全体的にはフィクションですがかなり本当の話が
含まれています。
カールセーガン博士原作の小説のほうを読まれる
と詳しく記述されています。
映画では宇宙人からのメッセージを受信できた
詳しい経緯が語られていませんが、
宇宙人がメッセージを送ってくるとしたら
どうゆう方法をとるか、科学的に検証され
実際に電波を受信していたことがありました。
最近の研究を知りませんが、多分まだやって
いるのではないかと思います。
電波といっても周波数がありますから
闇雲に探すには、無理があります。
全天空からくる全周波数の電波など
監視し続けることなどできないからです。
宇宙人がメッセージを送ってくる
可能性のある周波数は今でも
使用禁止になっているはずですが、
それを軍事機関が悪用することが
あり、宇宙人からのメッセージか?
と思われる通信が入ることが何度か
あったそうです。
(この辺り小説のほうに書かれています)
映画のほうではあまり強調されていません
でしたが、宇宙人からのメッセージ
の重要性の1つは、それが特定の国に
対するものではなく、自転する地球で
宇宙の特定方向から来る電波を受信には
世界の国々の協力が必要だということです。
映画の中でも内容的に出てきましたが、
宇宙人からのメッセージは地球を1つに
するという、人類の長年を夢を達成
できるきっかけになるかもしれないん
ですね。
また実話ということではないにしても、
現実社会の問題点も多く盛込まれて
おり、それがリアイティー感を出す
結果になっている部分が多々あります。
研究者が研究予算を必死になって
かき集めようとするところや、女性
であるがゆえに差別され、いざメッセージが
受信されると、男性の学者に成果を横取り
されるとうのは特定の具体例を挙げて
いるのではなく、実際よくあること
なのです。
日本で有名な話としては、ノーベル賞を
受賞した江崎玲於奈博士のエサキダイオード
の研究というのがあります。発案は
確かに江崎博士のようですが、実際の
研究は、博士の助手である女性研究員が、実験内容
についていろいろすばらしいアイディアを
出して研究を進めたことが成功に繋がって
いることが知られており、本来なら江崎博士と
ノーベル賞を共同受賞してもいいくらいなんですが
その活躍が事実上全く無視されていることは
今でも問題として残っています。
最近のニュートリノの研究による
ノーベル賞の受賞も、小柴さんの
名前しか出てきませんが、この映画
コンタクトのように困難を乗り越えて
努力した優秀な女性研究者の活躍が
あるかも知れません。
女性研究員を影で支援してくれる
天才にし大金持ちのSRハデンの
ような人物の存在は、単に映画を
引き立てるだけのキャラクターではではなく、
現実社会でもその存在が求められている、
理想的なリーダー像なんだと思います。
お礼
詳しい説明を有難うございました。 リアリティがあったので、どうなんだろうと思っていたのですが、どうしてなのかわかった気がします。 有難うございました。