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あの島はなんていう島?
「気狂いピエロ」のラストシーンの舞台となった島はなんていう島でしょうか?
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念のため、「ゴダール全評論・全発言1・2」( ジャン=リュック・ゴダール/著 アラン・ベルガラ/編 奥村昭夫/訳)を調べたところ、「気狂いピエロ」は映画の流れとは反対にポルケロール島での撮影が行われ、その後、パリでの撮影が行われたと書いてありました。 この本は、監督のゴダール自身が関わっている本なので( ゴダールがジャン=ポール・ベルモントとダイナマイトの点火ボタンを前に話をしている写真なんかも収録されている)、その信憑性は極めて高いものはず。やはりラストシーンはポルケロール島で間違いないでしょう。 なお、ポルケロール島の比較的みやすい地図を見つけました(下記URL)。近くには沈没船なんかのスポットもあってダイビングに来る観光客も多いみたいです。私もそのうち行ってみようと思います。
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- nobuchu
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超有名な映画だし超簡単にわかると思いきや…ですね。 koweeさんの説もなかなかもっともだと思います。私もあらためて「気狂いピエロ」のラストシーンを見てみたのですが、確かにあれは島のような岬のような。別荘の件もニコラ・ド・スタールの別荘であれば面白いとは言えますけど(でも、あの別荘、8メートル下に国道があるような感じでした?)。 しかし、やはり、ポルケロール島ではないでしょうか。下のページにはフランスの海岸についての案内記事が載っているのですが、これによると、ポルケロール島のノートルダム海岸(トレイユの入り江)で「気狂いピエロ」が撮影されたとあります。「気狂いピエロ」の中では地名としてはツーロンがはっきり出てきますが、イエレス(あるいはイエール)とそのすぐ側のポルケロール島はこのツーロンにも近く、少なくとも南仏に関しては、この辺りでの撮影が大きな部分を占めていたことは確かだと思います。 ただ、最後の自爆シーンが絶対ポルケロール島なのかと言われちゃうとわかりませんね。取り敢えず本当に爆発しているのでそういう許可が取れるとこなんでしょうが。ううん、すっきりはしない。本で調べるしかないのか…。
私が持っているパンフレット(1987年10月9日発行・東宝出版)には、以下のような記述がありました。 “「ニコラ・ド・スタールの自殺」の話がべルモンドのせりふに出てくるが、これは映画のラストを暗示する重要な引用だ。ニコラ・ド・スタールはロシア系フランス人の画家で、1955年・41歳の時に南仏のアンチーブで自殺した。映画のラストでべルモンドがダイナマイト自殺する孤島にあった別荘が、おそらくニコラ・ド・スタールが晩年住んでいた場所かと思われる。” しかし、ニコラ・ド・スタールが晩年住んでいたのはアンチーブという海辺の町らしいです。 それで思ったんですが、あれってひょっとしたら島で撮影したものではないという可能性もありますよね? ああ、なんかどんどん怪しくなってきたなぁ…。(^^;
お礼
ニコラ・ド・スタールの件については、全くノーチェックでした。 私もパンフを持っているのですが、それには出ていなかったような気がします。 もう一度チェックしてみます。 ありがとうございます。
- nobuchu
- ベストアンサー率33% (7/21)
ううん、ポルケロール(Porquerolles)島というところでは? 取り敢えず、インターネット・ムービー・データベース(us.imdb.com)では、「気狂いピエロ」(原題"PIERROT LE FOU")のロケ地としては、パリの他に、イエレス(Hyères)という地名が挙げられています。イエレスは南仏の町(ツーロンからちょっと東)の名前で島ではありませんが、すぐそばに島があってそれがポルケロール島です。次のホームページには、「気狂いピエロ」と「太陽がいっぱい」がこの島で撮影されたと書いてあります(仏語)。 http://www.ledevoir.com/cine/2000a/trin110500.html もう少しダイレクトな証拠が挙げられるといいんですが、取り敢えずということで…。因みに下のページにはポルケロール島の地図とか説明が載っています(こっちは英語)。
回答じゃなくてゴメンナサイ。私も知りたいので・・・ 設定では南仏の孤島と言う事でしたよね!
お礼
大変参考になりました。 多分、ポロケロール島でしょう。 来年あたり、行ってみます。