計算されて余白も含め総合的にバランスを取ってるのかも知れないですね。 雑って心こもってなさそうですもんね。 絵が上手い人はたくさんいますけど、そういう人ってなかなかいないですよね。

noname#150494
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 総合的なバランス…! 成程、そうですね。 たまに、顔だけ見ると7等身くらいのイメージの顔なのに3等身になってるミニキャラとかいたりして違和感を感じたりします(^^;) 顔や身体、手足など一つ一つはすごく上手いのにバランスがおかしくて下手に見える絵とかもありますしね。 定義がはっきり決まっているわけではないけど、何か人間が「綺麗」と思うバランスがあるんでしょうね。 その定義が分かれば、そういう絵を描くのもだいぶ楽になるのでしょうけれど… 難しいですね。

その他の回答 (3)

noname#175206
noname#175206
回答No.4

 お礼、ありがとうございます。#3です。 >そういうのを狙って描く人は基礎から段々崩していく感じなのでしょうか?  天然云々でちょっと触れましたが、要は天才の資質があれば飛躍するでしょうし、そうでなければ、努力して秀才を目指すといようなことですね。  これをちょっと絵を離れて、昔々のインドの偉人ブッダ(ゴータマ、シャカ)と、やはり昔々の中国の偉人孔子で、比較してみます。  まず、ブッダですけど、王子として生まれ、16歳で従妹と結婚して子供も儲けます。その後、何が彼に起こったかはっきりしませんが、かなり贅沢な暮らしをしていたのが、生病老死があーしたこーしたとかで悩んで、出家してしまいます。ブッダ29歳の若さですが、その時までは、あまり考えてなかった可能性も(^^;。  その後、彼は瞑想を追求します。インドの伝統では、聖者はもちろん、瞑想というのは結構、当たり前の習慣だったようです。その瞑想で当時、名の知れた無所有処定に到達した聖者に教えを乞い、みるみるうちに無所有処定を習得してしまいます。  ブッダは「これって、ちょっと違わない?」と言い捨てたかどうだか知りませんが、今度は、非想非非想処定なる不可思議な境地に到達した聖者に鞍替えして、これもあれよあれよという間に習得してしまいます。天才です。でも、「やっぱし、ちょっとなあ」と、あっさり辞めてしまいます。  なんだかんだと苦行を試して、最後には「6年間、1日に麦1粒米1粒しか食べない」という無茶ダイエットみたいな苦行に入ります。当時のインドでは「身体が衰えるほど、精神は目覚める」と信じられていました。  天才ブッダも、やはり人間、それでは体は持ちません。ついにはトイレに行くにも、修行仲間に両脇を支えてもらって、もうほとんど運んでもらうようにしないと駄目なくらい、体が衰えました。  そうこうしているのを見ていた、スジャータという娘が、何を思ったかは知りませんが、牛乳を使ったおかゆみたいなものと伝えられていますが、ともかく滋養豊富で消化のいい食事を捧げます。食欲に勝てなかったのか、修行に嫌気が差していたのか、ブッダは喜んで、これを受けて平らげます。修行仲間は、「あいつは堕落した」と落胆したと、伝えられています。  元気を取り戻したブッダは、菩提樹の下で瞑想することしばし、悟りを開きました。その境地は説明不能なほど高度なんだとか。このとき、なんとまだ35歳、聖者としては若造もいいとこです。もうA級天才です。  一方、孔子。15歳の若さで早くも学問の志に目覚めます。あれこれ苦労したのでしょうか、ようやく世に出る決意をしたのが30歳。15年間勉学に勤しんだわけです。40歳、50歳、60歳の節目ごとに順々としかし遅々と境地を高めて行き、70歳でやっとのことで、自分でも満足できる境地に至りました。ちなみに現代の精神医学の見地では、この成長振りは、標準的な一般人の発達過程と一致するそうです。  ブッダの2倍の年月をかけて到達した境地は「したいようにしても、外道なことはしなくなった」だそうで。ブッダに比べて、慎ましいことです。  まあ、努力を一度も厭わなかった、努力の天才ではあるのかもしれません。到達したのは秀才の頂点なんでしょうね。資質としては一般人のような気がします。  有名な話で書くのも気が引けるのですが、ピカソは正確なデッサンができるようになってから、後世で驚かれるような奇抜な絵を描き始めたとのこと。天才でもB級でしょうか。  自分のことを一番理解できるのは、自分しかいませんから、もし天才としてA~C級のどこらあたりか、それとも一般人か。自分で自分を評価して、基礎中の基礎から取り組むか(英語でいえば、a penを覚えて、次にThis is a penみたいな)、いきなり自分が目指す頂点にトライするか(いきなりアメリカかイギリスの超一流大学に留学するみたいな)、その間のどこからか始めるか、スタート地点からして、試行錯誤するしかないんでしょうね。  ちなみに、私は泥沼を漁らないと駄目なタイプです。絶対に最短路は行けません。基礎中の基礎から曲がりくねりながら、じわりじわりしかないです。最短路を行ける人から、「そこじゃなくて、その横から真っ直ぐ上がってこい!」とか、アドバイスされますが、できないものはできません。アドバイスするほうもイライラしてるのが分かりますが、どうにもならんです(泣)。

