たまにはWindows Mobileのことも思い出してあげてください。
大衆にスマートフォンが広く認知されたのは去年か一昨年くらいですが
その原型は旧世紀に遡り、米国でビジネスマンが注目したのが2004年頃です。
iPhoneが2007年ですし、Androidはごく最近のこと、ですが…
スマートフォンの始まりは、DoCoMo iモード開始と大差なく古いのです。
Appleは既存の市場で、一線を画す製品で成功することが得意で
まったく新しい市場を作り出して成功した例はあまり無いのです。
画期的パソコン、画期的ポータブルオーディオ、画期的スマートフォンの影で
NewtonはPalmにしてやられ…XBoXより先にリビングを目指したPippin @.も失策。
閑話休題
現在では、スマートフォンのOSとして、おおむね五種類が使われています。
Symbian搭載携帯電話の一部がスマートフォンに分類されるようですし
オバマ大統領がホワイトハウスに持ち込もうとして報じられたのは
BlackBerry OSを搭載したBlackBerryでした。
そして、MicrosoftはWindowsとの連携という強大な魅力を備えた
Windows MobileというOSを2003年から供給しています。
まぁ、日本でもW-ZERO3のOSとして注目を集めたとも言えますし…
「所詮WindowsXPや7のソフトは動かないんでしょ」なOSとも言えます。
日本では、非常に影が薄い存在です。
でも、米国のビジネスマンスマートフォンのOS比率については
Android黎明期の2009年の調査では
BlackBerry,iOSに次ぐ三位のシェアを持っていたそうです。
まぁ、ともかく、スマートフォン=iOS,Androidでは無いのです。