長文でスイマセンが、一般的なコツとしては・・・、
元々AMの電波は、木造住宅に対しては、透過して電波が室内まで届きますが、鉄筋作りの住宅に対しては、大部分反射してしまい、室内にはほとんど届きません。
つまり、鉄筋作りの建物内だとAMラジオの受信には適さないという事になります。
室内で受信する場合は、鉄筋の隙間となる窓際付近で受信する必要があります。
（もし可能ならばラジオだけベランダ等に出して、イヤホン等で音声を室内に引き込む方法を取ります。）
次に、ラジオの大敵は電化製品から発生するノイズです。
（ラジオ受信時は、TV等の電源を落とすか可能な限り離します。）
TV等の電化製品の側にラジオを持っていくと、ノイズや雑音が入ります。
これは、ラジオが電化製品から発生しているノイズを拾ってしまう為です。
電化製品があふれている現代では、室内は良好なAMラジオ受信を阻む雑音源だらけと言う事です。
実際に、電化製品が雑音源になっているか否かを調べるには、ラジオを電化製品に近付け、その電化製品の電源をON・OFFにしてみれば分かります。
受信状態に変化が見られなければ、その電化製品は雑音源ではありません。
変化が見られる場合は、番組の受信時には極力、その電源を落として受信するか、その電化製品から可能な限り離れて受信する必要があります。
部屋の中で雑音源を探してもどうしても見付からない場合は、部屋の外に雑音源がある可能性があります。
（マンション等で、隣の部屋からのノイズ等の場合は、発見が難しいばかりでなく、隣人との関係などから完全に除去する事は難しいでしょうが・・・。）
次に、ラジオは移動可能なサイズを用いる事です。
コンポのチューナーなど、ラジオ単体ではAMラジオを受信出来ず、付属の「ループアンテナ」と呼ばれる物を付けると、ＡＭラジオが受信出来るタイプは避けます。
ラジオの向きを変えてみると分かるのですが、よく入る向きとあまり入らない向きがあると思います。
これは、多くのラジオの本体の中には「バーアンテナ」とよばれるアンテナが入っていて、このアンテナに指向性（電波をよく受信できる方向と受信できない方向）がある為です。
ラジオを回転させて、受信したい電波を最も拾える方向（番組がよく聴こえる方向）を見付け、ラジオを置きます。
通常のラジオには、ほとんど「バーアンテナ」が内蔵されていますので、最もラジオが受信出来る位置にラジオを置きます。
この際、若干の場所や向きの移動が必要ですので、サイズが大きいと移動するだけでも大変です。
また「バーアンテナ」を内蔵していないタイプ（コンポのチューナー等によくあります）は、ラジオ単独では受信出来ず、付属の「ループアンテナ」を使用して受信するのですが、この付属の「ループアンテナ」は、あくまで「バーアンテナ」の代用で、相応の性能しか持っていません。
更に、コンポの側には電化製品が多い為、ノイズや雑音が非常にのりやすいのが実状です。
もし避けられるなら、避けた方が良いです。
最後に、デジタル表記で周波数を選択可能なラジオを使用すると良いです。
アナログの操作には、ある程度の慣れ（特に短時間であわせる場合）が必要です。
実際は受信できるのに、実は周波数の選択が適当でなかったなどという事がない様に、デジタル式のラジオをオススメします。
お礼
返事が遅れて申し訳ありませんでした。いろいろ試してみたいと思います。