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雨の日の風景写真の撮り方とアイデア
- 雨の日の風景写真の撮り方とは?靄がかった森や広大な草原など、様々な構図のアイデアをご紹介します。
- 雨の日の風景写真の撮影には注意点がありますが、美しい風景が表現できるポイントもあります。
- 雨の日の風景写真には、水滴の反射や霧の表現など、独特の雰囲気を活かした撮影方法があります。
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空が曇ってしまうので、余程ダイナミックな現象(大きな黒雲とか、虹とか)が無いと、主体としては使えませんよね。 ですのでいわゆる「黄金分割線」から少し外して、上方に地平線を持っていくようにして、ほとんどを地上の風景で占めるようにします。 空を「添え物」扱いで使うのです。 光線が柔らかいので、基本的にはローコントラストな、少し眠たいような感じになります。 それを逆利用して下さい。 イメージとしては「穏やかな・永遠の・変わらない・留まった」などの、時間経過が遅いというイメージで良いと思います。 富良野の大風景などは「色のマッス」が重要になります。 前田晋三先生の写真のように、色の特性と形、画面上での「流れ」、それに点景の効果的な使用で、バランスよく仕上げてください。 今回のようにコントラストが低い場合は、全体がモノトーン化しやすいので、構図そのものもあまり色を欲張らない方が、視覚的には良いと思います。 大胆に、かっちりと切り取っていくことで、主体を全面に押し出すくらいで丁度いいでしょう。 霧を強調する場合は、中望遠程度(35ミリ換算135ミリ前後)で、絞りはやや絞っていきます。 場合によりますが、F8~F16程度で良いと思います。 霧は案外と明るいので、アンダーにならないようにヒストグラムには十分注意して撮影することです。 プレビューを使って、実際に霧がどんな感じで動いているかを確認しながら撮ってください。 スロースピードになりやすいので、霧の「塊」が動いてきて、あとで「あれれ?」ということもあるからです。 湖沼等の水面を入れると、波紋が効果的なアクセントになりますよ。 木の葉などにつく水滴も、クローズアップにするといいですね。 光線の方向が大事です。 それと複数入れる場合は、画面内で「リズム」を作ってあげてください。 偏向フィルターを効果的に使うこと。 その場合、後でPCで編集するときに「色崩れ」が起きる時があるので、効かせるときは目一杯きかせないようにしてください。
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- FEX2053
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鉄道写真やってると、「列車がこの日のこの時間にしか来ない」という理由のために雨になることが結構あります。そういう経験からしてまずは注意点。 意外にカメラは濡れます。カメラ専用のレインコートなどがありますが、そこまでしないでも「本体をハンカチでくるむ」などの自衛策をとっておくだけで結構違います。また、雨が降る=湿度が高いですから、レンズが曇ることもよくあります。室内から外に出た時やその逆のような時は要注意です。ちなみにレンズが曇った時、ブロア(↓参照)で吹くと曇りが早く取れますのお試しを。当然、レンズを布でふくのは厳禁、レンズに傷が云々以前に余計曇って処置なしになります。 http://www.amazon.co.jp/dp/B0017IDXJY 雨が降ると景色がソフトフォーカスが掛ったようになりますので、たまにピントに迷う事があります。積極的に手動でピントを合わせるようにして下さい。また結構うす暗いので、感度を挙げておくこと。画像が荒れる以前に手ぶれ写真を量産してはどう仕様もありません。 逆にメリット。 雨が強い時、被写体に跳ね返る雨滴をよく見ると「ベールをかぶった」ように見えることがあります。これは意外に絵になりますので狙うと面白いです。特にライトなどの光源あると、ライトの光も見えますので非常に面白いです。 雨が降る=水滴がしたたる、ですから、滴る水滴をアップで狙うのも面白いです。雨滴は小さいのでマクロモードになると思いますが、その場合コンデジでも背景がきれいにボケて、ポートレートを撮ったみたいになります。雨滴が無くても濡れた植物などで同じ効果が出来ますので、試してみる価値はあります。 雨が降る=地面が濡れる=地面に光が反射するというのもメリットです。即物的には夜景(近景)などが晴れている時よりきれいに撮れるのですが、光があるときに地面に反射させるのが面白いです。雨の時は景色がモノクロームに沈みますので、光を組み合わせると色が出てきれいですよ。 写真は、あらゆる時にシャッターチャンスがあります。雨の時は雨の撮り方がある、と考えて挑戦してみて下さい。案外「雨」にハマっちゃうかもしれませんよ。
