Windowsパソコンは、さまざまな理由で遅くなってきます。XP ==> Vista ==> 7 とOSが最新版になるに従い、こうした問題点にOSレベルで対応するようになっていますが、利用者によってさまざまな利用のされ方があり、またOSにインストールしたソフトウェアによる影響などにより遅くなってきます。購入した当時より何年か使うと遅くなってきているとみなさんが感じるのは、こうした経年変化よる影響です。
Windowsが遅くなる理由にはさまざまありますが、一番影響の大きい順に挙げていきますと・・
●ハードディスクの断片化
Windowsやアプリケーションやブラウザキャッシュなどによりハードディスクに書き込まれその後削除されるなどが繰り返されることにより、ハードディスクに記載されている情報が、トビトビになってしまいます。情報が分断されると「ここで情報をとって、次が遠く離れたここで・・」ということで、回転している磁気ディスクからう情報を取得するという特性から遅くなるのです。
これは、Windowsに付属している「デフラグツール」である程度は解決されますが、利用されていない空き領域部分までは標準に付属しているツールではデフラグをすることができませんので、「空き領域もデフラグができるか」がさらなる高速化のポイントになります。
市販ソフト意外にも、フリーソフトにも、こうした空き領域のデフラグを装備しているものもあります。
●レジストリへの不必要な情報の蓄積
Windowsアプリケーションを起動するための情報、データが格納されているディレクトリは、レジストリと呼ばれるところに情報を記録していく仕様になっていますが、長い年月、パソコンを利用するに従い、レジストリに情報がどんどんたまり、アプリケーション起動のための情報検索やデータ格納場所の検索が遅くなってきます。アンインストールしたアプリケーションの情報も残されますので、なおのこと肥大化していきます。これを再整理するアプリケーションを「レジストリクリーナ」と呼びます。
レジストリは、Windowsの中核部分でありOSやアプリケーションを管理する要ですので、誤った訂正や削除を行うと起動しなくなります。このためレジストリクリーナは信用がおけるソフトを利用することが重要です。
●実メモリの空き領域の減少
iTunes、Microsoft Office,Java, Adobe Reader・・・・多くのアプリケーションがupdateを確認したり、起動を早くするためのアプリケーションを実メモリ搭載量を確認することなく自己中心的にインストールをしていきます。このため、512KBなど少ないメモリしか搭載していなパソコンでは、OSやアプリケーションを動かす実メモリの空き空間がすくなくなり、SWAPと呼ばれるメモリの不足部分をハードディスクに委ねる機能が働き、とても動きを遅くします。
こうしたクイックラウンチ系を削除することに高速化が可能となります。
このほかにも、多くの原因がありパソコンが遅くなっています。こうしたことを解説しているサイトがありましたので、ご参考までに下にurlをいれておきます。このサイトでは無料で遅くなっている原因を診断することができるフリーミアムが公開されていますので、いちど診断してみることをおすすめします。直し方もこのサイトで解説されています。
お礼
試してみます^^ 詳しい説明ありがとうございます^^