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天皇制について
天皇制が存続する理由は、伝統であることのみに依るのでしょうか? 憲法は改憲出来るため、憲法に、天皇陛下が日本国の象徴であると明記されているから、という理由は理由にならないので、いりません。 こてこての国粋主義者のつもりが、この質問を読んで、ふと、なぜ天皇制が制度上正当に存続する理由はなんなのかとかんがえてしまいました。 みなさんのお考えを知りたいので、アンケートのカテゴリで質問致します。
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天皇制がなぜ存在するか、それは「人間社会には頂点に立つ人が必要だから」です。 そしてこのような問題を考えるときに、日本の制度だけ見ていてもだめですので、世界各国をみてみたいと思います。 まず、世界で「人間社会の頂点に立つ人」を世界ではどのように決めているかというと、 ・議院内閣制による首相選出 ・直接選挙による大統領などの選出 ・伝統的な王や貴族 ということになります。 様々なやり方があるのはご存知だと思いますが、重要なのは「頂点にたつ人物を決めない国はない」ということです。 ここに天皇制(別に天皇でなくてもいいけど)が存在する根拠のひとつがあります。 次にでは歴史的経緯などを考えたときに「頂点にたつ人物の決め方」はどのように変化してきたか、ということになります。 どの国の歴史でも、通常は「王」がたって独立国として出発します。今はひとつの国なのに歴史的には王が乱立して小国が何個もあったという時代を持つ国もおおいです。イギリスは主なものだけで3カ国に分かれていましたし、中国も三国志などのように小国に分かれている時代もありました。 大統領などの「近代的・民主的」な選び方がなされるようになったのは、フランス革命以後だと思われていますが、以外にもそうではありません。 ギリシャの各都市国家(ポリス)では王が統治しているところや、民主的に統領を選んでいるところもありました。場合によっては選挙で選ばれた人が王になるという国もあったのです。 また特殊なのは、古代ローマの皇帝制でこれは絶対的専制主義であるのに、選挙やその他民主的な手続きを得ないと承認されない、という特殊なものだったのです。 これらの内容から「人間社会が一人の人物を頂点に選ぶのは以外に難しい」ということが見えてくると思います。 日本に限らず王家がいまだに世界中に存在するのは、この「頂点の人物を選ぶ」ということが歴史的事実、つまり世襲に基づいておりそれを変更する事情が存在しないからです。 日本の総理を見るまでも無く民衆による多数決による決定は「権威の付与(これを正当性という)」と言う点に欠点がありますので(菅総理は民主党の多数の賛成で誕生したことも、国民が民主党を与党にしたことも忘れてはいけません)アメリカの大統領であってもレイムダック(政治的無能状態)を引き起こす危険が常に付きまといます。 王制を廃止したフランス革命は、その後80年間に渡り政情が安定せず、王制復古もナポレオンによる独裁政治も経験した上で、ようやく第三共和制で安定したという事実があります。民衆による権力と権威のコントロールが難しいことを示しているといえます。 その点、問題はもちろんありますが世襲による頂点は「権威」と言う点で非常な利点があるといえます。だから、日本に限らず近代国家が生まれて400年以上経っても「王国」が存在し続けるのです。 この政治的安定というのが天皇制が存続する第二の要件です。 最後は地政学的理由です。 日本は世界的に見て非常に特殊な場所にあり、日本と同じ条件をそろえている国はありません。そしてそれが日本を世界で最古の現存王朝を持つ国にしているといえます。 日本はイギリスと比較した場合、大陸から遠い位置に存在しています。イギリスと大陸(フランス)を隔てるドーバー海峡は距離にして60km程度ですから、古代でも船で容易に渡ることができました。この距離が大陸によるイギリスの政治的介入につながっていき、現在でも王朝はあるもののイギリスの最初の王朝とは系統に変化があります。 