お礼
返事が遅くなりすみません。 鉄道写真もいいですね。 鉄道と大自然とのコラボ的な写真も撮ってみたい写真のうちのひとつです。 残念ながら富良野では夜景は撮らなかった(というより、夜景がない(笑))ので、 雨の時の夜景を撮ることができなかったです。 でも、雨の時は雨の撮り方があり、雨の時しか撮れないものもあるということを 知ったので、今後は雨の時でもテンションを維持して臨機応変に対応したいと 思います。 ありがとうございました。
- approx
- ベストアンサー率46% (95/205)
あらら それは残念でしたね 青空を入れた富良野の景色は 一度は撮ってみたいですよね 私も10数年前 ちょうどこの時期に行きましたが ずっと鉛色の空と しとど降る雨、その上初雪にまで見舞われてしまいました^^; 空を入れるとやはり映えないので、広角で濡れた花や木、石等の接写で 背景をボカして入れるとか・・・ あとはトーンが穏やかになるので、望遠で重なる丘の稜線の造形を (空入れないで)切り取るとか・・・ あとは近くに「北の国から」のセットとかもあったような気もします。 石小屋とか、雨と相性の良さそうな被写体を探すしかないのかなと。 あと川の側を歩く小径みたいのがあったような記憶が・・・ あそこは雨の日だと緑が映えていいんじゃないかなぁ ハイキーにして空をトバして透けた緑の重なりを撮る、なんてのもいいかも なんにせよ想像しかできません(笑) がんばってくださいね~♪
お礼
返事が遅くなりすみません。 当初は接写で背景ぼかしたらいいかなぁなどと、自分も思ってたのですが、 意外と現地に行くと、「さて、接写できるものがないな…」という状況に なってしまいました。 正確に言うと、探せば花やら紅葉してる木々があって、あるっていうと あったんですが、「これって、本州でも撮れるよな…」と思ってしまい、 「せっかく大枚はたいて北海道まで来たのに!」っていう我が庶民的な 悪しき感情が出て北海道ならではの光景に拘ってしまい、接写を撮りま せんでした。 やっぱり庶民的な貧乏人根性丸出しだと、撮影旅行はダメですね。 次回は臨機応変に対応できるように、大人な心意気を持っていきます(笑) ありがとうございました。
- k-josui
- ベストアンサー率24% (3220/13026)
私は雨上がり?の妻籠の夕暮れの写真を見た事があります。 雨に濡れた石畳に街路灯が淡く反射してそれは素晴らしい写真でした。 空ではなく濡れたアスファルトの路面・・・・大自然とはかけ離れますがとか、雨に濡れた岩などは質感が出ます、晴天では逆立ちしても無理です。 雨ならではの落ち着いた感じを探して下さい。
お礼
返事が遅れてすみません。 確かに、雨だと晴天では逆立ちしても無理なような光景ばかりでした。 …良い意味でも悪い意味でも…(^_^;) ただ、雨の日も、それはそれでいいところがあるもんだなぁと 分かることができました。 ありがとうございました。
- dqf00134
- ベストアンサー率28% (1050/3665)
せっかくの撮影旅行が雨とは残念なタイミングになってしまったようですね。 ただ、嘆いていても仕方がありません。 むしろ雨だからこそ見られる光景とか情景といったものもあるはずなので、そういうものをその場で探すしかないでしょう。 雨だと歩き回ったりするのも大変でしょうが、「降っているあいだだけでなく、止んでからも雫や潤いなどいろいろと撮影できる被写体です」というのは「米美知子の自然風景撮影術 情景探し」という本に書かれていることです。 構図そのものは、私も富良野には行ったこともありませんから、アイデアを出すことはできません。 経験不足と書かれてますが、それならとにかくたくさん撮ってみることでしょう(デジタルなら)
お礼
返事が遅れてすみません。 予想とおり完璧に雨でしたが、いろいろと動き回って撮影してきました。 他の皆さんも仰ってるような、「雨だから見れる光景」を探してきました。 (まぁ、やっぱり晴れの方がいいちゃいいですが…) それでも、意外といろんあ光景が撮影できてよかったです。 ありがとうございました。
お礼
返事が遅くてすみません。 いろいろなアドバイスをありがとうございます。 ほんと構図や技術的なヒントをたくさん教えていただき、富良野の 現場でも参考にさせていただきました。 実際に十勝岳で、紅葉の木々とそこに発生した霧との幻想的な風景に 出くわすことができ、そこで教えていただいたことを早速実践できま した。 また、富良野や美瑛の丘では、色の形や画面の流れやアクセントとなる 点景など、こちらも大いに役立ちました。 ほんとにありがとうございました。