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真空管アンプについて教えてください。
質問の真空管アンプは「オーディオ専科 6C33CBステレオアンプ」です。 http://www.audiopro.co.jp/foxbat.html 問題なく動作している状態で、電源OFF時に片方の真空管(6C33C)を破損させてしまい新しいものに換えました。A電源入れ2-3分してからB電源を入れたところ、しばらくするとヒューズが飛んでしまいました。 IP電流を以前のままにしていた事が原因でしょうか。 真空管のピン足とソケットの接触不良は関係あるでしょうか。 考えられる原因と対処を教えてください。 宜しくお願いします。
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6C33Cはどちらで購入したものでしょうか? この球はバラツキがとても大きく、同じプレート電流でもバイアス電圧が20Vくらい違うことはザラです。キットを購入されて組み立てたようですが、付属していた球はあらかじめ選別されていたはずです。もし、あとから1本だけ購入したならきちんと手順を踏んで動作確認する必要があります。 手順 1 ヒーターのみ120秒ほど加熱する 手順 2 バイアス電圧を-最大にして電源ON ***6C33Cのカソード電圧が27V以下になっていることを確認⇒⇒⇒できれば18V以下が理想 的で、これでヒューズがとばないならそのまま30分ほど様子をみる*** 手順 3 バイアス電圧を少しずつ減らして20mA/10分の割合でプレート電流を増やす 手順 4 規定値(180mA)になったら30分放置 その後、変化していないか確認 こんな感じでしょうか。この調整で左右のバイアス電圧が違っても仕方が無いです。回路図を見るとバイアス電圧は-43~-68Vの範囲で可変できるようですが、これで収まらないかも知れません。このときは球を換えるかバイアス回路の定数を変えてあわせるしかありません。オーディオ専科は真空管アンプキットの老舗なのでいろいろ相談に乗ってもらえるはずです。相談してはいかがですか。
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- adenak
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No.4ですが、回路見て気がつきましたが電源オン直後で各真空管のヒーターウォームアップ前の状態ではB1の400v近くがドライバー段のプレートへ掛かるのとバイアスの-53Vがグリッド抵抗を通してC3に掛かりますがそうすると僅かな時間ですがC3に耐圧400Vを超える電圧が掛かることになりますが大丈夫なんでしょうかね。市販されていた訳ですので大丈夫なんでしょうけど劣化が早まるんじゃなかろうかとおもいました。
お礼
ご回答並びにアドバイスを頂きありがとう御座います。 当方オーディオ歴は長いのですが真空管アンプはこれ1台で配線図に従い組み立てただけで知識はまったくありません。 破損前の球では正常に駆動していましたので新しい球に問題があるか、バイアス調整をしなかった事に問題があったんでしょうね。 週末にでも中を開いてコンデンサが壊れていないか見て見ようとおもいます。問題なければプレート電流チェックをしてみます。 初心者質問で申し訳ありませんが、 正常であればプレート電流のVRを一番マイナス側にしている状態ではヒューズが飛ぶことはない(音の問題は別として)という認識で良いのでしょうか。 今後とも宜しくお願いします。
- adenak
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まず出力管を抜いてバイアス電圧が正常か確認しましょう(出力管のグリッドで確認)。正常なら球が不良かバイパスコンデンサのショートが考えられます。異常ならバイアス回路のボリューム不良、又はカップリングのリークが考えられます。が、IPをそのままと言うことはバイアス調整をしなかったともとれますが、その場合は球のばらつきで同じバイアスでも過電流が流れたと思います。FUSEが飛ぶ前にプレートの赤熱はありませんでしたか?
B電源投入後にヒューズが飛ぶとの事なので、 交換した新しい真空管の不良を疑います。 真空管が温まると不具合が発生する場合は、 確率が高いですね、誤解を招く言い方かも 知れないのですが、共産圏製造の物ならば、 尚の事です。 バイアス電圧とプレート電流の確認は必要です。 プレートとカソード間の絶縁チェックもしましょう。 念の為、出力トランスもチェックです。 接触不良は電流が流れない方に働くので、今回の 原因には考えずらいです。
- seppout_001
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回路図をみると固定バイアスですから出力管のグリッド(R7 680Ω)のピンが接触不良だと過大電流が流れてヒューズが飛びます。こうなった時にはC4 100μ/50Vに耐圧を超える電圧が掛かりコンデンサーが膨らむか茫漠弁が開きます。真空管を交換する際、あまりぐりぐりこじるとソケットのピンが開いてバカになりますからピンセットなどの先の細いものでピンを閉めてください。 こうなった場合でも半導体と違って短時間では真空管は壊れませんがC4 100μ/50Vにダメージがあったらこのコンデンサーは交換してください。 バイアスの調整だけで直るといいですね。
お礼
ご回答ありがとう御座います。 まだ配線はチェックしていませんでしたのでご指摘の「C4 100μ/50V」を確認して見ます。
- tpg0
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ご質問のアンプ回路図を拝見しましたが、IP(プレート電流)チェック端子で実際のプレート電流を測りましたか? B電源を入れて暫くすると電源ヒューズが飛ぶなら、B電源の電流値が大き過ぎるのですから、IP値異常が濃厚です。 真空管のピンとソケット間の接触不良があるなら、IPは流れませんから接触不良の可能性は低いです。 そもそも、ソケットの接触不良があるなら動作(音が出ない)しないですよね。 真空管を換えたことでIP値が大きくなったとしか考えられませんので、IP値をチェックして大きかったらIP値を調整してください。
お礼
早速のご回答ありがとう御座います。 IPの調節をしてみます。
お礼
ご指導頂きました手順に従い、バイアス電圧・プレート電流の調節が出来ました。ご指摘のとおり球のバラツキが大きかったようです。 この度はありがとうございました。