日本の場合、大陸と行き来はできるものの大量に軍隊を送ることは難しく、また亜熱帯に属する日本の風土が世界的に見て人口を育てやすい環境を持っていました。つまり大陸から征服にくるのが困難であるということです。 そして重要なのは、早い段階で現存する天皇家(大和朝廷)が日本をほぼ統一したという事実です(沖縄と北海道を除く)そして現代まで「元寇」と「GHQによる占領」以外は他民族の侵入も経験しておらず、侵略も受けていないのが日本の歴史の一大特異点になります。 これにより、国内での紛争も他国の侵略戦争とは趣が異なることになっていき、正統性と正当性の位置づけも日本独特の経緯が現れます。 端的に言えば、鎌倉幕府が出来たときに「天皇の勅許」を得て軍事政権が誕生したということがすべての始まりです。これにより、現代までの日本のグランドデザインが形作られることになります。 なぜ鎌倉幕府が天皇の勅許を得て征夷大将軍として幕府を開いたかと言うと、それは「天皇の権威を借りることで、天下人を明確にし不毛な争いを避ける」ためだったのです。 もし鎌倉幕府が天皇を廃し、全国を力による統一を図ろうとしたならば、100年ぐらい続く騒乱になってもおかしくなかったかもしれません。応仁の乱から戦国時代までの100年間が早めにやってくる感じだったと思います。 しかし、鎌倉幕府は天皇から「これから源頼朝に政治を任せる、みな従うように」という勅許を得たために、源頼朝には従いたくない勢力も天皇の意向にはしぶしぶ従って、早期に鎌倉幕府が安定したのです。これにより、政治にも軍事にも縁の薄い庶民の犠牲が少なくなったことはまちがいない事実です。天皇は政治を諦めることにより、源頼朝は自分より上位の「権威」と権力を与える「天皇家の正統性」を認めることにより、日本の国家と国民の安定を早期に実現したと言えます。 これが後の日本のグランドデザインとなり、(信長は天皇を尊重したか怪しいですが・・)室町から戦国時代を経て豊臣の関白政治そして300年続く江戸幕府につながって行くのです。 明治維新になると「近代国家」の号令がかかり、もう一度天皇を担ぎ出して新しい政権(明治政府)を作ろうと試み成功します。当時の近代国家はプロイセンなど立憲君主国家が多数あったため、これをモデルとして明治憲法を造りました。しかしこれもやはり「天皇が誰かに政治を委託する」という古来からの日本方式を「憲法」という名前に変えたのにすぎず、内閣を作って天皇を輔弼させる、と言うものだったのです。 もっともこの方式には穴があり、天皇の大権である軍事権(総帥権)は文民統制を受けないと解釈され、日中事変から第二次大戦に突き進み、敗戦を迎えることになるわけです。 天皇の責任はこの主題ではなくまた議論も多いので明言は避けますが、昭和天皇が自ら決断して決めたのはポツダム宣言受諾による終戦だけだったと言われていることが注目に値します。 つまり、昭和天皇は内閣の輔弼も日本的な権力構造も、十分に認識されていたのだと言うことです。 敗戦により、日本は新しい憲法を造り、新しい形の国生まれ変わったとされています。天皇は国家元首から「象徴」の地位に退いたというのが、通常の説明です。 しかし、明治時代でも現代でも、条約の批准には天皇の御璽(はんこ)による決裁がなければ有効にはなりませんし、内閣総理大臣も天皇の任命がなければ就任することができません。 江戸時代に開国を迫られた江戸幕府が「京都の決裁が居る」と説明して笑われたように、源頼朝に征夷大将軍を与えたように、現代も天皇の勅許(とは言わないが御璽による決裁)がなければ、この国の政治はまったく動かなくなるのです。 これが歴史的に天皇制が存続している理由で三番目の理由になります。そしてこれを「国家統治の正統性」と呼びます。 正統性はまさに歴史と伝統であり、そこに住む人々の納得が重要です。イギリスの戴冠式では国教会の祭司が国王に王冠をかぶせるように、アメリカ大統領が聖書に手を置いて大統領に宣誓するように、日本では天皇による決裁が、様々な政治の動きに正当性を与えるのです。 今の現状で、よく考えもせずに天皇制を廃止すればどうなるか・・ 多分、隣の国のように民衆に選ばれた大統領であっても、退任後に逮捕されたり自殺したりという「新しい正統性」を得るための苦しみを味わうことになるのだと思います。 