お店の売り物に手を出すのは、平たく言えば窃盗か職務上横領です。
売り物のケーキをちょっとずつ盗み食いしていたと解れば、通常は厳しく処分されますよね。
銀行や法務関係等、一部職種では刑法犯として更に別の刑事罰が定められている事もあります。
そして夜のお店では、その処分を下すのは往々にしてそれらよりもっとコワい人です。
ただ、それでも人間ですから現実としてその種のルール違反は無くなりません。
実際キャバ嬢風俗嬢がボーイに手を出すのは珍しいケースではありません。
そうして指名を稼ぐ風俗嬢も居ます。
そういった行為の存在がバレると他の女の子達の士気低下に繋がりますから、
その種の行為は厳罰としてその予防に役立てているのです。
もちろん現実にその種の行為がバレて、生涯返せない額の借金を形式上背負わされて
奴隷同然にされたり、更に平たく言うと売り飛ばされるような人も毎年居ますよ。
またその応用系で、事前に上部と結託した上で、売り物と恋愛関係になったと見せかけ
わざとそれを「親分」にバレる用に仕向ける事が仕事の「ハメ管理」専門ボーイも居ます。
これは「お前との事がバレた。○○○万払わないとオレは殺される。なんとか稼いで助けてくれ。」
等と女の子に責任を被せた形にして、強制的に働かせるように仕向けるのですね。
売り物がオトコ関係で仕事が続けられなくなるのを回避する為の、商品管理法なわけです。
そして往々にしてこのボーイも、そうして稼ぐしか無い、カタにはめられたホスト崩れだったりします。
夜の人材育成術と言うかやる気の絞り出し方ですね。
#と、言うか「恋愛感情」なんて物がそこに存ると勘違いしてしまうヌルい人は、夜の商売についちゃダメですよ...
#それを専門に食い物にしてる人達に骨までしゃぶられます。それが仕事なのですから。
と、なんだか余談で膨らんでしまいましたが、
夜の街に詳しい人なら夜のスタッフが「トブ」理由の幾つかくらい、すぐに見当はつくと思いますよ。
酒の一杯も奢ってあげれば存分に語ってくれるでしょうから、生の声が聞きたければ夜の街に繰り出しましょう。