Windowsの場合は、付属デバイスドライバーで対応できないことが多く
NECの一般家庭向け製品については、個別の機能について
それを実現しているコントローラーチップのメーカーサイトなどから
デバイスドライバーを探し集める必要があります。
ですから、このPCの場合は標準のWindowsXPのリカバリーとして
OSを導入するのが理想です。HDDにリカバリー領域があればそれを使いますし
リカバリーディスクの作成を怠ったり、紛失するようなことがあれば…
それは、付属OSの放棄につながります。
たぶん、既にメーカーからのリカバリーディスク入手もできないと思います。
また、この機種が搭載するアナログTV放送に関わる機能は…
(デジアナ変換対応世帯などでは現在でも利用可能のはずですが)
チップメーカーからドライバー等を入手することができないと思いますから
利用不能になると考えるべきです。
単純な、インターネット端末として利用するのであれば、面倒くさいWindowsをあきらめて
Ubuntuのような無償で利用できるLinux系のOSを利用することが考えられます。
メモリーを512MB以上に増強してあれば、UbuntuをCDから導入することで
グラフィック,サウンド,LANといった基本的機能については
自動認識によって、デバイスドライバーが導入されることが期待されます。
これは商用製品としてWindowsは、検証を受けたドライバーしか収録しないのに対して
オープンソースで作られるLinuxでは、ある程度の信頼性が得られたドライバーなら
片っ端から収録して、自動利用できるように整備する方針になっているためです。
残念ながら、特殊なデバイスの部類であるアナログ放送に関わる機能は
Linux系OSでも利用できないのですが…
Linux系OSで運用するのであれば、WindowsXPが使えなくなる2015年以降も
壊れるまでこのPCを使い続けることができます。
なお、メモリーが出荷時の256MBのままの場合は、WindowsXP SP3も7も
メモリー不足でまともに動かないのですが…Linux系OSであれば
Puppy Linuxのような、軽量版OSを使うことで、充分な速度で動きます。
お礼
ありがとうございます。 参考になりました。