それはすなわち、国民が、特に政治にはほとんど関係ない庶民の生活がとても苦しくなる、ということを意味しています。 フランスは革命後「新しい正統性」を得るのに80年を要しました。アメリカの南北戦争は大統領制の「正統性」をどう位置づけるかという国を二分する戦争でした。そして隣の国は「正統性」を産み出す苦しみを味わっていますし、中国は無理にでも反日教育をすることで共産党の正統性を維持しようとしてます。 今の日本には、政治的課題は山積しているとはいえますが、政治の正当性を失うような危機ではありません。天皇制が揺らぐ時がくればそれはまさに日本国の危機だと言えます(GHQの占領時に一度危機が来ています) そのような状態でないなら、歴史的にも日本政治風土にもそして現在でも天皇制は十分な正統性をもち、また十分に機能していると思います。だから天皇制は日本に必要であり、日本のそのものと言うことができるのです。
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「何かの理由がいる」 と考えるのは、合理主義の錯覚ではないでしょうか。 帰納的推論すら、人間の脳が備えている信念にすぎないことは、すでにヒュームによって提議されています。 そしてまた、理由を必要としない超合理の信念に対して、論理的批判が的外れであることは、論理学的な常識でもあります。 天皇の存在に関して、あれこれと理由付けをしても、それは同時に合理主義の批判を呼び込みます。 天皇の存在は、私たちの八百万神と同じ位置にあるもので、八百万神と同じように、人に忘れられれば消えてなくなってしまう類のものです。 そんな儚いものを けれども 「尊い」と感じて 1400年以上共に歩んできたのが、日本人の歴史ではないでしょうか。 こうした歴史をふまえ、憲法で規定されているのが、現在の天皇の象徴制(元首制)かと思います。 御質問の「制度上正当な理由」というのは、倫理学説などに基づいた合理的理由を求めてのことかもしれませんが、広く世界を見渡してみても、国家元首の規定はみな歴史的背景を持っており、税制や社会保障などとは異なり、とりたてて合理的理由を必要とする類のものではないと思います。
お礼
ありがとうございます。 論理学的?哲学的?な視点からの考え方、ありがとうございます。 実は、天皇制について議論した場合を想定して想定問答を考えていたのですが、どうしても合理的な理由が希薄だなと思い、今回質問した次第で御座います。 大変参考になりました。
- rikukoro2
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どーでもいい蛇足・・・ 太閤秀吉は後年『関白』という職につきました。これは天皇を中心とした公家の位です。 これは彼が農民出身で幕府を開けない・・というのがあります しかし厳密にいうと、幕府を開けるのは武家でも『源氏』だけなんです 武家には主に4つ『源氏』『平氏』『橘氏』『藤原氏』があり、幕府を開けるのは源氏だけです。 例えば『織田信長』があのまま日本統一をしても織田氏は『平氏』なので幕府は開けません
お礼
ありがとうございます。 歴史にお詳しいのですね。 時間をみつけて、歴史も勉強します。
- rikukoro2
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あと補足しますが 『伝統』というのは案外やっかいなものです。 人間は より古いものには畏怖と敬意という感情が生まれます。 古くさい不便なものなら世界中の世界遺産の建造物全部破壊しちゃえばいいんですからねw 欧米の古い町並みなんて全部叩き壊して近代風の建物にしないのは名瀬なのか? 古い、伝統というものに畏怖と敬意を持つ人間の本能といってもいいでしょう 前述しましたが特に欧州のキリスト教国圏の国々ではこの傾向が顕著です。 で日本の場合日本の皇室の歴史は古いんです。 それを外交手段として日本は非常に有利に使えます。 例えば、中国の天安門事件の後、中国は日本の皇室に訪中するすように盛んに外交を進めてきました。 天安門以降、米国を中心とした経済的圧力が続いた為、日本にそのような外交をお願いしてきますた。 で日本の皇室が中国訪問後、欧米は経済的圧力をといたのです。 このように西側諸国における伝統を武器にした天皇外交は重要な外交カードになります 蛇足としてですが・・ 諸外国などで冠婚葬祭があった場合・・・ 東南アジアなどでは席順はその王の在位年数になります しかしノルウェなどの欧米では皇室の歴史順になります 国益という面を見れば皇室というものは政治的・経済的メリットのほうがはるかに大きいのです。
