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蟲師(むしし)について

今日、『蟲師(むしし)』という映画のDVDを見たんですが、どうも内容がよくわからなかったので、どなたかおしえてください。 ぬいは、老婆になってましたがどうしてギンコをずっと探していたんでしょう? ギンコはぬいと会った時になにをしていたんですか? 最後にギンコが透明になって消えていくシーンは、どういう意味なんでしょうか? 全体的にもよくわからないんで大まかにでも説明していただけたら嬉しいです

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noname#128321
noname#128321
回答No.1

こんにちは。 蟲師というのは、コミックが原作なのですが、このコミックがなかなかすばらしい作品なので、ぜひ機会があればごらんになってください。 ぬいは、ある農村の女性で、蟲を呼んでしまう体質です。 夫と息子が、日照りに苦しみ、田に水を引くために、禁断の沼に行ってしまい、行方不明になります。 ぬいは、その沼にすむ蟲を調べるために、そこへ住みつき、沼の光を見すぎたために、銀髪で緑の目になっています。 さて、ある日、親を失い大怪我をした少年を拾います。 はじめは戸惑い、うとましく思ったぬいですが、母親のような感情を抱いていきます。 少年を追い出そうとしたのは、そこが危険な場所だと知っていたから。 そして少年の蟲を呼ぶ体質に気づいていたからです。 自分の体が蟲にむしばまれていることに気づいていて、残る時間が短いと知っていたため、少年を無理やり追い出し、その間に沼へ体を沈め、夫や息子と同じ常闇にかわろうとしていたところへ、少年が帰って来てしまいます。 少年は沼の中で常闇に襲われ、それを少年の片目とひきかえに助け、ぬいは常闇の中に消えます。 少年は銀髪・片目は緑(実写では黒かったけど)となり、体の中に蟲が入った状態で記憶を失って、その場を離れます。 さて、なぜぬいがギンコにこだわるのか。 強い母性本能のためだと思います。  冷たく接しながらも、わが子のように感じていたのでしょう。 それと、ギンコの中の蟲にひきつけられていたのもあるかもしれません。 ギンコはぬいに何をしたのか。(原作では、老婆のぬいは出てきません) ぬいは「常闇」ですが、ギンコの中にいる蟲は「ギンコ」です。 沼には二つの蟲がいたのです。 沼にいた、常闇にとりつかれた魚も、ギンコと出会い、消えてしまうシーンがありました。  ギンコという蟲は、常闇を消してしまう、相反する性質をもっているのでしょう。(光と闇) ギンコとぬいが接触し、ギンコが己の中の蟲を解き放って、ぬいを消してしまったのだと思います。 最後にギンコが消えていくシーン・・・特に意味はないと思いますよ。 また違う地へ旅立った、フェイドアウトのようなものです。  これは私の解釈ですので、一意見として聞いてくださいね。

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