これまでのご回答は有意義なものと、ちょっとどうかと思うものが混在していますので、お話を整理してみましょう。
〇座るなら窓側か・・・
行き先は香港、ということはほぼ3時間半ぐらいの飛行時間、海外便としては飛行時間が比較的短い路線ですから、窓側でも通路側でもあまり違いはありません。単にお好みの問題だけです。
ヨーロッパ便など長時間の飛行でしたら窓側は比較的落ち着くものですが、高所恐怖症とあれば、下界を眺める気にもならないでしょうから、私なら自由度が高い通路側をお勧めします。
なお、高所恐怖症についてですが、今日の航空機は大きなものですし、窓外に見下ろす地上も経験的な高さの感覚をはるかに超えたものですから、一度ご利用になればお分かりですが、「高所」という感覚はほとんど無く、そのせいか、真に高所恐怖症で苦しい思いをなさる方はほとんど居ないものです。
むしろ、中には、ドアが閉まり、キャビン内の雰囲気がすこし変わり、これから飛行に移るという瞬間に、閉所恐怖症に似た息苦しさを訴える乗客も居らっしゃいます。しかし、それとても、ほとんどの場合、離陸後順調な飛行に入り、その安定感に慣れるにしたがって、自然に回復なさるようです。どうしてもご心配であれば、医師の処方によるデパスなどの精神安定剤を持参し服用なさるとよろしいでしょう。
〇機内で楽に過ごす為、ジャージで行け・・・
前に書きましたように3時間少々の飛行ですから、新幹線の「のぞみ」で言えば東京から岡山あたりまで、つまりそんな、いわば軽い感覚・・・、楽に過ごすとか、ましてジャージを着るなどというほどの心配は必要ないでしょう。むしろ、そんなことを心配していますと、当日の搭乗が気持ちの上で負担になって、かえって気持ちが悪くなったり気後れしたりする原因になりかねません。
〇食事はお代わりしろ・・・
普通、国際便では、ベジタリアンや特別な信教者向けの特別食を含め、当日の搭乗者数を正確に掴んだ上でお食事を用意するものです。ただ、通常、2種類のメニューを用意し乗客の好みに応じていますので、たしかに何食かは残ります。
ちなみに、2種類のメニューを用意するのは、万一の食中毒、あるいは毒物などによる汚染などに対しての防備のためで、最悪でも罹災するのはおよそ半分という計算に基づいたものですから、パイロットも機長と副操縦士は同じメニューを摂らないようにしています。
そうした点から、たしかに幾分かのお食事はかならず残りますから、お代わりと言えば応じてくれる客室乗務員も居ることでしょう。ですが、機内で一番恐れていることは食事による事故、食べ過ぎによる嘔吐や腹痛などはとかく航空会社の責任とされやすいだけに、お代わりはあまり勧めていないものですし、一般乗客もあまりお代わりなどということはしないものです。
ですから、お代わりはちょっとダサい行為。どうしても足りなければ、お代わり・・・と言うのも自由ですが、行き先が飽食の街香港で、ましてや短時間の搭乗で、そんなに食べたいものか、ちょっと不思議には思います。
〇機内の備品は持って帰れ・・・
そういうことをするのは、海外旅行が珍しい方々だけです。欲しければ持ち帰ればいいのですが、中には「持ち帰らないでください」と(時には英語で)書かれた備品もあります。持ち帰りを禁止されている備品は持ち出さない、それがマナーです。
トイレのシートペーパーなども、たとえ香港の街中で役に立つとしても、知ったかぶりをして機内で必要な以上のものを勝手に持ち出すことはマナーに反する行為です。こんな回答を真に受けて、なるほど便利と・・・、そんなことをする心無い人が多いから、何時までたってもツアー客のレベルが上がらないのだ・・・とお考えください。
〇トイレが混雑する為、万が一を考えおしめをして行け・・・
おしめをして行くかどうかはご質問者さまの自由です。ですが、3時間少々なら、ほとんど大丈夫なのではないでしょうか。
もしおトイレを利用するなら、離陸後シートベルトの着用が解除された直後、お食事が配られる前と食後、着陸の前の20分ほど、このあたりが利用者が集中して列が出来る時間帯ですから、タイミングを見計らって利用する時間をお考えになればいいと思います。
ヨーロッパ便などでは、飛行が長時間に及びますから、トイレの中で自分本位にメイクや髪、あるいは着替えなどに時間をかける女性や、ヒゲを当たる男性などが居て、それゆえなかなか順番が回ってこないということもあります。しかし、香港便ぐらいでしたら、そうしたことも少なく、少し待てば順調に利用し合えることでしょう。
お礼
>無闇に席を立たない 緊張状態の上、興奮状態で腰が抜けたようになって、立ちたくても立てないかもしれません。 以前、私は遊園地のジェットコースターで高く上がる飛行機の乗り物に乗って腰が抜けて恥ずかしい思いをしたことがあります。 ジェットコースターでは失禁してしまいました。(赤面) 飛行機に乗る前の現在でも大変、緊張しております。 先日は夢の中で飛行機に乗ってて漏らしてしまいました。 現実かと錯覚し飛び起きてしまいました。(汗) なんとか四時間耐えてみます。 ありがとうございました。