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「入り江」を今回の公開で見にいかれた方

「入り江」を今回の公開で見にいかれた方 現在日本にて公開中の The Cove についてです。 オリジナル版で見て日本では見ていないのですが、オリジナル版では、盗撮機材を積載した航空会社のロゴにボカシがかけられているだけで、太地の漁師などの顔はそのまま放映されていました。 現在日本で公開されているものでは、このあたりの処理 (ボカシやモザイク、カットなど) はおこなわれているのでしょうか。

みんなの回答

  • ucok
  • ベストアンサー率37% (4288/11421)
回答No.2

早速、補足をありがとうございました。それはすべて文字で表示されていたということでしょうか。だとしたら「太地町のイルカ漁は、毎年 9 月にはじまる」(「虐殺」という訳語ではなかったと思います)以外はまったく表示されていなかったと記憶しています。そもそも英語字幕は一切排除されているので、日本語の音声が英語でどう訳されているのかもわからないのです。 ただし、日本が捕鯨賛成に回るよう「取り込んでいる」とする国は、音声でいくつも羅列していた記憶はあります。とはいえ、「給食は残さず食べなければいけない」など、素人が見ても事実無根とわかる表現はたくさんありましたし、NHKの取材に対して監督は、水産庁職員が2008年にfireされたと知った理由は「2007年に」その旨を別の人から聞いたからだと、生の声で発言しているなど、製作側の詰めの甘さが目立つと感じました。にもかかわらず、公式パンフレットには海外メディアの絶賛ぶりが紹介されています(パンフレット全体としては、賛否両論の調子で書かれています)。 DVD化のあかつきには、ボカシは仕方がないとしても、ぜひオリジナル版に、より忠実なヴァージョンを盛り込んでほしいものです。でないと反論するにせよ賛成するにせよ、英語圏の観客と同じ立ち位置に立てませんよね。なにはともあれ、裁判所に掛け合ってまで、上映を決行した日本の劇場には敬意を表します。

mbx
質問者

補足

本当はこのスレッドで内容について触れるつもりはなかったのですが、このフィルムは制作側が何と弁解しようと「鑑賞者に問いかける」類のものではありません。その証拠に、先に記したように、フィルムの最後で「イルカ虐殺をやめさせよう」と、自身の意見に賛同するように呼びかけています。 「イルカ漁」という表現は訳語というより、日本の配給側が慮って日本版で用いているだけだと思います。元の英単語を辞書で引くと「屠殺」という訳語も上位に出てくるのですが、ここで「屠殺」とするのは単なる「誤訳」です。この単語は時事・歴史問題で頻用される語彙であり、そこでは「虐殺」の意味でしか使用されません。 フィルムの制作意図は決して「賛否両論を問う」などというものではありません。

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  • ucok
  • ベストアンサー率37% (4288/11421)
回答No.1

本日、横浜ニューテアトルで観てきました。太地の全町民、欧米で働く欧米人調教師など、現在もイルカに不利益を与えていると製作側が解釈している一般人にはすべてボカシが施されていました。これについては劇場で売られている公式パンフレットの「イントロダクション」のページにも「太地町関係者にはぼかしがかけられている」と明言しており、また、日本公開が遅れた理由として「太地町の漁業関係者を合意なくそのまま映していることが大きい」と記されています。 その他、製作クルー、水産庁職員などの公人、日本の街頭インタビューで「イルカをそんなに捕獲していたとは知らなかった」と答えている複数の日本人、ドラマ製作関連の60年代の映像、水俣病関連の70年代の映像には、ぼかしが入っていません。 ところで、逆に質問をして恐縮なのですが、よろしければ教えてください。昨夜のNHK『クローズアップ現代』によると、映画の最後にスチールショットが現れる部分で、水産庁職員が「was fired in 2008」という旨の英文が入っているそうですね。番組でも報道していた通り、「fired」は事実無根なので、この英文は完全に削除されています。それに代わってこの部分には、水銀の基準地などにまつわる日本側の言い分を文字で紹介しています。 個人的な希望としては、「fired」という嘘は嘘として映像に残し、日本側の言い分を別途、記してほしかったのですが、そのほかに削除されたと思われる英文やシーンはありますか? このスチールショットが次々と現れる部分には、fired云々の記述の他にどのようなことが書かれていたのでしょうか?

mbx
質問者

お礼

Erratum: 次の各国を取り込んでいる -> 新たに次の各国を取り込んでいる

mbx
質問者

補足

以下です: 水産庁の諸貫秀樹氏は 2008 年、免職となった。 彼の頭髪試料は、水銀汚染検査で陽性と出た。 入り江の彼がいる場所には現在、部外者立入り禁止区域はなくなっている。 左記の両町議会議員の直接的な働きかけにより、太地町の学校給食からは現在、イルカ肉メニューはなくなっている。 ドミニカは最近、IWC を脱退した。 日本は現在までに、捕鯨に関する議題に次の各国を取り込んでいる: カンボジア、エクアドル、エリトリア、ギニアビサウ、キリバチ、ラオス、マーシャル諸島共和国など 太地町のイルカ虐殺は、毎年 9 月にはじまる。 われわれがやめさせない限りは。 あなた方がやめさせない限りは。 44144 まで「DOLPHIN」と打つか、TakePart.com/TheCove へお越しください。

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