「ショーシャンクの空に」です。
人生は自由か?そんなことはない。学校にいかなあかん。働かな食っていけないから就職せなあかん。めっちゃいややけど、辞めたらもっと悪い状況になる。などなど、という意味で人生は「見えない塀に囲まれた牢屋」である。
「会社があほやからどうしようもない」
「学校の環境が悪いから」
「先生に嫌われてるから」
「どうせ無理やから」
「もう、絶望的やわ」
「こんなとこでがんばってもしゃーない」
「ほんまはこんな会社入りたくなかってん」
「ほんまの俺はこんなはずじゃないねん」
「俺のやりたいことはここでは望まれてへんねん」
「俺はいじめられやすいねん」
「あいつだけはほんまむかつくねん」
「おれの言う事全然聞いてくれへん」
「みんな野蛮やなあ。俺は育ちがええから合わんねん」
「上司が不正してて、やる気なくすわ」
「セクハラされてんねん。もう、辞めたい」
「もう、遅いねん」
「こんなんやったら、めっちゃ怒られるわ。やめとこ」
「ええ?これ、あかんの?ええやん。うそおん。あかんて言うてなかったやん。もう、こんな、やってもうた。全部捨てられんの?先、言うてよ~。考えられへんわ。ありえへん。もう、やる気なくなるわ」
(もう、いいですか)
などなど、各種の生きる上での障害が、「たいしたことないんやなあ」「へでもない」「あ、こうすればいいねんや」と思える効果がある。
.....って、気のせいですけどね。映画だから。でも、思えたら勝ちですよ。「明日からやろう!」と。