- ベストアンサー
拡張子変換「mpg→VRO」「VRO→mpg」に関して教えて下さい。
- PCでDVDを見るために拡張子を変更したが、映像に不具合があり戻したい。
- DVDの拡張子変更後、HDDデッキで再生しようとしたがデータがないと表示される。
- DVDはPCで見えるためデータはあると思うが、元に戻して方法を知りたい。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
まず基本的な部分から。 1.記録型DVDは基本的に自己録再、つまり記録した機器での再生しか保証していません。 記録型光学ディスクの物理的特性、光学ドライブのレンズ、ピックアップの状態、ディスクの記録状態の要因から他機での正常再生は保証外です。 互換性の保証はありません。 方式さえ適合していれば、大抵は再生はできます。が、できない場合もあると言うことです。 2.VROファイルは確かにMPEG2ファイルではあります。しかし中身はDVD-VIDEOのVOBと異なり、必ずしも時系列順にデータが並んでいるとは限りません。 DVD-VR自体が記録時にその時点でのピックアップがある位置からディスクへの記録を開始し、隙間を埋めて行くHDDやフロッピーディスク同様の記録です。 読み出しはDVD-ROM同様にディスク内周から外周へと読みだすために、VROファイルの中身は時系列順とは限らない場合があります。 このようなVROファイルはタイムコードなどの管理情報もIFOに収容されているために、IFOのコントロールで時系列順に再生される仕組みですので、VRO単体では正規のMPEG2ファイルとは言えません。 なので拡張子をmpgに変更しても必ずしも正常に再生できるとは限りません。 3.DVD-RWは記録面に相変化無機素材が採用され、熱による結晶化、非結晶化でピットを形成する仕組みですが、熱を受ける度に劣化が進行します。 公称1000回の書き換え可能となっていますが、実際は3~5回程度簡易消去(レコーダーの初期化)での使用では、この劣化から書き換えが上手く行かない部分が発生して、ドロップフレームやブロックノイズが発生します。 通常再生の場合はこれら補正不能フレームはスキップされ、補正によって音ズレが発生しないために気付かない場合が多いです。 PCのライティングソフトの完全消去でディスクをリフレッシュすることで、この不具合は解消される場合がありますが、概ね30~50回も繰り返し使用すると寿命が尽きます。 4.DVD-VIDEOやDVD-VRで記録したディスクにはIFO、BUP、VRO(DVD-VIDEOの場合はVOB)だけが記録されているわけではありません。 記録速度やレイヤー、記録に使用した光学ドライブ、コピー制御、ディスクスティタスなどのディスク管理情報が記録されています。 >映像が飛ぶなどの不具合があったため 項目2及び項目3を参照してください。 >TVを録画したDVDをPCで見られるようにしようと思い拡張子を「名前を変更する」から手入力で「VRO→mpg」に変換し DVD-RWディスク上で上記の作業を行った場合、レコーダーインフォメーションも書き換えられてしまいます。 項目4です。 つまりそのディスクはその作業をしたPCの光学ドライブで作成したものとなります。 あなたがした事はディスク管理情報も書き換えることですので、例え本来は自己録再のディスクでも、レコーダーインフォメーションの光学ドライブ名が異なるので、自己録再とはなりません。項目1です。 >PCでファイルが表示されるという事は、データはあるという事ではないのでしょうか? データはあります。 ディスク上のDVD-VRはダメにはなっていません。 が、ディスク管理情報が書き換えられたので再生できる機器が制限されることになりました。 本来拡張子やタイトルの書き換えなどの行為は記録型光学ディスク上で行うものではありません。 それをしても良いのは記録に使用したレコーダー上でのみです。まぁレコーダーでは拡張子は書き換えられませんが。 通常拡張子変更などの作業は、はフォルダごとHDDにコピーしてそこで行うものです。 >元に戻す事が出来る方法がありましたら DVD-RWのDVD-VRですので、レコーダー側でディスクの認識ができるならばファイナライズを解除してから、改めてディスクのファイナライズをすれば元に戻せる可能性もありますが、レコーダー側で「データがありません」と言うことはディスクの認識自体していません。 DVD-RWの認識不良は下手すると光学ドライブが暴走します。 なのでありません。 レコーダーの説明書にも他機やPCでの編集したディスクは、方式が適合していても再生できなくなる可能性があることは必ず記載があります。 その行為をしたのですから、自己録再の保証の限りではありません。 素直にPCではCPRM対応のDVDプレイヤーソフトで再生していれば良かった、と言うことです。