こんにちは!
富士山楽しく行けて良かったね!
以前トレーニング用に丹沢の塔ノ岳を紹介させて頂いた者です。
山はスキになりましたか?真夏の時期は強い日差しや虫が多くてイヤになっちゃいますけどね。静かな秋や春は最高ですね。そして厳しいが最高に美しい冬へと...。登山も登山の世界だけでなく、山岳キャンプや川遊び、徒歩でしか行けない滝や秘湯、星やスノートレッキングなどいろいろ組合せていくと本当に楽しいよ。
私はこれらの他にカヤックでの川旅や厳冬期の八ヶ岳などなどを総合して”山旅”として楽しんでおります。”登山”という言葉だけですとなんだか辛いんですよね、ははは。
ちょっと遠いので、やがて機会があったら試してみて下さい。
■山梨県の”みずがき山(+金峰山)”
この山は私が山初心者のころ、これからアルプスや冬山へ行こうと思った時行った山ですが、余りにも感動的だったんです。
先ず景色は360度パノラマです。みずがき山の位置を見て頂ければ分かるとおり、八ヶ岳・北アルプス・中央アルプス・南アルプス・富士山がぐるっと周りを取り囲んでおります。また、登るのは片道3時間弱で危険箇所も有りません。しかし展望や岩壁の迫力など山頂では足がすくんで立って見下ろせないくらいのすばらしさでした。そして金峰山を組合せた場合の岩稜歩きなど、アルプスへの本当にいい練習になりました。
北中南アルプスや八ヶ岳など、すばらしい山をいろいろ体験してきましたが、思い出すのはみずがき山の感動なんですよねぇ。登山口(みずがき山荘)が韮崎から遠いので、行程は車での前夜発日帰りか、1泊2日(増富温泉の旅館に宿泊すれば韮崎からの送迎が有ると思います)ですね。麓の増富温泉は世界一の濃度を誇るラジウム温泉ですから、ゆっくり温泉を組合せた1泊で行くのが良いでしょう。付近は広大な森や沢などが多く、秋は本当にすばらしいのです。
他の皆さんが推薦している山も良いところばかりですから試してみて下さい。しかしやがてアルプスなど考えるようでしたら、騙されたと思って一度試してみてね。
詳細情報はインタネットで”みずがき山”や”金峰山”のキーワードで沢山みつかるはずですので。
【おまけ】
那須岳も交通が便利で景色が良い山ですよ。那須岳を1時間程度越えたところにある三斗小屋温泉(たばこ屋旅館=山小屋)の源泉露天風呂も夕方・朝の景色共に最高でした。但しこの露天風呂は混浴ですので、女性は水着が有ると良いでしょう。
このあたりが、私が初心者時に多く旅した山の中で比較的東京から近く、一生の思い出になっている山です。
※森や沢が無く、風の有る富士山ではあまり気にしなくて良かった虫対策は特に注意して下さい。夏山は防虫スプレーを顔から手足と全身に浴びてないと歩けないのですよ、本当に。とほほほ。これがイヤだから最近は夏山から遠ざかってしまっていますが...。
【おまけ2】
雲取山は単調で疲れちゃう。決して悪い山では有りませんが、鴨沢からの登りや石尾根(バカ尾根と呼びたいくらい単調)が非常に単調で長いため、疲れちゃいます。山頂付近の木立の間からは、遠くに富士山が望めますが今一つ感動には値しないかなぁ。でも雲取山は思い出が多いんです。一つは夜間登山を試しに行った時ですが、バス停”お祭”から真っ暗な沢沿いの林道を2時間半程度、突然の鳥の羽音などにビクビクしながら歩いて行き、心細くなってテント張って寝ようかと思ったところ、遠くに一つの明かりが見えてきました。三条の湯の小屋でした。闇から「こんばんは」と声を掛けると、小屋のおじさんは驚きのあまり”ビクっ”と飛び上がって「驚かせるなよ、こんな時間に来る人いないかららさぁ」と目を丸くしていました。しかし良いおじさんで、少し話すると「こんな時間にテントなんて張らなくてもいいよ、風呂入って、小屋に泊まって行け。そうだな1000円でももらっておくか」だって。
そしてもう一つは、誰もいない平日、一人霧雨の中を鴨沢から暗い森の中を雲取山へ向かって登っている時に、右の崖下から真っ白なキツネが空中を一直線に左の崖上へ音も無く飛んで行ったんですよね。ふと左の崖を見上げると小さい祠が祀ってあったんです。私怖くなってしまって、その場で折り返し、駆けて下りていきましたよ。それ以来一人で雲取山へは行かなくなりました。
さあ、楽しい山旅をたくさん楽しんでくださいね。
ではまた何かありましたら。
お礼
いつもアドバイスありがとうございます! お礼が遅くなってすみません。 富士山は思ったよりも楽に登れました。 みなさんにアドバイスしてもらったトレーニングのおかげだと思います。 最近山好きになったので、いろんな山のぼりを少しづつ挑戦するつもりです。 紹介してもらった山、早速行って見ます。 ありがとうございました!