noname#150494
質問者

お礼

二回目ありがとうございます!! 色んな具体例を…!! 人それぞれ能力が違うので、それに合ったやり方を自分で探すべき……と、そういう解釈をしていいでしょうか? (間違ってたらすみません;) まず今の自分を見つめ直すことから、ってことですね。 自分の身の丈に合ってないやり方でいくら頑張っても無理がありますもんね…。 ありがとうございました(^^)

noname#175206
noname#175206
回答No.3

 天然のボケをかませる人がいるように、天然でそれができる人はいるかもしれません。  いや、実際に漫画だけ見て、漫画を描き続けて、仰るような漫画を描ける人は、ことに同人関係にいますよね(同人好きから、散々聞かされているものの、私は同人関係に手を出さないので……)。  見た限り、多くは美術関係の学校などで基礎から学んで、リアルに描けるけど、見栄えのために、リアルをベースに取捨選択、デフォルメをしています。  一見して見栄えがいいけど、子細に眺めると、胸部と臀部をつなぐ胴体が異様だったり、両腕あるいは両脚の長さが極端に違っていたりします。  それを描いた漫画家さんやイラストレーターさんにお話を伺ったことはないですけれど、自分の目を信用するならば、 「デフォルメやり過ぎと分かっていても、充分承知の上で決断して、あえて見栄え重視で、いろいろ犠牲にしたんだろうな」 としか思えないものばかりです。パッと見て、これっていいなと思える絵は、ですけど。  もちろん、見栄え以前に、「これは、おかしいだろう!」とツッコみたくなる絵も少なくないようですが(ゲームCGで多いような気がします)。

noname#150494
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 そうですね、「デフォルメやり過ぎだけど見栄えがいい」っていうのが、難しいラインなんでしょうね。 ちょっと転んだらただのバランスのおかしい下手な絵になってしまうような… 先の回答でも仰っていましたが、やはりそういうのを狙って描く人は基礎から段々崩していく感じなのでしょうか? たまに、美術について詳しく学んだことは一度もないのに、そういういいバランスのデフォルメの絵を描いている人もいますけど、あれはやはり生まれ持ったセンスなどで、誰でもできるものではないのでしょうね… 見て、「これはおかしいだろう!!」というツッコミが一番にくるのがただの下手・雑な絵、 「綺麗…」ってまず思ってから、「いやでもこれバランスおかしいよな…」って考えるのがデフォルメされた綺麗な絵、 という感じですかね(^^)

回答No.1

おっしゃることわかる気がします。 私が持っているワインに関する資料の本に、一見、雑に見えるカットが沢山載ってるのですが…見るとすごく味がある良い絵なのです!^^;無論、プロの絵師が描いています。 その絵は、頭が大きすぎて、首が細長すぎる。線がガタガタに描かれており、いびつでおかしい。着色も雑。しかし、味のある絵として成立しています。 こういう絵が描ける人、うらやましくないですか!?(つд`) だって、すごく時間をかけて描いたリアルイラストより簡単に描けるのに、しかも金になってしまうという…(現在、リアルイラストは、流行ってませんしね…。ただ、一部の有名リアルイラストの絵師は、仕事がもらえてるようですが。) ああいうのって、完璧なデッサンやリアルイラストを完成させてしまった後に、自己流に、崩して描いたり、抽象的に描いていき、味がある絵に見えるように”つきつめていく”のだと思います(たぶん!^^;)。 実は私もそういうのを目指しているのですが…まだ時間がかかりそうです。 どうしても、私は、人をフッツ~の七頭身とかに描いてしまいます。平凡な絵でおちついてます。ただ、線の描き方は個性を出せるようになりましたが…

noname#150494
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 羨ましいです!すごく羨ましいんです!! 時間とかもありますし、なんか、必死に考えて考えて描くより「サラッ」と描いてなんとなく上手い方が格好良い感じしますよね(笑) 私はリアルな絵はそこそこ褒められる方なのですが、リアルな絵ってなんか、別に自分でなくても描けるじゃんって思っちゃうんです… 例えば目の前にある物体を紙にそのまま写し取るなら、同じ物を見て描けば上手い人ならみんなだいたい同じものが仕上がるし、最近は技術が発達してるから写真を撮って画像加工すればいくらでも良いものができますし。 それよりも、すごく簡単に描いているようだけどその人にしか描けないものにすごく憧れるんですよね(*´ω`*) まず完成させてから崩していく…成程、そういう方法は思いつきませんでした!! 意見ありがとうございます、お互い良いものを描けるように頑張りましょう♪

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