お礼
度々ありがとうございます。 やはり、伝統に意義を感じられなくなってきているのは、郷土愛、愛国心、が希薄化しているのでしょうかね。
- rikukoro2
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天皇制を存続する意味は 伝統以外にも政治的に意味合い、そして経済的な理由があります。 政治的な意味は皇室外交を初めなんとなく質問者は分かるかもしれませんが、 もっとも重要なのは経済的な意味です。 例えば、日本で総選挙や首相交代の時は 日経平均株価が下がります。これは政治の指針が政権によって異なる危険性を考慮して外国を中心とした投資が引き下がれる為です。 つまり大きな政治家的変化があると、経済に少なからず影響があるのです。 で、日本の場合は建国以来天皇をTOPとした政治体系です (無論 室町幕府、江戸幕府など天皇の実権はありません) それが廃止されると日本という国の定義が変ります そこで問題なのですが、外国は天皇というものをかなり神聖化しています。 これは英国など欧米文化の伝統です。どの国も皇室というものを重要視しています なので英国女王が国のTOPという国は16カ国もあります ※エリザベス女王が女王として国のTOPとして憲法で定義されている↓ イギリス女王、カナダ女王、オーストラリア女王、ニュージーランド女王、ジャマイカ女王、バルバドス女王、バハマ女王、グレナダ女王、パプアニューギニア女王、ソロモン諸島女王、ツバル女王、セントルシア女王、セントビンセント・グレナディーン女王、ベリーズ女王、アンティグア・バーブーダ女王、セントクリストファー・ネイビス女王をエジサベス二世が女王として兼ねます http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%B6%E3%83%99%E3%82%B92%E4%B8%96_(%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E5%A5%B3%E7%8E%8B) なので日本が天皇制を廃止した場合日本国という国が一度なくなります。 そうなると一番あわてるのは日本国債を購入した人です。となるとS&Pをはじめ多くの国債格付け会社が日本国債の信用格付けを大幅に引き下げる危険性が非常に高いです。 ※無論日本という国がなくなるわけではなく、新しくなるわけです。しかしこれを機会に国債は前のj国の借金だから関係ないといいはるんじゃないか・・・という危機感は生まれます 特に外国人にこの傾向は顕著です 今現在国債の支払いは約20兆円もあります。もしここで信用格下げ、国債長期金利が大幅に引き上げとなれば日本という国は経済的に破綻します もし 国の借金1000兆円の金利が1%上がっただけでも年10兆円支払いが増えるのです。 もし国債格付けがBランク以下にまで落ちれば 短期ソブリン債となりますがそうなえると金利は年10%以上です。 日本という国は間違いなく崩壊しますね なので国粋云々の前にこの国の経済が危機的状況の時に天皇制廃止というのはあまりにも経済的知識がなさ過ぎますね まぁ・・・中学三年では無理もないかw
お礼
ありがとうございます。 今まで経済的な視点から考えたことはありませんでしたが、こういう見方もあるのですね。
