まず、Intel CPU搭載のMacintosh(あなたのiMacもそのうちの1台です)に、Windows OSをインストールする場合、デバイスドライバソフトとして、Boot Camp Softwareを、Windowsにインストールする必要があります(Mac OS Xに、ではないのでお間違えなく)。デバイスドライバとは、デバイス(ハードウェアパーツ。モニタや、サウンドカード、光学式ドライブ、無線LANカードなど)を動かす(Drive)ためのソフトウェアのことで、これをインストールしないと、画面のサイズを最適化できないとか、音が鳴らないとか、インターネットに接続できないとかの状態になります。Appleは、Intel CPU搭載Macintoshのためのデバイスドライバを提供することで、Windowsのインストールを可能としました。そのサービスをBoot Campと呼び、デバイスドライバのインストーラをBoot Camp Softwareといいます。
Boot Camp Softwareは、Mac OS X 10.5 Leopardのインストールディスクに、正式付属するようになりました。Mac OS X 10.4 Tigerの時代には、ベータ版として提供されていました。ベータ版とは「評価版」といって、メーカーが、製品の評価と不具合の調査を外部に依頼するためのバージョンをいいます。けっして実用のために提供されるものではなく、正式版がリリースされれば、その時点で使用ライセンス権が消滅します。時期的にみて、「購入時、OS10.4でwindows vistaをお店でインストールしてもらい利用して」いたのは、Boot Camp Softwareのベータ版で、あなたに継続して使用する権利を持っていません。
> HDを交換、OSまで10.6にアップグレードされて戻ってきました。
これも勘違いしないでいただきたいのですが、インストールされたMac OS X 10.6は、修理がちゃんと成功しているかどうか、確認するためにインストールされたのが、たまたま作業所にあったMac OS X 10.6であったというだけの話で、修理とともにOSのアップグレードサービスを行ったのではありません。あなたは修理から戻ってきたiMacの動作を確認し、手元にあるiMac付属のディスク(Mac OS X 10.4 Tiger)をインストールしなおさなければいけません。ライセンス上(権利上)あなたはMac OS X 10.5 Leopardを使い続けることはできないのですから。
Boot Camp Softwareは、Mac OS X 10.5 Leopard以上のインストールディスクに収録されています。Windowsを起動している状態で、インストールディスクを挿入すると、自動でBoot Camp Softwareが起動します。ウィザード形式になっているので、指示どおりに操作するだけで、デバイスドライバのインストールが完了します。再起動すれば、いままでとおなじように使用できます。
Mac OS X 10.5 Leopardは、販売終了となっており、Mac OS X 10.6 Snow Leopardは、最新バージョンのOS X Lionがリリースされたため、Apple Storeの在庫がなくなりつつあり、納期が長くなっています。電器量販店なども、在庫限りの扱いでしょう。
(OS X Lionは、DVDディスクによる提供をやめており、Boot Camp Softwareもおそらく付属していません。OS X Lionは、基本ネットワーク経由のアップグレードとなっており、Boot Camp Softwareもネットワーク経由でダウンロードすることになりますが、Windows 7以降対応となっており、Windows Vista非対応です)
Mac OS X 10.6 Snow Leopardを、早期に購入するか、Leopardをオークションなどで入手してください。それが結論です。
質問者
お礼
回答ありがとうございます。
>ベータ版とは「評価版」といって、メーカーが、製品の評価と不具合の調査を外部に依頼するためのバージョンをいいます。
>けっして実用のために提供されるものではなく、正式版がリリースされれば、その時点で使用ライセンス権が消滅します。
そうだったのですね、勉強になりました。
>手元にあるiMac付属のディスク(Mac OS X 10.4 Tiger)をインストールしなおさなければいけません。
>ライセンス上(権利上)あなたはMac OS X 10.5 Leopardを使い続けることはできないのですから。
納得できる説明をありがとうございます。
私もこのまま使っていいのか不安がありました。
早期にOSを購入する方向で解決してゆこうと思います。
Windows Vistaが起動した状態でMac OS X 10.6のインストールディスクからBoot Coampをインストールしてください。
これをしないとドライバーが組み込まれていないと思います。
状況から判断して、Windows Vista用のデバイスドライバーがインストールされていないと考えられます。
お礼
回答ありがとうございます。 >ベータ版とは「評価版」といって、メーカーが、製品の評価と不具合の調査を外部に依頼するためのバージョンをいいます。 >けっして実用のために提供されるものではなく、正式版がリリースされれば、その時点で使用ライセンス権が消滅します。 そうだったのですね、勉強になりました。 >手元にあるiMac付属のディスク(Mac OS X 10.4 Tiger)をインストールしなおさなければいけません。 >ライセンス上(権利上)あなたはMac OS X 10.5 Leopardを使い続けることはできないのですから。 納得できる説明をありがとうございます。 私もこのまま使っていいのか不安がありました。 早期にOSを購入する方向で解決してゆこうと思います。