私の知る限り、アリソン・クラウス&ユニオン・ステーションで使われているのはフィドル(バイオリン)、フラットトップギター(普通のフォークギター)、リゾネーター・ギター(ドブロギター)、バンジョー、フラットトップマンドリン、アップライトベース(ウッドベース、ダブルベース)だと思います。
ブルーグラス・ミュージックではごく一般的な楽器ばかりです。
リゾネーターギターには木製ボディと金属性ボディ、シングルコーンとトライコーンがあります。トライコーンというのは金属製のコーンが3つついているもので、外から見たコーンの形はオムスビ型になっています。木製ボディはシングルコーンしかなかったはず。コーンはすべて金属製です。
バンジョーは現在はドラムと同じような薄いプラスチックの膜(ヘッド)が張ってあります。裏にも木が張ってあるのもが一般的ですが、ボディの裏が塞がれていないオープンバックバンジョーというものもあります。バンジョーは非常にきれの良い大きな音がします。ヘッドから4本の弦が張ってあり、ネックの途中からもう一本弦が増えています。ボディ裏にもヘッドが張ってあるバンジョーは存じません(たぶんない)。
フラットトップマンドリンは2弦ずつセットで4コース、合計8弦です。これも歯切れの良い音で、ボディが小さい割りに大きな音を出す楽器です。
フィドルとアップライトベースは基本的にはオーケストラで使うものと同じ。
お礼
どれもとてもいい音のする楽器です。 ひとつひとつ説明していただき、ありがとうございました。