議会でアンドリューは人間として認められないという宣言を受けますが、その後自分の体内に血液を入れる決断をします。結果として彼の体は老いていきます。
20数年後、アンドリューは再び議会に人間として認めて貰うよう懇願します。議会は「極めてデリケートな問題」として決断まで時間がかかる事を彼に告げます。
そして議会の宣言がある日。二人は並んでベッドに横たわり、スクリーンを眺めています。
議会はアンドリューを人類史上尤も長く生きた(200年近く)人間である、と宣言しますが、その宣言を聞かず、彼は帰らぬ人となります。
彼の傍らで一緒に宣言を聞いていたポーシャは二人の世話をしていたロボットが「残念ながら宣言を聞く事は出来なかったようですね」と言ったのに対して「いいえ、彼に宣言は必要ではなかったのよ」と言い、更に「私の電源(生命維持装置の)を切って頂戴」と言う。ロボットに主人の生命維持装置を切る事など到底出来るわけもなく、躊躇していると「これは命令よ」と強く言う。
その言葉を受けロボットは彼女の生命維持装置の電源を切る。ポーシャはロボットに「有り難う」と言ってロボットは「お役に立てれば何よりです」と返答する。
ポーシャはアンドリューの手を取り「もうすぐあなたの傍にいくわ」といって画面全体がゆっくり暗くなっていく。
これを悲しい結末と受け取るか、あるいは愛の形であると捉えるかは人によって様々ではないのでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 読んでて涙がでそうに・・ アンドリューは死んでしまったんですね。 でも二人は愛し合いハッピーエンドとも取れて いい映画だったと思います。 またこんな映画が見たいです。