伝統に依る、とする考えは、一見妥当性があるようですが、実際には何時の時代にも、その時代の権力者や権力者グループに都合の良い伝統しか流布されない事実からして無理があります。 もちろん、歴史も同様です。 おそらく、天皇制が存続し続けているのは、現時点で天皇制が存続していた方が、より都合の良い人たちが権力を握っているからでしょう。 例えば、公家たちが権力を失った鎌倉幕府以降で、実質的な権力者で天皇に依る最高の位を戴いたのは、最も貧しい階級からの出身者である、太閤秀吉です。秀吉は他の幕府開設者のような「家」がありませんでしたので、天皇に依る権威を利用したのでしょう。 また明治期に天皇が復権したのも、実質的な権力者の中心になっている人たちが、西日本の下級武士だったからでしょう。 もちろん、権力者の役割が国内政治ばかりでなく、国際政治の担い手にもなる必要があるという事情もあり、対外的に伝統を振りかざせたからでしょう。 しかし、その数十年前までは士はともかく、農工商者は、天皇という言葉すら知らぬまま、生涯を終えています。 下級武士出身者にとって、天皇の権威は、一番好都合だったのではないでしょうか。 そして現在、天皇制が存続している理由は、日本国憲法は、アメリカ帝国主義を担保する道具として作られたからでしょう。 アメリカにとっての太平洋戦争直後の日本は、ソ連、中国などの強大な共産主義国家の防波堤、として位置づけられていたようですから、天皇制なくしては、その機能が果たせないと考えたのではないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。
- fujic-1990
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権力争いが穏やかになるから、だと思います。そこを良しとして、あえて天皇制をつぶす人間が出なかったゆえに、存続しているのだと思います。 どんなにがんばっても、日本ではトップに成れないわけです。最高権力者になっても、まだ頭を下げなければならない存在がいるわけです。 所詮、自分が振り回している権力はその人からの預かりものにすぎない、と自覚すれば振り回し方も穏やかというか、遠慮がち、節度のあるものにならざるをえない。 それが日本人の、あまり強力な自己主張、争いを好まない性癖に合致しているわけです。 下々は、「菅? 無能だと思うけど、結局誰でも同じじゃぁあん?」みたいな話になるし、政治家も「俺が俺が」と権力争いもしない。そんな感じで済みますから。
お礼
ありがとうございます。 確かにこの一面もありそうですね。
- EFA15EL
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極論すればその通り。 伝統や歴史というのが非常に重いものであることの証左とも言えます。 似たような存在に王や皇帝が居ますが、これもまた歴史の上に成り立つものでしょう。 敢えて合理性を求めなければならないのだとすれば、国民が望んだという以外に表現のしようが無い気がします。 良くも悪くも戦後のねじれた民主教育の賜物で、 我々は天皇の存在に対して、時として希薄な思いしか持ち得なかったりするのですが、 それでも尚、国民投票すれば、現行ままの天皇制は維持されるのであろうと予想します。 30年後は分かりませんけどね。
お礼
ありがとうございます。 本当に、このままいくと、30年後はわからないですね。
- EF_510
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伝統だから、で何か問題があるのでしょうか? 憲法の話をされていますが、逆に憲法に規定されてるのは日本ぐらいのはずです。 よく比較されるイギリスには王室の立場を成文化したものがあったかな?と… 別に国粋主義者ではありませんが、天皇制(立憲君主制)を否定してどうしたいのかを聞いてみたい気もします。
お礼
回答ありがとうございます。 否定してどうしたいはありません。そもそも否定していません。 正当性の根拠を考える(今までの人は考えることをしなかったから、自分の歴史、文化などを知らない)ことが必要だと思っただけのことです。 通説だから、なんて鵜呑みにしていると、知的退廃を起こしますよ。
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お礼
本当に素晴らしい回答、ありがとうございます。 驚くほどすっとわかりやすいご説明でした。 これで胸を張って、天皇制を存続させる意見を主張できます。 本当に、ありがとうございました。