ラジオで初めて彼の「黄金の月」を聴いたとき、こんな曲を作り歌える人がいんるんだ!とさっそくCDを買いにいったものです・・・。(それ以降の活躍はごぞんじのとおり。)
自作・自演歌手という面でなら、スガシカオはシンガー・ソングライターであり、
歌の内容やサウンドはアダルト・オリエンテッドなポップ&ロック&ファンクであるといえます。
ほかの方も書かれてますが、サウンドの直接的な影響は黒人ファンク、
特にスライ&ザ・ファミリーストーンやジェイムズ・ブラウンでしょう。
前述の「黄金の月」の、リズムボックスからスタートする構成、ベースラインなど、
まさに典型的スライ&ザ・ファミリーストーンのスタイル。
ほかにもスティービー・ワンダーやダニー・ハザウェイ、カーティス・メイフィールド等
黒人R&B/ソウル、
白人ではスティーリーダンやスタイル・カウンシル、ジャミロクワイ等・・・。
そして歌詞は今まで日本のメインストリームの曲では見られなかった、大人の皮肉や悲哀を感じさせる、時には非常に性的な内容・・・。
似たようなサウンドの日本人のアーチストを挙げるとすれば・・・
皮肉で性的な歌詞やサウンドの感触は、キリンジが近いか。
あるいは関連で富田ラボの作品群。
(これらはスガシカオよりもっと白人寄りで、もっとアンニュイ?)
女性では最近CF曲で話題の土岐麻子もおすすめできるかも。
お礼
ああいう音楽をソウルと言うんですね。初めて知りました(・∀・) ご紹介いただいたアーティストも聴いてみます。ありがとうございました!