>エアコンのカビの安全性
↓
エアコンの機種や仕様や内部の状態が分かりませんが・・・
◇カビ予防の基本は、あくまでも発生させず、増やさず、飛散拡大させない事です。
その為には、エアコン内部&フイルター&冷却器の清掃・乾燥・コロニーからの胞子の放出防止(見つけ次第に歯ブラシやドライヤーで退治)です!
カビは棲息条件にもよるが、主にアオカビ・黒カビ・コウジカビと思われます。
少量なら、お餅や食品に付くカビと同じであり、直接的な食中毒・皮膚病には至るらない不快生物(有益でも有害でもない)だと言えます。
但し、エアコン内部に棲息し増殖しておれば、運転時の送風に混入して大量に連続して空気中に飛散・浮遊する事になります。
そのカビ並びにカビ胞子を呼吸と一緒に身体内に吸入すると、本能的に身体外へ追い出そうとするヒスタミン等の抗体の活動が活発になり花粉症と同じようなクシャミ・涙・咳の原因やアレルギー症状を招く可能性があります。
さらに、湿気とカビと汚れや生活臭が混在しますとエアコンの送風に混じって、嫌な臭いが出て来ますが、臭いそのものよりも眼に見えない雑菌やカビ胞子やダニの死骸や糞がアレルギーを誘引する微粒子(アレルゲンと呼ばれる)&塵埃(ハウスダスト)となって出て来る。
そのアレルゲンを吸い込んだ時に追い出そうとする働きが花粉症であってり、モーニングアタック(朝の起床時に、床面で沈下安定しているアレルゲン・ハウスダストが空中に飛散して引き起こすクシャミや咳の激しくなる症状を言う)を引き起こす。
その為、エアコンクリーニングやフイルターの清掃、室内機の可能な限り拭き掃除、熱交換器の乾燥(防ダニとか防カビと呼ばれている機能、無ければ送風運転で冷却器の表面を乾燥させる)を行い。湿気と埃等のカビの発生場所や棲息増殖する拠点『コロニー』をチェックし撲滅する事で、カビの付着や増殖を防止出来る。
尚、防カビ剤の使用は専門業者以外は行わない方が良い<サビや腐食、冷却器の効率低下に繋がり易い>